デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

28歳で夭折(PART 1)

2019-12-19 10:58:54 | お笑い・ユーモア・娯楽・ゲーム・音楽
 

28歳で夭折(PART 1)

 



(music986.gif+starsxx.gif)

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(maiko19.png)




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デンマンさん。。。 どういうわけで急に28歳で夭折というタイトルにしたのですか? デンマンさんは、とっくに28歳を過ぎているけれど、未だにしぶとく生きているではありませんかア!


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それを言うなら、オマエこそ80歳を過ぎて醜態(しゅうたい)を晒しながら 今でもヨイヨイしながら蠢(うごめ)いているじゃないかァ!

デンマンさん! んもおおおおおォ~! 言っていい事と悪い事がありますよゥ! よりによってオイラが「醜態(しゅうたい)を晒しながら 今でもヨイヨイしながら蠢(うごめ)いている」とは、かなり言いにくい事をズバリと言ってるではありませんかァ! 知らない人が聞いたら、オイラが棺桶に片足を突っ込んでいると想像してしまいますよゥ!

僕は事実をありのままに表明しているだけだよ!

他人がムカつくようなことを言わないでください。。。

オマエが初めにムカつくようなことを言ったのだよ。。。

分かりました。。。 デンマンさんの記事は長くなるので、余計な事は言わなくていいですから、すぐに本題に入ってください。。。

じゃあ、まず次の小文を読んで欲しいのだよ。。。


天才を生んだ大富豪

 


(kishi02.jpg)

 

貴志康一を、ごぞんじだろうか。
戦前の日本を代表する、大阪生まれの音楽家である。

ドイツでは、あのフルトヴェングラーから、指揮法をさずかった。
1934年には、彼地でベルリン・フィルのタクトをとり、自分の管弦楽曲を発表している。(略)

だが、1937年には、28歳という若さで病死する。

これからという時に、亡くなった。
いわゆる夭折の天才である。 (略)

もともとは、ヴァイオリンをまなぶことから、音楽の世界にはいっていた。
高校を2年で中退し、ジュネーブ音楽院に留学する。

1929年には、ストラディバリウスのヴァイオリンを買っていた。
家一軒が千円でたったとされる時代に、6万円で購入したと言われている。

戦前の日本にあって、ヨーロッパへ音楽留学する。
のみならず、とんでもない楽器をあたえられてもいた。(略)

貴志家は大阪の富豪にほかならない。
祖父の代にメリヤス業で成功し、大きな財をなしていた。 (略)

だが、康一の才能を世界へはばたかせたのは、ミヒャエル・ウェクスラーであったろう。
ウェクスラーは、革命のロシアをぬけだし、日本へやってきたヴァイオリニストである。(略)

神戸の北野に居をかまえたウェクスラーは、しばしば芦屋あたりを散策した。
ある日、浜芦屋の洋館からもれてきたヴァイオリンの音色を、耳にする。

そこに無限の可能性を感じた亡命のヴァイオリニストは、その洋館へとびこんだ。
そして、自ら名のり、音楽の指南役を買ってでたのだと言われている。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




110-112ページ 『大阪的』
「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた
著者: 井上章一
2019年1月20日 第4刷発行
発行所: 株式会社 幻冬舎




これを読んでデンマンさんは、貴志康一という 大阪生まれの音楽家を初めて知ったのですか?



そうだよ。。。 僕は、この人の名前をこれまでに一度も聞いたことも見たこともなかったのだよ。。。 オマエは知ってたァ~。。。?

もちろん知ってましたよ。。。

もしかして、オマエは貴志康一と大阪の小学校で同級生だったのォ~?

バカな事を言わないでくださいよう! 貴志康一が小学生時代には、オイラはまだ生まれてませんよ!

じゃあ、オマエは どうして貴志康一を知ってるわけぇ~?

オイラは、これでも早稲田大学理工学部の数学科を優秀な成績で卒業したのです。。。

だから、どうだと言うのォ~?

だから、貴志康一が大阪生まれの音楽家だということを知っているのです!

あのさァ~、オマエこそ、バカな事を言わないで欲しいのだよ! 早稲田大学理工学部の数学科を優秀な成績で卒業したからと言って、数学と音楽とでは分野が全く違うことぐらい小学生でも知っているのだよ!

じゃあ、あの偏差値が30台のクソ大学を 追い出されるようにして卒業した「現実主義者」と名乗るアホが 貴志康一を知っていると思いますか?

