M7~8クラスの巨大地震である1968年十勝沖地震の震源は、北海道太平洋沿岸の南西ではなく三陸沖北部とされ、その地震活動周期は約97年との国の評価だ。17世紀以降、400年に4回の津波大地震となった可能性が高いとのことだ。
既に1968年十勝沖地震から42年が経過し、今後10年以内の発生確率はほぼ0%~0.5%、30年以内では0.3%~10%、50年以内で30%~50%と2060年代前後に次の巨大地震が再来する可能性が高い。
青森県の被害想定によると、八戸市、青森市などで震度6弱の揺れが襲い、建物の全半壊は6万8千棟にも及ぶ。平成15年住宅土地統計調査での住宅の耐震化率は67%と、あと16万棟の耐震化が必要となっている。
<地震調査研究推進本部 長期評価>
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09mar_sanriku/index.htm
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09mar_sanriku/sanriku_boso_2_hyoka.pdf
<青森県 耐震改修促進計画>
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kendo/kenju/files/taisin04.pdf