Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

メナムの残照 (上)(下) - トムヤンティ著 西野順治郎訳 (大同生命国際文化基金)

2023-12-03 10:16:44 | 読書メモ
先日、中公新書の「タイの歴史」を読んで、その中で紹介されていた、タイでもっとも有名な日本人=コボリが登場するという小説を読んでみました。 メナムの残照。メナムは「川」という意味で、かつて日本ではチャオプラヤ川のことをメナム川と呼んでいました。タイトルのメナムはメナム川のことです。原題は、คู่กรรม(クーカム=運命の人) です。 時は第二次世界大戦中、タイに進駐した日本軍の青年将校小堀と . . . 本文を読む
コメント