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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

葬送 - 平野啓一郎 (新潮文庫)

2021-09-19 05:41:33 | 読書メモ
平野啓一郎の「葬送」を読み終えました。第一部、第二部それぞれが上巻、下巻からなる4冊の文庫です。フランス二月革命前後における浪漫派の芸術家二人、ショパンとドラクロワを主人公に、精細な心理描写を中心に当時の様子を描いた作品です。 ショパンが表紙の第一部上巻。ちなみに表紙の絵はすばてドラクロワの絵画からです。聞きなれない外国人名の登場人物は、心理描写を通して徐々にキャラクタが明確になっていきます . . . 本文を読む
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