居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

初春歌舞伎 南総里見八犬伝

2015年01月21日 | 舞台

お正月らしく一月は国立劇場で初春歌舞伎を観てきた。

 

演目は≪南総里見八犬伝≫

昔々NHKの人形劇で観た微かな記憶しか残っていないが

通し狂言なのできっと分かりやすいはず...

 

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 の文字が浮かぶ

水晶の珠を各々持つ八人の勇士。

身体には牡丹の痣があり名前には「犬」の字がある彼ら八犬士は

里見のお家再興の為

不思議な力で導かれ一同に会し力を尽くす。


この度、尾上菊五郎により手を加えられた内容になり

火遁の術が華々しく何とも初春公演にふさわしい。

また、役者勢揃いでの手拭い撒きもお正月らしさに華を添える。

閉演後、劇場内の甘味処で一服。

国立劇場は歌舞伎座のような派手さはないが

すっきりした設えで良かった。

 

 劇場ロビーには歌舞伎の演目を題材にした押し絵羽子板も。

 

おまけに今回のお席は花道のすぐ横!

こいつは春から縁起が良いわい


ご訪問ありがとうございました


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ドラクエⅤ コンサート♪

2015年01月16日 | 舞台

ゲームが好きである。

それも反射神経や瞬発力よりも

根気、忍耐重視のロールプレイングゲーム(RPG)が大好きである。

ファイナルファンタジーやマザー、クロノトリガーなど秀作は数あれど

断トツに抜きん出て好きなのは

RPGの名を世間に知らしめたと言っても過言ではない

「ドラゴンクエスト」シリーズ!


1から9までスーファミ、プレステ、DSと

ゲーム機器の型を変えながらも制覇してきた。

そんな「ドラクエ」の音楽はこれまた秀逸。

天才すぎやまこういちの交響曲のコンサートがあることは知っていた。

同じくドラクエ好きのお友達がなんと!

ドラクエVコンサートに誘ってくれたのだ


ワクワク逸る気持ちを抑えながら会場へ足を踏み入れると

スーファミ時代からのプレイヤーと思われる同世代の方々から

DS世代の若者まで幅広い年齢層が集う。

中には「良く分からないけど交響曲だよね?」のご年配層も。


オープニングテーマがフルオーケストラの演奏で会場を包み込むと

映像がまざまざと蘇り

全身の血が逆流していくような高鳴りを覚える。


演奏は東京フィル交響楽団。

指揮者を始め演奏家の皆さんも

このコンサートの為にゲームをたしなんでいる様子。

中でも第二バイオリンの方はそうとうの強者とお見受けした。

曲の合間のトークでは

会場全体がドラクエあるあるで大盛り上がり

休憩前には宿屋で一泊のメロディーが

あっと言うまに楽しい時間は飛んでいってしまう…


帰宅すると

どうしてもあの余韻に浸りたくなり

プレステ2を引っ張り出してもう一度冒険の書を作ってみた。

今回の主人公の名は「ムーたん」です!

 

10年前の冒険の書にはビアンカとフローラの両方と結婚したので

2回クリアの2つ☆が着いていた

(すみません、分かる方には分かって頂けるかと...

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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初 「夜会」

2014年12月07日 | 舞台

チケットを手に入れるのも至難の業と聞いていた

中島みゆきの「夜会」

この度 縁あって初参戦して来た。

1989年に始まり、本人が構成・演出・作詞・作曲・主演を務める

世界でも類の少ないコンサート。今回はそのVOL18


気温がぐっと下がった冬の夜

会場までの通りはまばゆくクリスマスムード満載。

今回のテーマは「捨てる」

橋の下で 捨てる、捨てられるストーリーが展開する。

占い師と飲み屋の代理ママと警官

そして村の女と男と猫

中島中と石田匠との三人芝居


46曲もの歌曲に乗せてドラマが流れてゆく。

初めて観た者にとっては

まるで力強いマンマ・ミーアの様に、

シェルブールの雨傘のように

歌詞中にセリフの意図するところが含まれていて

情景に嵌められていると理解する。


腹の底から響く歌声に会場の空気も震える。

時にお茶目で愛らしいしぐさにクスッと笑いも誘う。


中島みゆきの音楽の中にいると

この身に起こる大抵の事は大した事ではないと

すっぱり潔く大局的な覚悟を促される気がするのだ。


「夜会」の「夜会」たる所以をほんの少し垣間見る事が出来たかな。

観客の年齢層は少し高め

壮年の男性が一人で来ている率も高い様に感じる。

ま、自分も平均年齢の上昇に貢献してますけど

少し遡ってもっと みゆきの曲を聴きこもうっと!

