居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

間違ってる

2017年04月19日 | 裏dekochin

まだ未婚の娘を

自分の戸籍から追い出したのはこの為?

 

順番が間違っている。

 

10年前 我が家から煙のように消えたのは何故か

なんの説明もないまま

自分には新しい伴侶ができたとのメールを娘へ送るとは。

 

当時まだ思春期の最中だった子たちは

じっと やるせない思いも怒りも奥底に沈め

明るく振る舞うことで日常を保っていた。


そんな娘たちにもろ手を挙げて

祝福して貰えるとでも?

 

何事も無かったように

結婚式に父親役をさせて貰えたのは当然だとでも?

 

どんなに娘たちを傷つけたか

次のステップに進む前に

なぜ 一言 謝らない?

その一言をずっとずっと待っているのに。。。

 

 

事後承諾では抗いようもないではないか。

 

そんな事も分からないとは...

 

そうか、分からないから出て行ったのか...

 

 

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長い長い出せない手紙 まだプロローグ

2014年04月15日 | 裏dekochin

3日

私の業務は4時で終わる。

後、3時間半 どうやって過ごそうか...

今日 会う事はまだ姫達に話していない。

 

幸か不幸か 残業になり5時まで時間は埋まった。

待ち合わせ駅のカフェで取り敢えず心を落ち着けよう。

グリーンズムージーを飲みながら

チャート式のように心を整理する。

 

戻ってくるのか来ないのか

今後の生活費

扶養控除で働いている私の仕事

籍の問題

子供たちの事

空白の7年の事

住む所

 

聞きたいことは山ほどある。

 

結局、私はどうしたいのか。

夫との生活を再び取り戻したいのか否か

それ以前に名ばかりの夫は必要なのか

 

ぐちゃぐちゃの頭は整理が着く筈もなく

凝り固まった頭を解しておこうと残りの時間をマッサージに費やす。

 

 

とうとう、約束の時間が来てしまった。

待ち合わせ場所に行くとメールが届く

「15分遅れるから先にお店に行ってるように」

 

駅の雑踏で本人が現われてもどうリアクションして良いのか

分からなかったから正直ホッとする。

 

折しも春の嵐のような大雨。

予約のお店で一人待つ。

 

思えば5年前にも再会が出来そうで出来なかった事があった。

来るのか?

本当に来るのか?

そして何を言われるんだろう

何を突き付けられるんだろう

自分はどうしたい?

一人個室で待つ心細さに心臓が口から飛び出そうだ。

ここを出る時

私はどんな顔をしているのだろうか...

 

刻々と時は過ぎ30分を優に超えた頃

夫は現われた。

 

「お久し振りです」と思わず口をついて出る。

「忙しいの?」

 

「30分も遅れるんだ、当たり前だ!」

あぁ、この人はこう言う人だった。

 

しばらく忘れていたが

こう言う人だった....

 

 

 

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長い長い出せない手紙 プロローグ

2014年04月13日 | 裏dekochin

エイプリルフールに見慣れない一通のメールが届いていた。

よく見ると宛名は7年前に家を出た夫からのもの。

タイトルは

「今後について」

妙な緊張感が身体を走りメールを開けると

「一度話がしたい」との旨

「都合の良い日時を知らせる様に」と。

 

がたがた わなわな と身体が震えだす。

悪い予感は外れた事がない。

 

いずれはこう言う時が来ると 知っていた。

こんな気持ちを抱えたまま何日も日を送るなんて

堪えられそうもない。

日曜日には姫1のピアノの発表会があるから

その日以外で...

 

 

そうだ、3日にしよう。

次の日はオフだからダメージを受けても大丈夫。

 

「3日は如何でしょうか」

 

翌朝

「7時半には行けると思います」との着信有り。

 

 7年振りの再会は3日に決まった。

 

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ゆるす

2012年02月04日 | 裏dekochin

今朝の朝日新聞 be 日野原重明先生のコラムに息が止まった。

タイトルは「ゆるす と いうこと」

 

突然届いたショートメールの宛名にわずかの期待をしてしまった。

が、開封と同時にETと同じ所が痛くてたまらなくなった。

仕事中も頭の中を占拠され それを振り切るように動き回った。

 

帰宅後、家中のカギと言うカギを締め回り

片隅にうずくまる。

もう少しで立ち直るから たっぷり落ち込ませてくれと

誰に言うでもなく目を瞑る。

姫達の帰宅までの2時間どくどくと心が血を流すように

毒を追い出すように

ダラダラと涙を流した。

みっともない涙を流し切った後 ふらつく頭を抱えつつ

台所へたつ。

 

姫達が帰宅し家の中は一気に温度が上がる。

今日の出来事を聞きながら呆気なく笑うのだ。

 

そこへこのコラム

***************************************************

 愛することの裏には、つらいことや血の出るような苦しみも存在します。

 本当の無償の愛というマントの裏地には、つらさで血のにじんだ布が

 張られているのです。

 人をゆるすことは時として、血の出るような苦しみを伴います。(抜粋)

***************************************************

まるで見透かされているではないか。

 

それでもこの人を許せというのか。

私の心は一度ならず死んだ。

そしてもう一度目を覚ました。

鉛の玉を飲み込んだまま。

 

 

.....追記.....

時々ブラックなdekochinが顔を出します。

何分、器が小さいのでここで吐露することでスッキリいたします。

お目汚しの点、御勘弁くださいませ m(__)m

 

 

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