ウエストでうどんを食べて、次にどこ行く?と聞けば、波佐見焼を買いに行きたいとのこと。
今度は長崎県ですか、したら高速通って行きましょうか。
と、着いたのは、やきもの公園のある波佐見町。
有田焼、備前焼、伊万里焼などブランド焼物が多い九州において、波佐見焼は庶民的な器が多く、うちでもけっこう使っているようです。
「くらわんか」というのは「食らわんか」から来ていて、庶民が普段使いの茶碗を指すようです、後から調べた^^;
そこにあるのは、陶芸の館。販売コーナーの他、陶芸体験コーナー、博物館なども併設されています。
波佐見焼がいっぱい。茶碗ばかりでなく、皿やらコップやら箸置きやらいろいろ。
女衆はこういうところが好きで、いつまでも見ています。早く買うもの選べと言っても聞く耳もたず。
2Fに博物館があったので助かりました。
九州で焼物が盛んだったのは、朝鮮人陶工や中国の陶工たちがもたらしたものだそうです。
なるほど、地図をみると大陸文化が伝わりやすかった地域がよくわかります。
波佐見焼の始まりは1580年頃、安土桃山時代ですね。
江戸時代から現代までを5段階に分けて説明しています。
波佐見焼のみならず、陶器、磁器、セラミックと焼物の移り変わりも説明されていて、よい時間潰し、もとい勉強になりました。
一番上の写真のおじさん、休みなく茶碗に絵を描いていてすごい集中力だな、さすが職人、、と思っていたら、ロボットでした^^; 本物の人間と間違えちゃったよ。
そんなこんなで、やっと女衆の買い物が終わり、宅配便での発送手続きも完了、長かった。
次はどちらをご希望ですか?と聞けば、今日の予定はこれでおしまいだそうな。
えぇー、、まだ日が暮れるまで時間あるな。1日めもそうだったけど、スケジュールがスカスカ。
せっかく遠くまできたのだから、もっとあちこち寄る計画にすればいいのに。
[波佐見町 くらわん館(陶芸の館)]
長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
9:00-17:00 年末年始休
http://hasami-kankou.jp/archives/388
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