私の好きな作家の一人
帚木蓬生著
「ネガティブ・ケイパビリティ」を読了
サブタイトルに
答えの出ない事態に耐える力
とある。
正に今の状況ではないのか?
人は答えを求めたがる
しかもいかに早く
その答えを見つけ出すかを競う。
でも、世の中には自分の力では
答えが出せない事が山ほどある事を
実体験でも身に染みている。
10年近くその事態に耐えてきた時期も。
その問題を投げ出さずにいるのも
評価されて良い事なのだと
この本を読んで救われた気がする。
印象的なワードが
「日薬と目薬」
いつもは読後感は
「でこすけの本棚」に収めるのだが
この本はちょっと大きな声で
読んで良かった~と言いたい一冊。
どうして帚木蓬生の作品が好きなのか
自分でも納得
本日もご訪問ありがとうございました