とっても男前な課長代理が転勤してしまった。
勤め人なら誰にも訪れる事だが
彼女の
彼女の
我々下々のスタッフをも
尊重して守ってくれる姿勢に
幾度となく救われた。
尊重して守ってくれる姿勢に
幾度となく救われた。
忘れもしない、親睦会と言う名の
言われなき吊し上げを食らい
顔を上げられないくらい打ちのめされた日。
その席には上司も居て
悪ふざけに話を盛り上げたのだ。
翌日
もう、ここではやっていけないと
覚悟を決め出勤した。
もう、ここではやっていけないと
覚悟を決め出勤した。
折しもその日は代理面談
自分らの仕事をそう思われていたのなら
この仕事を続ける自信がない
と打ち明けた。
すると見る見る彼女の顔が真っ赤になり
「誰がなんと言おうと
私はdekochinさんの仕事振りを知っている。
フザケルナ!」
すると見る見る彼女の顔が真っ赤になり
「誰がなんと言おうと
私はdekochinさんの仕事振りを知っている。
フザケルナ!」
と私以上に憤慨し
その足で事の経緯をつまびらかにしに行ったのだ。
(私と同じグループの別人に向けた発言と判明するのだが)
すると
ここに一人でも分かってくれる人がいるなら
この人の信頼に応える為にもう少し頑張る...
そんな気持ちが沸いてきたのだ。
部下を守るためなら
相手が上司であろうと
全力で戦ってくれた女性だった。
最終日
私は朝から彼女の顔を見ることが出来ずにいた。
夕礼も湿っぽいのはイヤと
明るくジョークを交えた挨拶をされた。
帰り際、最後のご挨拶をしに行くと
どちらからともなく差し出した手を握りあったまま
二人で泣いた
いつの日かもっともっと偉くなって
私を呼んで下さい
ただし定年までにお願いしますよ
涙でくしゃくしゃの顔で
思いっきり笑った。
業務日誌の最後のメッセージには
「dekochinさんに人生を学びました
ありがとうございます」と
勿体な過ぎる言葉が。
さよなら ちーボス
また お会いする日まで...
本日もご訪問ありがとうございました。