 

ご訪問ありがとうございました

 

 


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十二月大歌舞伎を観るの巻

2013年12月02日 | 舞台

歌舞伎座がリニューアルされてから初めての観劇である。

この度の歌舞伎座タワーは

歌舞伎を見ずとも地下のフロアや五階の庭園などが楽しめると

聞いていたので

観劇時間の相当前から友達と馳せ参じた。

東銀座駅直結の木挽町広場はまるで縁日の様。

歌舞伎に関するグッズはもちろん

甘味茶屋や甘党、辛党よりどりみどりのお土産が

揃っている。

まるで観光のごとくお土産を買いあさってしまった

歌舞伎座ギャラリーも観劇券で100円引き。

舞台背景や衣装展示が分かりやすく解説されている。

 

さて、この度の出し物はご存知「仮名手本忠臣蔵」

通し狂言なので忠臣蔵尽くしを堪能。

配役は染五郎に幸四郎、七之助、獅童、海老蔵、玉三郎と

豪華な面々。

幕間のお弁当はこれまたもちろん幕の内。

何もかも贅沢な初日の宵に酔いしれるのであった。

 

中々の人気演目でチケットを取るのが

至難の技だったなか

手配してくれたYちゃんに感謝!ありがとう

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

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熱騰 ライヴ♪

2013年09月22日 | 舞台

朝夕すっかり秋めいて過ごしやすくなってきたが

まだまだ猛暑日並みに暑い場所があった。

二年前にサックスの発表会ライヴに出た友人のMが

今度はプロとしてのステージに立ったのだ。

 

同級生のS子と一緒にライブ会場を探して夕闇の街を彷徨う。

ここか?

外観はほったて小屋風。

が、一歩中へ入ると素敵なバーカウンターと

70名は座れる客席。

目の前にバーンとステージと機器が飛び込んでくる。

 

今回のコンセプトは「ピンクレディ トリビュート」

三部構成のファーストセッションにMは登場。

懐かしいピンクレディの楽曲をアダルトな雰囲気にアレンジ♪

ピンクレディがアメリカ進出した際の曲も吹いていたが

こんな大人な感じの曲があったんだ。。。

素人の耳にも音の深みが増した事ハッキリ分かった。

 

奇しくも明日はMのお誕生日

とても同年とは思えない若さとパワー

あんたは我々の希望の星だよ☆

 

このライブ終了後もどんどんオファーが来ているとか。

来月の同窓会ではワンマンミニライブも!

どんどん突き進むMの背中を眩しく見つめる。

Mに躊躇いの文字はない。

やるか、やらないか なのだ。

フゥ~ かっけ~~~~!!

 

本日もご訪問 ありがとうございます

 

 

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ニューイヤー・コンサート in 北とぴあ

2012年01月08日 | 舞台

ギリギリ松の内の昨日、姫1と

東京ニューシティー管弦楽団の定期演奏会に足を運んだ。

 

     

 

「美しく青きドナウ紀行」と題した新春コンサートは

まさにお正月らしい華やかな演目

 

ドナウ河を辿りドイツ・オーストリア・スロバキア・ハンガリーまでの

舞曲や交響曲が第一部。

第二部はジプシー男爵を筆頭に主にルーマニアゆかりの曲目が並ぶ。

アンコールには「美しき青きドナウ」と「ラデツキ―行進曲」の

贅沢なおまけ付き。

指揮者の曽我大介さんはお話も上手で笑いをとりつつ

素晴らしいパフォーマンスで場内を沸かせていた。

 

実はこのチケット、プレゼントで入手したものだが

当たりくじを引いた気分である。

あぁ~、生のオーケストラは良いなぁ

ま、途中、余りの心地よさに気を失いそうになった事は否めませんが...

