Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

The Best of Italian Rock Vol.3 Latte e Miele

2016-10-24 06:32:42 | 音楽

先週の金曜日は、楽しみにしていたライブ(^^)

仕事帰りにクラブチッタへ。

Latte e Miele ですよ。

座席はセンターエリア、ステージ全体が見えるし音もいい席。

来場者限定特別CDもゲット。

こちらはフライヤーの一部。
あらかじめセットリストが発表されていて、それによるとマルコポーロがオープニングでしたが、さてどうなるか。
本日のライブはレコーディングされて、Live in Japan でアルバム化されるとのアナウンスの後、
7時の開演時間に緞帳が上がります。

オープニングは、なんと、いきなり受難劇ですよ。オリジナルアレンジで再現。

ステージは2列、後列はドラムのアルフィオ・ヴィタンツァ、右手にオリヴィエロ・ラカーニーナ、左にアルド・デ・スカルツィ。
前列は4人、左からヴィットリオ・デ・スカルツィ、マルチェッロ・デッラカーザ、ロベルト・ティランティ、アンドレーア・マッダネーロという配置です。7人編成。

Introduzioneが終わるとヴィットリオ・デ・スカルツィが退場、スカルツィさんはこの後1部ステージ終了まで出てきませんでした。体調崩したのかと心配したんだけど、杞憂でした。第2部では大活躍。

ティランティさんがベース弾いてます。最初から最後まで彼がベース、てっきりボーカルとコーラスで入ってたかと思ったのでびっくり。
ボーカルはアルフィオさんとティランティさんです。
アルフィオさんの歌声はスタジオ版の頃と変わらない、そしてパフォーマンスがお茶目です。

Il Giorno Degli Azzimi 以降は、分厚い音の受難劇が演奏されます。コーラスはテープだったのと、I Testimoniでティランティさんが入るとこ間違えたのはご愛嬌^^;

受難劇が終わると、マッダネーロさん退場で5人に。
そしてパピヨン、今度はデッラカーザさんの哀愁あふれるボーカル。
このバンド、全員が歌います、コーラスします。

アルド・デ・スカルツィ(以後スカルツィ弟)がお茶目で、ステージ上を動きながらメンバー紹介したり、力こぶ作ったり^^

そしてマルコポーロ、さらに鷲と栗鼠からPavanaと、第一部はラッテ・エ・ミエーレのナンバー総さらい、これは意外なセットリストでした。
第一部が終わり20分の休憩、ここでもう満足なんですが、さらに二部がありますよ。

二部のオープニング、なんだろう?とわくわくしていたら、もってきたのは禿山の一夜!
ヴィットリオ・デ・スカルツィ(以降スカルツィ兄)はまずはキーボードで登場、プログレアレンジで緊張感あふれる禿山の一夜でした。
次いでは、父オブライエン、スカルツィ兄の力強い歌声、フルート、期待を上回るパフォーマンス。女性コーラスのところはフルートで、ティランティさんもコーラスに入ってきましたが、マイク入ってないし^^;

第2部の3曲めはホ・ビスト・ポイ!スカルツィ兄の情緒あふれるボーカルが終わると、デッラカーザさんとマッダネーロさんがウィッシュボーンアッシュばりのツインリードギターを疲労、素敵すぎる。

その後は、ビッキオ・ダル・ボッツォの曲や、ロベルト・ティランティのソロアルバムからの曲とか、いろいろ。
ここらへんはあまり聴いてないのでよくわかりませんでしたが、フルートとギターのインタープレイあり、ジミヘンばりの背中弾きあり、ティランティさんのポップな歌声もあり、ぜんぜん退屈しないステージでしたよ。
スカルツィ兄弟はキーボードの他、フルート、ソプラノサックス?、アコースティックギターなど、多彩な楽器を演奏。
後半は前半とはまったく違ったステージで楽しめました。

そして、アンコール。
ニュートロールズのコンチェルトグロッソですよ!スカルツィ兄の優しくも力強い歌声、素晴らしい。
おいくつなんですか?1966年生まれ、60歳ですか、いやー、まだまだ若い!^^

これで終わりかと思ったのですが、ここからが長い!

二回目のアンコールでは、スカルツィ兄が、もう曲がないよみたいなことを言ったようで、客席から、パピヨン!の声がかかると、OKとパピヨン2回目の演奏、なんか得した気分^^;

あー、いいライブだったと、思ったのも束の間、スカルツィ兄が「家帰んなくてもいいの?」と言って、さらにアンコールは続きます。
知らない曲だったけど、なんだろう、3曲くらいやったんじゃないだろか?
最後の方はハードロックがプログレか、もうわけわかんなくなって大拍手の中終了。
22時回ってましたよ^^;

最高のライブでしたよ。
ライブ盤がリリースされたら絶対に買います。全曲収録してくれい!(^^)

メンバーはこちら

Alfio Vitanza / Latte e Miele (Ds, Vo)
Oliviero Lacagnina / Latte e Miele (KB, Vo)
Marcero Giancarlo Dellacasa / Latte e Miele (G, Vo)
Vittorio de Scalzi / New Trolls (KB, G, Flute, Vo)
Aldo de Scalzi / Picchio dal Pozzo (KB, Sax, G, Vo)
Roberto Tiranti / Labyrinth (B, Vo)
Andrea Maddalone / New Trolls (G, Vo)

[Club Titta Kawasaki]
神奈川県川崎市川崎区小川町5-7
http://clubcitta.co.jp/

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