 


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『現実主義者 馬鹿の見本』

 



どうしてオマエはこの愚か者を持ち出すのだよ! この男は“馬鹿の見本”だよ! クソ大学を 追い出されるようにして卒業したかもしれないけれど、貴志康一を知っているはずがないだろう!



。。。でしょう!? この男は偏差値が30台のクソ大学を 追い出されるようにして卒業したので教養がないのです。。。 だから、貴志康一を知らないのです。。。

つまり、オマエは早稲田大学理工学部の数学科を優秀な成績で卒業したので、教養があふれている。。。 それで、貴志康一を知っている、と言いたいわけぇ~?

その通りです!

でも。。。、でも。。。、僕は知らなかったのだよ!

だから、デンマンさんの教養も「現実主義者」と名乗る あのアホと同程度なのですよ!

あのさァ~、僕もオマエと同じように音楽は専門じゃないけれど、音楽に関することは けっこう知っているつもりなんだよ! 次の記事をもう一度読んで欲しいよ!

 


(kgal20c.jpg)

『エチュードの思い出』

 



確かにデンマンさんは少しは音楽のことを知っていますよ! でも、おいらと比べれば、その知識はごくわずかです。。。 あの「現実主義者」と自称する男と、ほとんど変わりがありませんよ!



あのさァ~、誰と比べてもいいけれど、あの“馬鹿の見本”の教養と比べて欲しくはないのだよ! じゃあ、ここで第3者の客観的な貴志康一の略歴を読んで欲しいのだよ!


貴志康一

 


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1909年3月31日 - 1937年11月17日

大阪府吹田市出身の作曲家、指揮者、ヴァイオリニスト。

母の実家の仙洞御料屋敷西尾邸に生まれる。
父方の祖父は代々式部卿を務め、後にメリヤス業で成功した裕福な大商家である貴志彌右衛門(松花堂弁当の考案者)という環境で育つ。

小学校5年生の時に、芦屋市に転居、14歳より、神戸市の深江文化村でミハイル・ヴェクスラーに直接ヴァイオリンを師事。
音楽理論と作曲法を当時、宝塚交響楽団の指揮を務めていたヨーゼフ・ラスカより学ぶ。

16歳の時に、大阪で、ヴァイオリニストとしてデビュー。
旧制甲南高等学校を2年生の時に中退後、ジュネーヴ音楽院に入学し、優秀な成績で修了。
19歳より、ベルリン高等音楽学校でカール・フレッシュの教室に在籍。

1929年、1710年製のストラディヴァリウスを購入。
三度のヨーロッパ留学の中でも、特に1932~35年のベルリン滞在時に作曲家・指揮者として活躍し、1935年3月、ドイツテレフンケン社に自作作品19曲を貴志自身の指揮でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と録音した。

またフルトヴェングラーとも親交があったことで知られる。
ヴァイオリニストから作曲・指揮者に転向したと言われるが、作曲・指揮活動で多忙になってからもヴァイオリニストとしての活動も諦めてはいなかった。

1935年に帰国した後は指揮者などとして活躍するが、1936年に虫垂炎をこじらせ、1937年11月、腹膜炎の為、28歳で死去した。
墓は京都市右京区にある妙心寺徳雲院にある。

1936年には3回日本でベートーヴェンの第九を指揮している。
その内の1回は新交響楽団(現NHK交響楽団)2月19日146回定期演奏会におけるものである(日本初の暗譜指揮による「第九」演奏であった)。
他に3月18日 5月28日である。

湯川秀樹のノーベル物理学賞受賞の後の晩餐会の時に、貴志康一の楽曲「竹取物語」が流れたと伝えられている。

 

再評価

母校の甲南高等学校には「貴志康一資料室」があり彼の作品に触れることができる。
同校の元教員・日下徳一による『貴志康一 - よみがえる夭折の天才』(音楽之友社、2001年)、毛利眞人による評伝『貴志康一 - 永遠の青年音楽家』(国書刊行会、2006年)が出版され、また小松一彦らが貴志の曲を復活させ話題を呼んでいる。

生誕100周年に当たる2009年3月31日、「貴志康一生誕100年記念コンサート」が小松一彦指揮大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏でザ・シンフォニーホールにて行われた。
ソプラノ坂本環、ソロ・ヴァイオリニストに小栗まち絵を迎え、歌曲「天の原」「かごかき」「赤いかんざし」「力車」、ヴァイオリン協奏曲、交響曲「仏陀」が演奏された。

