日本の良心は停止したの?(PART 1 OF 3)
ケイトー。。。、今日も昨日に引き続いて私の出番なの?
あのねぇ~、昨日投稿した次の記事に反響があったのですよ?
(jumbo01.jpg)
■『ジャンボのエンジンが全部停止!』
(2012年5月15日)
あらっ。。。そうなの? うれしいわねぇ~。。。で、どのような反響があったのォ~?
アメブロに投稿した記事を読んで、たくさんのアメブロ会員が足跡を残してくれたのですよ。
それだけ。。。?
シルヴィー。。。つまらなそうな表情を浮かべないでよ! 僕が調べた限りでは、残してくれた足跡の数がこれまでの最高なのですよ。 とにかく、その足跡の記録をシルヴィーも見てよ。
(ame20516.gif+ame20516b.gif)
あらっ。。。ずいぶん長い記録じゃないの!? でも、足跡と言っても、たったの54個でしょう?
あのねぇ~。。。去年までは多くても、せいぜい12個とか15個とか。。。とにかく、足跡が20個を数えることは珍しかったのですよ。 それが5月11日には47個の足跡(ペタ)がついて、そして昨日、記録を更新して54個のペタですよ。
でも、54個という数字だけを見れば、たいしたことはないじゃない!?
確かに 54個は決して多くないけれど、それまでの12個だとか15個と比べれば、3倍以上。。。4倍近いのですよ。
つまり、いつもよりも3倍から4倍の反響があったとケイトーは言いたいのォ~?
その通りですよ。
でも、なぜ、そのような反響があったの?。。。その理由までは上の記録では判(わか)らないわねぇ?
いや。。。充分推測できますよ。
どのように。。。?
例えば、次の足跡(ペタ)を付けた人を見てください。
(ame20516c.gif)
あらっ。。。この人はアメブロの会員で『福島原発から日本の明日を考える』というブログを書いているの?
その通りですよ。
。。。で、ケイとーの昨日の記事のどこに共感したの?
もちろん次の部分ですよ。
賞賛される日本人、批判される日本政府
3万人近い死者・行方不明者---これだけの惨事のなか唯一の光明は、われわれ日本人が世界中から賞賛される素晴らしい民であると言う事実に改めて気づくことができたことであろう。
身を犠牲にして人々を津波から守ろうとした勇者たち、そして忍耐強く秩序を守り、自力で立ち上がろうとする人々、苦しい中でも思いやりと助け合いの心を行動で示す被災者たち……。
世界のメディアが賞賛し、世界中に共感と支援の輪が広がった。
涙が出るほど嬉しいことだった。
他方、地震後の日本政府の対応には世界中から非難の声が集中した。
日本政府を賞賛する論評は、残念ながら、私は見たことがない。
原発事故対応を含め、日本のメディアが政府批判を抑えるなか、海外の論調は総じて厳しかった。
(中略)
福島原発の事故処理を見て、優秀なはずの官僚がいかにそうではないか明白になった。
いや、無能にさえ見えた。
専門性のない官僚が、最も専門性が要求される分野で規制を実施している恐ろしさ。
安全神話に安住し、自らの無謬性を信じて疑わない官僚の愚かさ。
想定外を連呼していたが、すべて過去に指摘を受けていた。
それに耳を貸さなかっただけ。
...
原子力村と言う閉鎖空間にどっぷりとつかってガラパゴス化した産官学連合体も恐ろしい。
しかし、これらの問題は、決して今日に始まったことではない。
何十年間と言う歳月をかけて築かれた日本の構造問題そのものである。
未曾有の危機だから、それが極めて分かりやすいかたちで、国民の目の前に晒されたに過ぎない。
「日本中枢の崩壊」の一つの縮図が、この危機に際して現れた、そういって良いだろう。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
22-23ページ、37ページ
『日本中枢の崩壊』
著者:古賀茂明
2011年6月30日 第5刷発行
発行所: 株式会社 講談社
でも、この部分はケイトーが書いたのではなくて、他の人が書いたものを引用しただけでしょう?
確かに、そうなんだけれど、僕が言いたい事を『日本中枢の崩壊』の著者が代弁しているのです。 だから引用したわけですよ。
。。。で、足跡を残してくれた人も上の部分に共感したとケイトーは信じるの?
もちろんですよ。 何十年間と言う歳月をかけて築かれた日本の構造問題そのものであるという考え方に賛同したと僕は容易に推測することができますよ。 だからこそ、『福島原発から日本の明日を考える』というブログを立ち上げたのですよ。
つまり、山崎豊子さんやケイトーのように日本の未来に危機感を覚えて、ブログを立ち上げたと思うのォ~?
当然ですよ。 だから僕も、その危機感を今日のタイトルにしたのですよ。
日本の良心は停止したの?
でもねぇ、僕のブログを読んでくれて、まず間違いなく共感して。。。、だからこそ足跡を付けてくれた。 その人が『福島原発から日本の明日を考える』というブログを書いている。 やはり、賞賛される日本人は居るのですよ。
われわれ日本人が世界中から賞賛される素晴らしい民であると言う事実に改めて気づくことができたことであろう。
身を犠牲にして人々を津波から守ろうとした勇者たち、そして忍耐強く秩序を守り、自力で立ち上がろうとする人々、苦しい中でも思いやりと助け合いの心を行動で示す被災者たち……。
世界のメディアが賞賛し、世界中に共感と支援の輪が広がった。
それなのに、なぜ、日本が先進国の中で、いつまでたっても遅れをとっているのか?
なぜなのォ~?
やだなあああァ~。。。シルヴィーは知らない振りをするの?
いえ。。。別に知らない振りをしているわけじゃなくて、ケイトーが結論を言い易く手助けしているだけよ。 うふふふふ。。。。
あのねぇ~、当然のことだけれど、東日本大震災の日本政府の対応と福島原発の事故処理をバンクーバーから眺めていると、大企業のトップの体質と日本政府のお偉方の体質が昔も今も変わっていないのですよ。
一人一人の日本人は賞賛されるのに、どうして日本の政治家たちは批判されるの?
政府に入った人間は政治屋になり切ってしまうからですよ。 右を向いても左を向いても、自分の事しか考えない政治屋ばかり。。。そのような中にいれば、神様でない限り、悪い考え方に染まってゆくものですよ。
朱に交われば赤くなる
日本には、このような諺があるのですよ。
英語にも似たような諺があるわね。
One rotten apple spoils the barrel.
なるほどォ~。。。樽に入ったリンゴが一つ腐ると、やがて樽に入っているすべてのリンゴが駄目になるってしまうと。。。なるほどォ~。。。つうことわああァ~。。。日本の国会議事堂に入ると、良い日本人も腐った政治家になってしまうと言うことだねぇ。
でも、その事は昨日の記事の中でケイトーがすでに言ったことなのよ。 これ以外にアメブロの会員が共感したことってぇ、他にないのォ~?
ありますよ。
足跡を付けたアメブロ会員の誰かがコメントでも書いたの?
いや。。。誰もコメントを書いてくれなかったけれど、どうして54個の足跡が付いたか僕には思い当たることがありますよ。
だから、もったいぶらないで早く言ってよ。
当然、次の箇所ですよ。
(すぐ下のページへ続く)