居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

GO TO するなら...

2020年11月23日 | 

時代物の小説が好きだ

 

それも江戸時代の

庶民の生活

 

煮売りやが出てきたり

一膳めし屋が出てきたり

和菓子屋だったり

旅籠だったり...

 

もちろんお武家さんが

出てきて

胸が苦しくなるほどの

矜持の為、己を滅するのも好きだが

 

料理が出てくる本を読んだ後

その香りや味を想像して

出汁を取りたくなる。

 

コンニャクと椎茸を煮てみたり

金平を作ってみる

当然、その日の食卓は和食になる。

 

あ~当時の一膳めし屋の

朝ご飯を食べてみたいなぁ...

 

この三連休

流行りのGO TOなんちゃらで

どこもかしこも人だらけらしい。

行くなら本屋か図書館で

江戸時代へタイムスリップし

現実逃避かな

 

とりあえず今日のお供は

この二冊

おかあさん、ボクの一膳めしもお忘れなく!

 

はいはい、お坊ちゃん

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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日曜のラジオ

2020年09月06日 | 
日曜日のお楽しみの一つが
 
毎週、一つの作品を
作家の小川洋子さんが解説。
その本にまつわる音楽も流れる
そんな番組
 
どうしても
自分の好みで本を選びがちだが
ここで紹介される本は
とっても新鮮。
 
時代も背景も飛び越えて
自分では手にしないような
作品の解説を聞いていると
俄然興味が湧いてくるものもある。
 
今日の放送はまさにそれ。
タイトルは知っていたけれど
読んだことが無い
掻いつまんだエピソードを聞くだけで
胸の奥が痛くなる。
 
さっそく
図書館の予約ボタンをポチ!
が、予約冊数が限界で
ちょっとだけ待たねば
 
 
コーヒーのお供に
先日の塩小豆を傍らに聞く
至福のひとときである。
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございます
 
 
 
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ネガティブ・ケイパビリティ

2020年06月29日 | 

私の好きな作家の一人

帚木蓬生著

「ネガティブ・ケイパビリティ」を読了

 

サブタイトルに

答えの出ない事態に耐える力

とある。

 

正に今の状況ではないのか?

人は答えを求めたがる

しかもいかに早く

その答えを見つけ出すかを競う。

 

でも、世の中には自分の力では

答えが出せない事が山ほどある事を

実体験でも身に染みている。

10年近くその事態に耐えてきた時期も。

 

その問題を投げ出さずにいるのも

評価されて良い事なのだと

この本を読んで救われた気がする。

 

印象的なワードが

「日薬と目薬」

 

いつもは読後感は

「でこすけの本棚」に収めるのだが

この本はちょっと大きな声で

読んで良かった~と言いたい一冊。

 

どうして帚木蓬生の作品が好きなのか

自分でも納得

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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図書館再開

2020年06月02日 | 

本日より

地元図書館が再開した。

私にとっては「再会」かな

 

緊急事態宣言が発令された日から

完全閉館となりおよそ二ヶ月

ついにその扉をくぐる。

 

受け取るのは予約の本なので

ものの3分もかからず退室。

帰りがけ

貸出カウンターのお姉さんに

「この日を待ちわびていました」と

言わずにいられなかった。

お姉さんもニッコリ微笑んで

「ありがとうございます」

 

本日借りた本は

〇検事の本懐   柚月裕子

〇銃・病原菌・鉄  ジャレド・ダイアモンド

 

予定では今後 続々と

予約本が回送されるはず。

 

読書は自分を取り戻す時間

 

コロナ禍 あふれる情報の取捨選択や

骨折で自宅療養時における

憂いや惑いや出来ない事への苛立ち、焦り。

 

本の世界に身を投じると

現の音は遠ざかり

中のヒトとなる。

 

昔から亡き母に

本を読みだすと何も聞こえなくなる

と言われた。

 

 

そんな世界が日常に戻って来たのだ。

さて、どっぷりとはまってしまおう!

 

あ!

3時のおやつタイムは

ファミマのスフレ・プリン

 

これで本日の午後は完璧

 

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

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流人道中記

2020年05月28日 | 

コロナ禍の緊急事態宣言が出てから

(現在は解除になっておりますが)

出勤日が格段に減り

街の様子もすっかり静まりかえって

公共の施設が次々閉鎖になった。

 

もともとインドア派であったので

普段の暮らしにそれほど不自由は感じなかったが

図書館の閉館ばかりはきつかった

 

そこでトラの子の図書カードで

浅田次郎の「流人道中記(上下巻)」

を購入したのだった。

 

 

年代物のウイスキーを味わうように

チビチビと読み進め

とうとう最後まで辿り着いてしまった。

 

 

数え19の新米与力見習い

石川乙次郎

仰せつかった大役が流人の押送

しかもその相手は

天下のお旗本青山玄蕃

 

この者 切腹を仰せつかったにも関わらず

痛いからイヤだと拒否した

前代未聞の輩だったのだ。

 

生真面目一本の乙次郎と

見映え良く世慣れた様子の玄蕃

 

乙次郎の成長期とも読めるし

本物の玄蕃へ迫って行く楽しみも。

宿ごとに乙次郎が残して来た幼妻へ

したためる筆に本音が漏れる。

 

 

旅の終盤に近付くにつれ

この二人旅がいついつまでも続いて欲しいと

願ってしまう。

乙さん、玄蕃さま...