また、甲南大学および甲南高等学校・中学校では、様々な場面で彼のヴァイオリン曲「竹取物語」が使用されている。
中高では、講堂での入学式・卒業式・入試説明会などの式典開始前には同曲の音源が流れるほか、授業の開始・終了時および最終下校時刻にはアレンジ音源が流れる。

甲南大学の1限授業開始前にも「竹取物語」が流れ、こちらは中高の講堂と同じ原曲音源である。

 

代表曲

■管弦楽曲・協奏曲

交響曲「仏陀」(4楽章)
大管弦楽のための「日本スケッチ」(市場、夜の曲、面、祭り)
大管弦楽のための「日本組曲」(春雨、祈り、道頓堀、淀の唄、花見、戦死)
ヴァイオリン協奏曲



■舞台音楽

バレエ曲「天の岩戸」(全2幕)
オペレッタ「ナミコ」(シュレーダー・シュロムの脚本による。全3幕)

■室内楽曲

ヴァイオリンソナタ ニ短調
ヴァイオリン曲 「竹取物語」「黒船」「スペイン女」など10曲以上。



■声楽

歌曲 「かごかき」「赤いかんざし」など14曲以上。
自作の詞による作品が多い。




出典: 「貴志康一」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




上のウィキペディアの説明を読めば分るように 21世紀になるまで貴志康一の事は世間から忘れ去られていたのだよ。。。



でも。。。、でも。。。、オイラは知っていました。。。

オマエはクラシック・オタクだからだよ。。。 でも、オマエの作品集にも作曲家としての貴志康一は出てこないのだよ!

それは、上の説明にもあるように あまり有名ではなかったからです。。。 で、デンマンさんは どういうわけで貴志康一を取り上げる気になったのですか?

実は、オマエが次のように書いていたからだよ。。。


1.1 クラウディオ・モンテヴェルディ

    (1567 – 1643)



(monte03.jpg)

 



 

これはどうしたことか。

どの時代の、どの作曲家の音楽を聴いても、私は、近頃 好意と嫌悪を同時に持つような反応をしている自分を感じるのだ。

クラウディオ・モンテヴェルディの<<アリアンナの嘆き>>を聴き始めたとき、そのLasciatemi morire(Let me die;死なせて)、のところで、何か間の抜けた、あるいは、虚ろな響きを聴いて、私は疲れているのか、と途惑った。


(monte04.jpg)



実は、morire(死ぬ)、と唱われる処に平行五度があったのである。
モンテヴェルディのことであるので、これは、彼が意識してのことである、と私は信じる。

つまり、これは、見捨てられたアリアンナの内面の空虚としての意味がある、いや、生半可な感情主義以上に効果があるとすら思えるのではあるが、私には、何か、かなわないなあ、といった印象を拭いきれない。
バッハも言ったように、やはり、平行五度や平行八度は聴き苦しいのであろう。
私は、無論、ここで、モンテヴェルディに苦情をいっているのではない。

この嘆きは、オペラのアリアとしては、超一級である、と私も思う。
こうした効果は、所謂絶対音楽では出番が無いであろう。

次なる問題は、私がオデュッセウスに捨てられたアリアンナに何処まで切実に同情しなければならないかにあろう。
それは、私には荷がかちすぎる。
東洋人の男性である私の心が動くなどというのは、もともと無理だったのではなかったか。

かといって、好奇心を満たすだけにしても、感覚的には耳障りという障害がある。
平衡五度に感動するわけにはいかないのでる。

しかし、彼女への同情が無ければ感動も無いであろう。
さらに言えば、これは、現代のヨーロッパ人にとっても、いや、バロック初期のイタリア人ですら、程度の差こそあれ同様なのではないか。
作品が立派である、という認識と、それが私(たち)に感動をもたらす可能性は、不幸にして乖離している。

このことは、一つの作品の水準は、好きとか嫌いとか、あるいは、その作品の有用性(草子地:つまり、感動を求めてそれを聴こうとする人にとっては、感動そのもの)とは別の平面にある、ということの例証にもなるであろう。

音楽は、けっして、世界共通の言語などではない。
異なる時代にも亘る言語ですらなかった。
それでは、ヨーロッパ音楽の伝統とは、そもそも、いったい何であったのであろうか。