 

本日もご訪問 ありがとうございます

 

 

 

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舞い踊る♪

2010年08月25日 | 舞台
夏休みの締めは姫2とシルク・ドゥ・ソレイユ&ディズニー・シー♪

行きあたりばったりの傾向が強い二人のお出かけは

危険な香りが付きまとう。

案の定、舞浜駅から特設会場までの道のりや時間を読み違え

オープニングに遅れる事5分。

必死に歩いて来たものだから全身から汗が迸る。

が、席に着いた途端、身体中の血が逆流するような感動に身を包まれる。

頭上を人が舞っているのだ!

音響、照明の美しさ、そして何よりも肉体の美しさ。

研ぎ澄まされた動きとはこんなにも美しいものなのか


我々の席は丁度、空中ブランコの真下に当たるので

座席には滑り止め粉よけのサングラスが用意されていた。

ほとんど、プラネタリウムを見るような姿勢で観覧。

生身なのでハプニングも付き物だが、それ故に緊迫感も半端ない。

隣の姫2は涙ぐんでいる。

「この人たちはこれを維持するためにどれほど鍛錬しているんだろう...」

ダンサーの端くれとして強烈なシンパシーを感じたのだろう。

今回は都合で観る事が出来なかった姫1も

必ずや来年は一緒に観るぞと心に誓う。


興奮冷めやらぬままプラス1000円で手にしたシーへのチケットを握りしめ

モノレールへGO!



3時からの入場券ではもはやファストパスは取れない。

さて、どうしようかと思案していると

「かあちゃん、タワー・オブ・テラーに乗ろう!」

へっ?タワー・オブ・テラーと言うとあの急上昇や急降下のアレですか?

「そうそう、私来週富士急だからちょっと身体馴らさなくちゃ」

そんなの知らんわ!

「せっかく来たんだよ~~~」


と、何が何だか分からぬまま姫2の言うがままにタワー・オブ・テラーへ


黒いコスチュームのお姉さんがにっこり「只今130分待ちです」

マジか...

兎に角並ぶしかない。

130分も並ばされていると死刑台への椅子でもなんでも座りたくなる。

既に頭の中は急降下の恐怖は何処へやら

順番が来たら座れる!その一念で130分をひたすら耐える。


いよいよ、我々の番が来ると

「うわぁ~~、いよいよだよ!ヤバイ!怖くなってきた、きゃー!」

ちょっと、待ってよ。ここへ連れて来たのは姫2だよね?

席に着くとどんどんテンションが上がって行く姫2

私は席に付けた事にただただ安堵、が。。。。。。。。。


身体が浮くわ沈むわで大騒ぎ


でも、自分でもビックリしたのは結構楽しかったと思っていた事

なんだか知らないが二人ともやり切った感で一杯なのだ。


(不気味に浮かぶタワー・オブ・テラー)


そして、この後夜行で海に行く姫2のスケジュール上

夕食を食べてシ―を後にした。


結局3時過ぎから7時までの滞在時間で乗ったのはタワー・オブ・テラーのみ。

でも、シーを制覇した位の勢いで二人は意気揚々と電車へ乗り込み帰宅の途へ


ちょっとだけ先に帰宅していた姫1にお土産


(シルク・ドゥ・ソレイユ チョコレート)

一頻り報告を済ますと姫2は次なる予定へ出かけて行った

若い...あの体力が羨ましい。


明日からの出勤に向けて本日は体力を温存の私。

この一週間ですっかり心も軽くなっている。

さて、明日からまた仕事モードで頑張りますか




ご訪問ありがとうございます
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ラスト・サマコン♪

2010年08月08日 | 舞台
あちこちで花火大会が開かれていた夕べ

姫1の「マンドリン・サマーコンサート」へ出かけた。

今回、4年となった姫1がトップ席に座っている。

色々な想いが過り目頭が熱くなる母。

いけない、いけない。本当の最後はこの次の定期演奏会だ。


「何処に居てもすぐ分かるよ」

と言っていたけれど今回も分かったかな?

