沿岸部25万戸に浸水リスク=温暖化による海面上昇で-豪政府報告(時事通信) - goo ニュース
地球温暖化が世界各地で異変となってあらわれている現在、地球上での人間の生活に大きな不安となっている。来週から始まる映画2012年とどこか通じる感じだ。
地球温暖化が世界各地で異変となってあらわれている現在、地球上での人間の生活に大きな不安となっている。来週から始まる映画2012年とどこか通じる感じだ。
今年2月に公表された「財政改革と地震保険の支払能力拡充は両立できるか」の論文を興味深く読んだ。
政府が再保険として引き受ける地震リスクを海外のように移転しリスクを分散する必要があるのではないかということだ。
日本の地震リスクは世界的にみても巨大リスクでそのリスク度は高く、切迫性も高いことから、海外へリスク移転するにしても足元をみられ高い授業料(保険料)を払うことになるのではないだろうか。これこそ財源の無駄使いになりかねない。
さらに巨大地震の切迫性が高まれば、リスク移転料はさらに高騰するか最悪の場合、リスク移転拒否される可能性も否定できない。リスク移転できない状態で巨大地震となればこれまで払い続けた授業料が戻るわけでもなく、政府負担分の財源はゼロから調達することになる危険もでるのではないか。国の財政をさらに悪化させることになる。
国民の安全安心な暮らしを守るのが国家の役目であり、その役目を海外の営利集団に移転することは国民の誰も望んでいないのではないか。国が来るべき巨大地震に備え財源を蓄積していくことは必要で、その財源を広く減災政策に利用し総額の支出を抑えるなどの効果に期待したい。
<財政改革と地震保険の支払能力拡充は両立できるか>