小澤征爾が言っていたことであるが、彼が若い頃、東洋人がヨーロッパの音楽をする意味、可能性について問われたとき(草子地:そういうことを聞く田舎者は世界のどこにでもいるものである。)、音楽は、世界の共通の言語であるからと、(草子地:当たり障り無く)返事をしていたところが、近頃では、何か自分が壮大な実験をしているのではないか、と思うようになってきたそうである。

壮大な実験、これは、彼だけのことではないであろう。
それにしても、ようやく我々が西洋音楽を扱うことに関して欧米(を超える)水準に達した今日の、この倦怠は何であろう。

かといっても、我々が邦楽に戻るなどとは、一般的に言って、非現実的であり、できない相談である。

バスク語を話せ、と言われた方が、まだしも抵抗が少ないのではないか。

とはいえ、短二度の導音などの無い音楽に、何か、或る懐かしさを感じるのは何故であろう。
平行五度の空虚を東洋人でも感知されるのと同様に、その懐かしさを感じとるのには西洋人であっても変りはないであろう。
音楽が世界共通の言語などではないとしても、双方がコミュニケーションが取れないほど異質なものを基礎にしているわけではない、といったとしたら、結論としては平凡すぎるのか。

それにしても、不思議なことではある。
私自身、長二度や増二度の導音のある音階による音楽など、何時、何処で、聴いたことがあったか、まったく記憶に無いからである。

少なくとも、今までに、長、短調の音楽を聴いた回数や時の長さは、旋法や五音音階のそれに較べては比較にならないほど多く、長かったはずである。
何故か、調性音楽には、そのような懐かしさは感じさせない風がある。

いつだったか、小澤征爾とカラヤンの指揮するモーリス・ラヴェルの≪ボレロ≫を聴き較べたことがあった。
小澤の演奏は、英語で言うtoo square(単純で直線的で堅苦しい演奏)であったが、カラヤンのそれは、フランス人でもないのに、何とも、セクシーで妖艶ですらあった。
やはり、小澤のような指揮者でさえ日本人では及びがたいところが今なおある。

 


(ravel001.jpg)



    小澤征爾・指揮

モーリス・ラヴェル ≪ボレロ≫







    カラヤン・指揮

モーリス・ラヴェル ≪ボレロ≫


 

一方、まだピーター・ウンジャンが第一ヴァイオリンを奏いていたころの東京クオルテットがトロントに来たときのラヴェルの演奏は、未だかつて聴かれたことのない程の名演であった。
ただ、その時の解説者による、何故かピーター・ウンジャンだけに対するインタヴュでの質問で、最後に聞くが、ただひとりで日本人に交じって演奏するのをどのように感じているか、というのがあった。
想像力の欠如した、この程度の思考様式の人間もここでは多いのである。

ピーター・ウンジャンが如何に答えるかを期待していたのであろうか。
答えようが無いではないか。彼らの演奏以外には。
それ以外の、どうでもいいことを聴きたがるのは、下賎な野次馬根性であろう。

そういえば、バッハは、作品855のフーガに於いて、二箇所にわたって壮大に平行八度を用いている(草子地:第19-20小節と第38小節)。


(gould765.jpg)



これほどあからさまにやられると、良いも悪いもない。
ただ、ぎくりとして、あいた口が塞がらない、といった効果がある。
このフーガは、この曲集の中で、唯一の二声のフーガである故に、よけいにめだつ。

 



追記(コーダ):

 

私は、何々至上主義、といったものが嫌いである。
例えば、恋愛至上主義。だいたい、恋愛感情などというものは、ある年頃の男女の肉体に触発された心理現象にすぎないのではないか。

そもそも、成熟した夫婦が、夫婦であるのにもかかわらずに仲が良い、などというのは、どこか異常ではないか。
長い間、生活を共にしていて、まだ互いに性的感情を持ったとしたならば、それは近親相姦に近くはないか。

 


(mariabach.jpg)

マリア & ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

 

バッハは、前妻、後妻と共に仲が良かった様子であるので、私はここを書いていて、少し、困っているが。
芸術至上主義も同じ。
人生は芸術を演出する時空ではない。




赤字はデンマンが強調)

6-7ページ
『間奏曲集―主題なき変奏-作品 2』より

デンマン注: 太田将宏が会費を滞納したようで上のリンク先は削除されてます!

