初釣りは鴨居から餌木イカへ

初釣りは鴨居港きよし丸へ。
2日に行くつもりで前日にHPを見ると中止のお知らせが。
西風予報で、鴨居沖は大丈夫かなと思ってたけど、コンディション悪いので見送ったようです。
さてどうしよう、、他の宿で初釣りも考えたのだけど、まあ焦ることもないので3日に順延。
2013年と同じく開始一日遅れの初釣りとなりました。
前日は飲み会で二日酔いというのも去年と一緒^^;

道具を準備していたら、アオリ用リールのクラッチの戻りが悪い。
アンバサダでこの症状を経験した人は多いと思いますが、構造上長く使っていると油分がゴミを付着してクラッチが戻りにくくなるんですね。

そんなわけで、正月からオーバーホール(2日出船中止で暇だったので^^;)
部品をばらして、CRC556をかけて汚れを取り除きます。
40年前は高性能リールの代名詞であったアンバサダ。現在では国産リールに性能面で適いませんが、メンテナンスのイージーさにおいては職人の技がいまだに光ってます。ほんとうに凄いリールです。

クラッチだけでなく、フリー回転も巻上げも絶好調になったアンバサダ4600C(^^)。

きよし丸には、初出らしくお客さんが多かったです。常連さんらの顔も多いですよ。
まだ暗いうちから船に灯りがついて、みなさん支度仲。
片舷7人で出船。私は遅く行ったので、空いてた左舷胴へ、この席は寒いんです。

風は弱いナライ、穏やかな朝です。
取舵に3回まわって、海にお神酒を捧げるいつもの初出船の行事です。

ポイントは港前から、指示棚は海面から35mです。
まずはスミイカがぽつぽつ。
しゃくりを変えようか迷う状況だったけど、ここはアオリヘのアピールで長竿をビュンビュンとしゃくり続けることに。
そして、ズドーン！と乗りました。途中の引き込みはアオリイカ間違いなし。

800gの中型サイズながら嬉しい初物。
タコみたいにバケツに吸い付いています。
初釣りなので数はいりません、ひとつ釣れればOK、これにて満足(^^)

その後も鴨居沖の駆け上がりを流すと、またズドン、これは引きが違います。

良型のスミイカ。
500gはあります、餌木で釣れる根回りのスミイカはでかい。
これをテンヤで釣ったら痺れちゃいますね。

好調にアオリ、スミイカが釣れ上がり、ほとんどの人がどちらかのイカを釣り上げました。
乗りはめちゃくちゃ良いわけじゃないけど、こういう釣れ具合がいいですね。
その後、潮がなくなると乗りはパッタリ。

とにかく寒い日でした。
船長にお湯を沸かしてもらってカップうどん。
寒空の下で食べるこいつがやたらに旨い、体が温まります。

正月は普段より1時間ほど早く沖上がりです。
午後になるとぽかぽか暖かくなって、初釣りには最適の日となりました。
船中釣果はアオリ0-3杯、スミイカ0-4杯で、ボウズはナッシングのハッピーディ。

きよし丸は海水ポンプをまわしっぱなしなので、アオリイカは沖上がりまで活かしておきます。眉間に刃を入れて締めてやれば、アオリイカは墨を吐きません。
(スミイカは別バケツでスカリに入れて洗って持って帰ります)

新年、良い初釣りができました。
最近は年に数回しか行ってないけど^^;、今年もよろしくお願い致します。

お年賀もゲットン(^^)

[鴨居　きよし丸]
http://blog.kiyoshimaru.com/
http://www11.ocn.ne.jp/~kiyoshi/
集合場所、乗船場所はこちら↓