Brit Floyd が来日する、というので当日券で観にいってきましたよ。
Brit Floyd は Pink Floyd のトリビュートバンド。
Pink Floyd といえば、過去に何度が来日したのですが、私は観にいっていませんでした。
根岸さんは伝説の箱根アフロディーテに行ってるし、針生さんは翼の生えた豚の代々木体育館に行ってるし、、釣りオヤジにとってPink Floydは必須とも言えるライブなのですが、私は日本のトリビュートバンドである原始神母のライブを観たくらい。
26日は初日です、楽しみ。
ちなみにこのライブは写真撮影も録音もOK。
録音してもいいよ、ってライブは初めてですよ、太っ腹というかなんというか、トリビュートバンドらしいというか。
当日券は席を選べるのかと思ったら、選べませんでした、チッタは選べるのに。
まあ、2階の最前列はステージがよく見えるので文句はないですが、自分で選びたかった^^;
コロナウィルス狂騒曲のせいで、客席は7割くらいの埋まりでしょうか。
まったく、マスコミが大げさに騒ぐとすぐに影響されるのが日本人の悪いとこです。
もう発生から一か月以上も経っているので、患者数を見ればだいたいの規模は想像つきます。マスコミの煽りに乗せられやすく、自分の頭で判断しない人が多すぎ。
この日は政府からイベントの自粛要請が出たらしいのですが、もう感染経路が不明な状態になってるのだから、イベントごときを止めても無駄です。通勤の人混みの方が遥かに感染しやすい。現在は、感染するときには感染する、しないときにはしない、という流感と一緒の状態でしょう。手洗いうがい快食快眠で予防することと、発症したら蟄居しか予防手段は無いです。
万一発症しても熱出して寝込めば済むんだから、大げさに騒ぐ必要はまったくナッシング。
なんて嫌なことは忘れて、ライブを楽しみましょう。
オープン前のBGMでは「ユージン斧に気をつけろ」が流れています。ロジャー・ウォーターズの叫びを聞いて、気分が盛り上がってきましたよ^^;
オープニングは The Wall から、In the Fresh?
コンサートがThe WALL 40周年と銘打ってるだけあって、この日はThe Wall からの選曲が多かったです。Another bric in the wall まで続きます。
ステージにはかまぼこ型のスクリーンがあって、その中に天外鏡みたいな丸い部分があり、ここに動画が映されます。お馴染みの目ん玉が飛び出ている先生も登場していますよ。
ライティングがとても派手。システマチックに照明装置が動き、ダイナミックな臨場感が味わえます。
メンバーは9人かな。ギターが2人、ベース、ドラム、キーボード、コーラスが3人、そして一人がパーカッション、サックス、お医者さん(?)のマルチプレイヤーぶり。
そして、緊張感のあるイントロからのtime。
ステージは二部構成でしたが、前半は狂気からのナンバーが多かったです。
いやぁああ、生で聴くtime、最高ですね。
そしてこの次の、虚空のスキャットがまた凄かった、熱唱、観客席からは大拍手、もう感動して涙が出てきましたよ。
お馴染みのプリズムには、レーザー光線で演出が加えられます。
money, brain damage, us and them, すべて良かった!
そして、アニマルズから Sheep をぶちかましたところで休憩。
針生さんからの情報によると、今回のライブはP-U-L-S-Eを再現したものだそう。
後半のハイライトは私的にはやっぱり Shine on you crazy diamond でした。
イントロから走る緊張感、最後にスクリーンにはシド・バレットの顔が写り、涙。
Wish You are here でもスクリーンにはシド時代のフィルムが流れ、また涙。
レーザーを駆使した幻想的な演出もBrit Floydの特徴とのこと。
客席には若い世代の姿もちらほらと見えました。ピンクフロイドの現役の頃を知らなくても楽しめるライブなのかもしれません。
最後はConfortably Numbで、魔物が憑りついたようなギターソロ。
アンコールは Run Like Hell でした。
いやぁ、、良かった。このブログ書いてるときも余韻に浸ってます。いまから出れば2日目の公演にも間に合うから、もう一回いきたいくらい。
リック・ライトが亡くなって、ピンク・フロイドのライブはもう永遠にみられません。時が流れるにつて、ピンク・フロイドの他にも二度と見られないバンドが増えていくでしょう。そういったバンドの曲の感動を再現するため、トリビュートバンドの価値はこれから上がっていくのではないか、と思わせられたブリット・フロイドのライブでした。
セットリストはこちら。
Set 1:
1.In the Flesh?
2.The Thin Ice
3.Another Brick in the Wall Part 1
4.The Happiest Days of Our Lives
5.Another Brick in the Wall Part 2
6.Time
7.The Great Gig in the Sky
8.Money
9.Keep Talking
10.Us and Them
11.Sheep
Set 2:
12.Yet Another Movie
13.Empty Spaces
14.Young Lust
15.One of My Turns
16.Shine On You Crazy Diamond (Parts I-V)
17.On the Turning Away
18.Hey You
19.Wish You Were Here
20.One of These Days
21.Comfortably Numb
Encore:
22.Run Like Hell
メンバーはこちら。
Ryan Saranich - Saxophonist, Multi-Instrumentalist
Matt Riddle - Keyboards
Karl Penney - Drums
Damian Darlington - Musical Director, guitar, vocals
Ian Cattell- Bass Guitar, Vocals, Chapman Stick, Trumpet
Edo Scordo - Guitar, vocals
Eva Avila - Vocals
Ola Bienkowska - Backing vocals
Jacquie Williams - Backing vocals
久しぶり、たぶん高校生のとき以来の中野サンプラザ。
当時はジャーニーやスコーピオンズのライブを観にきましたよ、ライブの帰りに駅前の牛友チェーンに寄って安いカレーで腹を満たして帰ったものです、懐かしいなぁ。
・Brit Floyd Official Web site
https://www.britfloyd.com/
[中野サンプラザ]
東京都中野区中野4-1-1
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