『バッハと後妻』より
(2019年6月26日)




確かにオイラはクラウディオ・モンテヴェルディについて 上のように書きました。。。 しかし、貴志康一については、一言も触れてません。。。



オマエが貴志康一について書いたとは僕は言ってないのだよ! 僕がなぜ上の作品を引用したかというと、赤字で強調したところに注目して欲しかったからだよ。。。

デンマンさんが赤字で強調したところが、どうだと言うのですか?

実は、ネットで調べてみたら、貴志康一は次のように言ってるのだよ!


作曲活動への動機


(kishi01.jpg)

 

「タマシイがもっともむつかしい問題なんです。(中略) 魂の違う、また人種の違う日本人が、いくら、ドイツ魂の生んだベートーヴェンの曲を練習したってものになるはずがありません」と述べている。

帰国する機上で記した手記には、ドイツにあって西洋音楽に親しめばそれだけ、日本が遠ざかっていく寂寥感を覚え、ヴァイオリンによって西洋音楽を学んでも

すべてがかりものだ、かりものをまたひとにかりものとして紹介して喜んでいるのだ。 どうして自分自身を生みだせないのか、たといそれが未熟な不完全なものにしても……こういう不満から僕は作曲に入らざるを得なかった。
そして意識的か無意識的かそれには何か我々の人種の血が通っていた。 東洋の香りが局にもうつらざるを得なかった。 それを私はどんなに喜んだことだろう」と記し、作曲という手段を見出した喜びが告白されている。

帰国後に「いたずらに西洋音楽を模倣する事を止めて、表現手段は向こうのものを借りても内容は日本的雰囲気の濃いものを創造しなくてはなりません」と述べ、作曲を通して日本人であることを認識し、主張しようとしている。




 (159ページ)
『貴志康一の活動に関する一考察』より
(日本洋楽史における位置づけ)




なるほどォ~。。。 貴志康一は、こういうことを言っていたのですか。。。



そういうことだよ。。。

つまり、貴志康一が西洋音楽に親しめば親しむほどに「すべてがかりものだ、かりものをまたひとにかりものとして紹介して喜んでいるのだ。 どうして自分自身を生みだせないのか」と、苦悶したのですねぇ~。。。

そうだよ。。。 だから、オマエも書いているじゃないか!




 

いつだったか、小澤征爾とカラヤンの指揮するモーリス・ラヴェルの≪ボレロ≫を聴き較べたことがあった。

小澤の演奏は、英語で言うtoo square(単純で直線的で堅苦しい演奏)であったが、カラヤンのそれは、フランス人でもないのに、何とも、セクシーで妖艶ですらあった。

やはり、小澤のような指揮者でさえ日本人では及びがたいところが今なおある。




つまり、デンマンさんもオイラに同意するのですか?



たまには、同意しないとねぇ~。。。 オマエが棺桶に入ってからでは遅いから。。。 「音楽が世界共通の言語などではないとしても、双方がコミュニケーションが取れないほど異質なものを基礎にしているわけではない」ということは僕も そのとおりだと思うよ。。。 貴志康一が、もう少し長く生きていたら、世界的にも通用する、借り物ではない素晴らしい交響曲を作曲していたと思うよ。。。



(foolw.gif)

 (すぐ下のページへ続く)






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28歳で夭折(PART 2)

2019-12-19 10:56:02 | お笑い・ユーモア・娯楽・ゲーム・音楽








 

28歳で夭折(PART 2)

 


【レンゲの独り言】


(manila07.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも、貴志康一が、もう少し長く生きていたら、世界的にも通用する、借り物ではない素晴らしい交響曲を作曲していたと思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、もっと他に面白い話しをしろ!」

あなたは、私に、そのような口調で命令するのですか?

分かりましたわ。。。 それではソプラノ歌手の高島一恵さんの次の歌を聴いてしみじみと泣いてくださいねぇ~。。。

 


(kazue01.jpg)



 

ええっ。。。 「歌は、もういいから、他にもっとも面白いことを話せ!」

あなたは、そのような命令口調で あたしに強要するのですかァ~?

分かりましたわ。。。

これまで、太田さんはデンマンさんに さんざ馬鹿にされたので

そのお返しをしたのですわァ。

だから、太田さんは次のサイトで抗議録を公開したのです!


(kogiroku9.png)

『実際の抗議録』

デンマン注:しかし太田将宏が上の抗議録を掲載したサイトは消滅してしまいました!

