福岡の「警固断層」、M7.2級地震の確率6%(朝日新聞) - goo ニュース
2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震。明日で2年が経過する。玄界島では住宅の倒壊が多くみられ、福岡市内ではマンション被害がその後の補修を含め深刻な問題となった。
地震発生前までは福岡県は比較的地震が少ない地域という印象があった。政府の地震調査研究推進本部でも警固断層の直下地震を想定しているくらいで、新潟県中越地震同様、またも想定外の地震であった。
今回、警固断層の地震発生確率が今後30年以内に6%と全国の活断層の中で高い確率のグループとなった。1995年1月の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)での発生直前の30年確率は最大8%とされ、今回の警固断層の結果はいつ起きてもおかしくないと言えるのではないか。
本日、地震調査研究推進本部が公表した資料は以下のリンク先
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/07mar_kego/index.htm
警固(けご)断層帯の長期評価について
http://www.jishin.go.jp/main/kyoshindo/07mar_fukuoka/index.htm
2005年福岡県西方沖の地震の観測記録に基づく強震動評価手法の検証について(中間報告)
(画像は地震調査研究推進本部公表の警固断層帯(南東部)の地震による予測震度分布)