先月末からの2週間は怒濤の日々だった。
同僚の送別会が2回。
その合間にチケットを取ってあった寄席に行き
お雛様にも下界へ顔を出して頂き
ミニクラス会にも参加。
そして、昨日は両家顔合わせ。
予てよりお付き合いしていた姫2とエイ君が
いよいよ入籍の運びとなり
両家で顔合わせする事となったのだ。
若い二人がお店選びから当日の段取りも仕切ると言うので
私と姫1は 初めてお会いする先方のご両親との対面を楽しみに
多少のお洒落をし、お店へ向かった。
予定の時間より少し早かったが途中で姫2とも合流しお店に着くと
そこには既に夫が待機していた。
姫1と夫の対面は実に7年振り。
姫2と夫はエイ君とのお付き合いが始まったのを機に
昨年一度会っているし、何度かメールのやり取りもしている。
スムーズに今日の打ち合わせをする姫2と夫。
姫1が小さな声で「親父さん、老けたね」
程なくエイくんがご両親と到着。
学者肌のお父様の傍らに優しそうなお母様。
双方、手土産を交換し和やかムードでお食事開始。
互いの家族を紹介し
エイくんのお父様が乾杯のご挨拶。
エイくんと姫2が婚約指輪とお返しに贈った腕時計を披露し
入籍に向けての決意を述べる。
「以上、ネット調べによる両家顔合わせに向けての段取りでした」
と笑わせながら...
エイくんのお父様は実に博識で、アカデミックなお話の中に
ときどきジョークが入るのだけど
どれがジョークか凡人の我々には通じず間が空いてしまうと
すかさずエイくんの突っ込みが入り一同爆笑。
夫も何事もなかったかのように
エイくんご一家、姫2と歓談。
会も終盤になると婚姻届の保証人の欄にサインを求められ
エイくん側はお父様が
こちらは姫2の希望で私がサインをする事になった。
会もお開きとなり 互いに子供をよろしくと挨拶を交わし
エイくんは遠方から新幹線でやって来て下さった
ご両親を東京駅までお見送り。
さて、とりあえず今朝お祝いに炊いたお赤飯を
(北海道バージョンの甘いお赤飯)
姫2と夫に手渡すと
私は一刻も早くこの場から退散したい衝動に駆られる。
どこかでお茶でも飲んで休みたいと
夫に背を向け娘達と話していると
じゃあ これで と夫は駅へ向かって行く。
温かいコーヒーを飲みながら
どうして姫1と ちゃんと話をさせてやれなかったのかと
自己嫌悪に陥る
そんな私を慮って姫1は
「その時が来たら ちゃんと私は自分で話すから大丈夫。
母さん、今日はお疲れ様」と...
この日が来るまで姫1は大丈夫かと心配していたが
大丈夫じゃないのは私だった。
姫1ちゃん、不甲斐ないママでごめんね...
来年のお式にはもっとシャンとしてるから、きっと!
そして姫2ちゃん、エイくんのご両親にお会いしてママは安心しました。
エイくんを大切に ご両親にも可愛がって貰えるように頑張れ
本日はご訪問ありがとうごさいました