 

デンマンさんも上の抗議録を読んで ムキになって反論しています。

『嘘を書く日記』

 

太田さんはこれに対しては反論ができないのか、それ以降 無言で通しています。

でも、そのうち忘れた頃にまたコメントを書き込むかもしれません。。。

あなたは、どう思いますか?

とにかく、ネットには “めちゃキモい”人たちがウヨウヨしています。

太田将宏さんは、まだ良い方ですわ。

中には、まるで得意になって、愚かな事をして遊んでいる オツムの足りない人たちがたくさん居ます。

また、見かけは普通のブログでも、悪徳スパマーが手を変え品を変えて 悪徳サイトへ誘い込もうとしています。

スパムコメントで褒められると、ついついその気になって、

相手のブログへ飛んでゆき、お返しに、あるいはお礼にと思って

読者に登録してしまったりするものですわァ。

どうか スパマーの思う壺にはまらないでくださいね。

悪徳スパマーは悪徳サイトへ誘おうと

てぐすね引いて待っているのですから。。。

悪徳サイトを利用して、

メールアドレスで登録したりすると、

あなたのメールアドレスは第3者や第4者に売られてしまう危険性があります。

あなたは、そのようなスパム・コメントや 成りすましスパマーには

騙されないと思い込んでいるでしょう?

でもねぇ~、もしかすると騙されているかもよ。。。

とにかく気をつけてくださいね。

次回も、さらに面白い話題が続きます。

あなたも、どうか、また記事を読みに戻ってきてください。

では。。。


(hand.gif)


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愛の果実を探して

2019-12-19 10:53:16 | 軽井沢タリアセン夫人
 

愛の果実を探して

 


(lookanim.gif)


(coco015b.jpg)


(kerris03b.jpg)




(sayuri55.gif)

デンマンさん。。。 どういうわけで愛の果実を探しているのですか?


(kato3.gif)

。。。ん? 小百合さんは僕が愛の果実を探していると思っているのですか?

バンクーバーも春たけなわなので、デンマンさんも陽気の加減で必要以上に男性ホルモンが躍動し始めたのかなと。。。 うふふふふふ。。。

いや。。。 小百合さんが心配するほど男性ホルモンが躍動し始めたわけではないのですよ。。。

じゃあ、いったい どなたが 愛の果実を探しているのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


(liv90516a3.png)


『拡大する』

『愛の果実』


 



これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で5月15日の午後3時16分から 16日の午前3時11分までの約12時間の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。



あらっ。。。 5月15日の午後3時17分に『愛の果実』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。 もしかして上のリストに出ている写真の女性が読んだのですか?

そうです。。。 さいたま市見沼区に住んでいる 相沢香琳 (あいざわ かりん)さんが読んだのですよ。。。

また例によってIPアドレスを調べて香琳さんが読んだことを突き止めたのですか?

そういうことです。。。

 


(ip198135b.png) 

 



。。。で、香琳さんは さいたま市で何をなさっているのですか?



埼玉大学の教育学部で先生になるために勉強しているのですよ。。。

 


(saitama2.jpg)



 



先生になるための勉強と『愛の果実』が 何か関係あるのですか?



いや。。。 特に直接の関係があるわけではないけれど。。。 次の記事を見て、面白そうだから読んでみたのですよ。。。

 


(liv80217e.jpg)


『拡大する』

『愛の果実』


 



もともと、この記事が目当てではなかったのですか?



違うのです。。。 冒頭のリストを見れば判るように そもそも、相沢香琳さんはYahoo!の検索エンジンで検索したのですよ。。。

 


(liv90516a5.png)

 



あらっ。。。 Yahoo!の検索エンジンで調べて、バレンタインのカテゴリーのページをまず開いたのですわねぇ~。。。



そうです。。。 相沢香琳さんは、次のように検索したのです。。。

 


(yah90516a.png) 


『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



あらっ。。。 「バレンタイン 愛の果実 徒然」と入れて検索したのですわねぇ~。。。



そういうことです。。。 相沢香琳さんは「徒然ブログ」の常連さんなんですよ。。。

それで、キーワードに「徒然」を加えて検索したのですか?

そういうことです。。。

でも、「愛の果実」を加えて検索したということは、『愛の果実』というタイトルの記事を探していたのではありませんか?