結末を知りたくも

ページを繰る手が重くなり

字面まで滲んでしまう始末。

 

 

浅田次郎センセは

また、何と言う小説を突きつけてくれたのか。

 

 

今しばらく物語が終わってしまった喪失感は

二人の行く末に思いを馳せ

紛らわすしか手段はなさそうである。

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

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小さな避難所にて

2020年04月23日 | 

goo blog のお題が

#読書

久々にお題に乗っかった記事を

 

好きな本は数々あれど

何度も繰り返して読みたいのは

浅田次郎

「天切り松 闇がたり」シリーズ

頭の中でキャストを想像しいつまでも楽しめる。

 

忘れちゃいけないのは

私を時代物の世界に引きずり込んだ

宮部みゆき

「ぼんくら」シリーズ

 

そして毎度胸が灼けそうな痛みが残る

あさのあつこ 

「弥勒の月」シリーズ

 

 

それぞれの作品に

これだけは譲れない

矜持があるのだ。

 

 

 

今、それぞれの家庭が小さな避難所。

この時に起こっている事は

間違いなく

将来 歴史の教科書に残る未曾有の事態

そんな只中に我々は生きている。

 

孫子の代にも

堂々と語り継げる生き方を

心掛けたいものだ。

 

#StayHome

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

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60歳に向けて

2019年10月27日 | 

昨年 姫1の誕生日プレゼントのお返しに貰った

図書カードをまだ使えずにいた。

 

記念のカードで何を買おうか...

ずっと迷っていたのだが

ふと目に入った新聞広告で

これだ!と入手。

 

「58歳から日々を大切に小さく暮らす」

ブロガー「ショコラ」さんの記事

本になっているようだ。

この本でブログの存在を初めて知ったのだが

素敵に年を重ねているショコラさんの

日常のモノ使いや生き方のヒントが

分かりやすく伝えられている。

 

来月は私も58歳。

最近モノの選び方が

以前とは違って来ていると自覚している。

そんな折も折

この本に出会ったのである。

 

同じようには行かないが

共感するところがとても多い。

そして何より少し先の楽しみを見つけたのである。

 

何となくこのまましぼむように

フェイドアウトしていくのかな

と漠然と思っていたのだが

読み進めるうちに

「一人暮らしをしたらこうしたい!」

そんな展望が見えてきた。

 

実際には愛犬もいるし

姫1も同居しているし

何より孫を連れて帰ってくる姫2家族もいるし

そう簡単に事は運ばない。

こうなりたいが見えてくると

もう少し毎日を溌剌とすごせそうな気がする。

 

まずは60の還暦までに

せめて自分の身の回りだけでもスッキリさせよう。

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

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図書館にて

2019年10月06日 | 

今月は地元図書館が館内整理でお休み。

その間 予約が用意出来た資料は

近隣の図書館で借りる事になる。

 

自転車をひとっ走りさせて

隣街の図書館へ借りに行って来た

 

「ご迷惑おかけします」とカウンターのお姉さん。

館内整理は大変なお仕事ですよね

「そうなんです、ありがとうございます。

もう、問い合わせが多くて

お気持ちお察しいたします。

 

ふと、来週 出久根達郎先生の

講演会へ行く事を思い出し

何冊か借りて行くことにした。

なれない図書館で勝手が分からず

検索機の場所を聞こうと尋ねると

「私がお探しします」と。

 

「ここに並んでいる他に

閉架の資料もあるので探せますよ」

ではお言葉に甘えて

「御書物同心日記」もお願いします。

なんやかんやで四冊借りた。

とても感じの良い対応

次回の訪問も楽しみになる。

 

どこかでコーヒーをとも思ったが

小雨もパラつき始めたので

ダッシュで帰宅

 

家へ着くともう昼時。

生協で届いた

全粒粉ホットケーキミックスに

小松菜とベーコンのみじん切りを入れて

きつね色に焼く。

お供には夕べの残り物の塩豚ポトフ

 

 

さて、コーヒーを落として

「漱石センセと私」に

取り掛かるか

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

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看取り犬・文福の奇跡

2019年09月17日 | 

図書館のヘビーユーザーである。

ここへ来て

「予約の資料がご用意できました」メールが

怒涛のように届き

2週間で6冊読む事に

 

そんな中

いつまでも心に留めて置きたい一冊に出会った。

「看取り犬・文福の奇跡」

 

単なるお涙頂戴ではない

実在する特養ホームのお話である。

 

年老いた飼い主と飼い犬が

それぞれの残された時間を

互いに寄り添い全うする。

 

その為に施設スタッフの皆さんが

利用者一人一人の希望を叶えるため

奔走する姿勢に頭が下がる。

 

 

出来る事なら

自分もこんな施設でお世話になりたい。

 

ペットはともすれば

肉親よりも心が通うパートナーだと

感じる人も少なくないと思う。

 

セラピードックの効果も

広く知られている。

 

これからの高齢化社会

この様な施設が増えてくれる事を

切に願う

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

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僕の明日を照らして

2019年08月28日 | 
ブログフォローさせて頂いている
「僕の明日を照らして」

以前にも紹介されていた
同じ作者の本
「君が夏を走らせる」を読ませて頂いた。
 


自分が選ぶとどうしても
馴染みの作家や時代物になってしまうので
赤坂先生の紹介本は刺激になる。
 
 
虐待モノというジャンルが
あるか否かは知らないが
ページを捲って
最初からその場面は出てくる。
 
 
が、今まで知っている児童虐待の話とは
趣が異なっていることに
すぐに気づく。
 
虐待を受ける側だけではなく
してしまう側への深い眼差しも感じるのだ。
 
 
もちろん、どんな理由があっても
虐待は以ての外。
 
でも、それを加える側の人間も
悩んでいるとしたら?
 
中学生の男の子が
自分なりの知恵と知識で
考え 行動を起こすのだ。
 
 
 
 
子どもと対峙する仕事の
姫1にも薦めてみた。
 
 
 
そして、瀬尾まいこの作品を
もっともっと読んでみたい。
 
 
 
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございます
 
 
 
 
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