夏のコンサート恒例のお楽しみはメドレー♪

今回のテーマは「昭和の夏」

客席の昭和ボーイ、昭和ガールも大いに盛り上がる

サマーコンサートは今回が最後。

自分たちの演奏会を存分に楽しんでいた感が伝わって来た。


一夜明け、サークル員同士交換し合った

プレゼントの山を抱えて姫1が帰宅。



中にはこんなキモイものも...
(シノビイエコビト)





夏の大舞台、サークルのみなさんお疲れ様でした






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キラキラの日 in 赤レンガ倉庫

2010年01月11日 | 舞台
昨日は姫2のダンスイベントの日♪

先日の衣装をさらに金銀でバージョンアップ

前夜から「サザエさん」のごとくカーラーで髪を巻き巻き

グリングリンになった頭で衣装一式を抱え出かけて行った。



遅れる事3時間、姫1と私の後発隊も出発。

イベント開始は3時からだが姫2の出番は第三部(6時以降)

我々が馬車道駅に着いたのは5時

会場の赤煉瓦倉庫を目指しレッツ・ゴー!


しかし、こういった場所には不慣れな我々...

会場入りした途端に怖じ気づく。

「素人がここに来て良いのか?」姫1の疑問ごもっとも

オロオロしていると楽屋から出てきた姫2と遭遇

「おぉ~母ちゃん!椅子はないけどゆっくり座れるから頑張って!」


椅子はないけど?

まぁ いいや。 姫2こそ頑張ってね!


会場の扉を開けるとそこは異空間

ドンドンドンと腹の底から響くリズムにスポットライト

心臓が鷲掴みにされ揺さぶられるよう...

ようやく場所を見つけ床に座る。

ここで2時間余り耐えられるのか?


相変わらず心臓は揺さぶられ続け「救心」が欲しいけれど

いよいよ 姫2のグループが登場!

素人には良く分からないが姫2の先生は有名らしい。

で、先生やお友達の名を呼ぶ声援も

一気にボルテージアップ

私の後頭部から横から「M~~!!」の絶叫

気が付くと声援Mに囲まれていた。

これは負けてはいられない!

「姫2~~!」と叫ぶもかき消される


全員がキラキラの衣装で激しく踊る

目映いくらいにみんな光輝いている

ステージ一丸となって格好いい

この時ばかりは心臓の痛みも忘れ舞台に釘付け

あっという間の時間だった。



終了後楽屋を覗くと姫2と目が合う

「良かったよ!」と、会場を後に。


せっかく横浜に来たのだから何か美味しいモノをと当初考えていたのだが

胃も心臓もまだ揺れているので大人しく帰宅。


後で帰った姫2に聞くと

「やっぱり?ママが呼ぶって珍しいなと思ったんだ。

 ちなみにMは私の横で踊ってたよ

そうか、そうか 聞こえていたか


あれ?今日は「母ちゃん」じゃなく「ママ」だったね...




遊びに来て下さってありがとうございます


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姫1の演奏会 ♪

2009年11月29日 | 舞台
土曜日はマンションの臨時総会の為

朝から集会所へ詰める。

いつもの理事会とは違って住人の方々と向き合っての会合なので

重い緊張感が走る。

半年余りかけて理事会で煮詰めたものを承認して貰えるのか?

が、蓋を開けてみれば出席者は5名。

大半の方が委任状を提出されていたので

出席の方の中に反対がなければ議決は可決。

(そうよね、私も臨時総会の時にはいつも委任状組でした...


人数が少ない分、ざっくばらんな話し合いが出来

今後の理事会に大いに反映できそうなご意見を貰った。



そして夕方からは姫1の今年の集大成「マンドリン定期演奏会」へ!

残念ながら姫2はどうしてもバイトで来られず久々に一人で聞きに行く。


今回は姫1が一から指導した1年生のデビュー公演でもあり

4年生の先輩の最後の公演でもある。

年上には比較的可愛がられるタイプの姫1だが

実は進んで誰かの面倒を見るタイプではない。

その姫1がこのお役を仰せつかってから今日までの間 

人を動かす事の難しさが骨身に染み苦悩していた様子を間近で見て来た母は

トップ席と言われる席に初めて座る姫1も

その後ろで必死に弦を弾く一年生も全て我が子のように思える。

みんな立派だよ


三部構成の演奏会 アンコール曲は「卒業アルバム」

いつもニコニコ顔の姫1の先輩も口を固く結んで涙をこらえ弾いている。

四年生の皆さま、お疲れ様でした

マンドリンには明るい軽快な曲ももちろんいいのだが

ちょっと切ない曲がまた良く似合う


ロビーで会った姫1は自分の演奏に満足いかず落ち込んでいたが

私にとっては素晴らしい演奏会だった。


明けても暮れてもマンドリンの生活が残り後一年となった夜である。


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