ところが、そうではないのですよ。。。 相沢香琳さんは『愛の果実』という映画に興味があった。

 


(kajitsu01.jpg) 




あらすじ

 

真理子と夫の孝治は、学生時代からの交際を実らせたおしどり夫婦。

だが孝治は怪しい事業に手を出して、いつしか借金が膨大な額に膨れ上がってしまう。

そんなとき、真理子は高校の同級生である安西を成功者としての雑誌記事で見つける。

真理子と孝治は藁にもすがる思いで安西を訪ねる。

安西はお金の工面を承諾するが、その見返りとして出した条件は、真理子と三ヶ月間を共に過ごすというものだった…。


 



。。。で、映画の中にバレンタインが出てくるかもしれないと思って、「バレンタイン 愛の果実 徒然」と入れて検索して、その事を調べようとしたというのです。。。



つまり、映画の中にバレンタインが出てくるかどうか?。。。 その事を調べようとしたのですか?

そうです。。。

。。。で、映画の中にバレンタインが出てくるのですか?

あのねぇ~、僕は映画を観てないし、小百合さんも映画を観てないのですよ。。。 でしょう!?

観てませんわァ~。。。

だから、僕と小百合さんが語り合った記事の中には、映画のことなど全く出てこない。。。

つまり、相沢香琳さんは映画の事が全く出てこないので、ムカついて他のブログに飛んでしまったのですか?

いや。。。 もう一度リストをよく見てください。。。

 


(liv90516a6.png)

 



一度、他のブログに飛んだのだけれど、思い直してすぐに戻ってきて、またじっくりと『愛の果実』を読んだのですよ! その事実が上のリストに はっきりと記録されているわけです。。。



マジで。。。?

幸代さんも、疑い深いなあああァ~。。。 見れば分かるでしょう! 一度、他のブログに飛んで、すぐに戻って来ているのですよう!

。。。で、何がそれほど相沢香琳さんを引き止めて、記事に戻らせたのですか?

やだなあああァ~。。。 冒頭に出てくる写真ですよ!

 


(coco015b.jpg)


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(valent100.jpg)


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これだけの写真を見たら、どうしたって、記事を読まずには いられなくなったのですよ!



そうでしょうか?

やだなああああァ~。。。 小百合さんは疑い深いのですねぇ~。。。 もう一度、小百合さんも読んでみてくださいよ。。。

 


(ame003.jpg)

『愛の果実』



(laugh16.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~~

あなたも、どうしても『愛の果実』を読みたくなってしまいましたかァ~?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから他にもっと面白い話をしろ!」

あなたは、あたくしに そのようにご命令なさるのでござ~ますかァ~?

分かりましたわァ。。。 あなたがそのようにおっしゃるのであれば、

元旦にバンクーバーで第99回寒中水泳があったのでござ~ますわよう。

その模様をお見せしますわねぇ~。。。

 


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ええっ。。。 「寒中水泳など つまらんから、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、さらに、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。

個人的なお話ではありますけれど、

次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


(buttdimp5.jpg)

 

どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

 

ところで、小百合さんが なぜ「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれているのか?

ご存知でござ~♪~ましょうか?

なぜ。。。?

実は簡単な事なのですわよう。

 


(sayuri80.jpg)

 

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。

 


(suikyu9.jpg)

 

それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

 

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



 

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

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こんにちは。ジューンです。

日本のハーブティーは、なんといっても桜湯だそうですけれど、


(sakurate.jpg)

カナダ、アメリカ、イギリスではハーブティーとして

ローズティーが好まれています。

普通、ローズヒップティーと呼ばれます。

ローズヒップ(rose hip)とは

バラ科バラ属の植物の果実。

つまり、バラの実です。

ローズヒップ生産のため、バラの特定品種、

特にRosa canina(ドッグ・ローズ)が栽培されています。

ハイビスカスとブレンドしたハーブティとして飲用されることもあります。

また、ローズヒップオイルは食用油として、

ジャム、ジェリー、マーマレードにも用いられるほか、

スキンケアにも用いられます。

こんなエピソードがありました。

第二次世界大戦中、

イギリスはドイツ海軍Uボートの海上封鎖により

オレンジの輸入がストップしたのです。

ビタミンCの補給ができなくなったのです。

それで、英国の学童たちは生垣に生えている

ローズヒップの採集を命じられました。

ローズヒップティーにして飲んで

ビタミンCを補給したのですって。。。


(rosehip.jpg)

なんだか信じられないようなお話ですよね。

ところで、英語の面白い話を集めました。

時間があったら覗いてみてください。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。



(chirashi.jpg)


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