
またもやばあさんと2人で映画鑑賞。
やってきたのは、神奈川近代文学館。
神奈川近代文学館では10月12日から12月8日まで安部公房展を開催中ですが、その記念上映に「砂の女」を上映します。
映画上映は11月22,23日の2日間なんですが、いずれもsold out、人気です。
「砂の女」は新潮文庫で読みました。若い頃と中年の頃とで3度くらい読んだかな。
キャストはこちら。
砂の女役は、ムーミン・トロールの声でお馴染みの岸田今日子。
この岸田今日子が名演でした。砂の女のとぼけたところと怖いところの二面性を見事に演じていました。
砂に埋もれて眠るシーンはやたらにエロティック。
岡田英次との濡れ場も妖艶で、ムーミンパパもびっくり、うんぱっぱ。
原作の雰囲気が忠実に再現された映画でした。これ、安部公房が脚本書いてるんですね、そりゃ原作の雰囲気でるよね。
現代作家の作品を映画化するときも、原作者が脚本書いた方がいいんでないかな。こないだ観た「本心」などは、原作の雰囲気があまり出てなかったように思えるし。
行って良かった。安部公房作品は他にも「他人の顔」や「燃え尽きた地図」が映画化されているので、観てみたいです。どこかで上映してくれんかな。
[神奈川近代文学館]
横浜市中区山手町110
9:30-17:00 月曜休
https://www.kanabun.or.jp/
p.s. 超食べ過ぎた。
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