デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

ロッキード事件すごい

2021-04-02 02:16:13 | 歴史四方山話


 

ロッキード事件すごい

 


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ケイトー。。。どうして急にロッキード事件を取り上げるのォ〜?


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ちょっと次のリストを見てください。。。

 


(goo21-03-17.jpg)


『拡大する』

『ネットに接続、でもアクセスできない』

『這っても黒豆』

『熟女SEO』

『ロッキード事件の真相』(PART 1)


 



これはGOOの僕の「デンマンのブログ」の日本時間で3月7日の午前4時40分から午前10時40分までの6時間のアクセス者の棒グラフと日別・週別のランキングの記録なのですよ。。。アクセス元ページ の4番に注目して欲しい。。。



あらっ。。。「はてなブックマーク」で検索してケイトーの「デンマンのブログ」にやって来たネット市民がいたのねぇ〜。。。

そうです。。。4番のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのですよ。。。

 


(hat21-03-17.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『ロッキード事件の真相』(PART 1)


 



あらっ。。。ずいぶんと長い文章を入れて検索したのねぇ〜。。。



そうなのですよ。。。こんな長い文章を入れて検索したのを初めて見ましたよ。。。よく見ると、10、276件ヒットして、このネット市民は40件づつ見ていって 9ページ目を開いたのですよ。。。

つまり、上のページには、321件から360件までの40件が表示されているわけねぇ〜。。。

そういうことです。。。1ページから9ページまで見ていって、やっと探していた記事にありついて赤枠で囲んだリンクをクリックして『ロッキード事件の真相』(PART 1)を読んだのです。。。。

でも、ロッキード事件というのは、1970年代に起こった昔の事件でしょう。。。それなのに、どういうわけで今になっても、その真相に迫ろうとしている人がいるわけぇ〜?

確かに、ロッキード事件は1970年代に起こった昔の事件だけれど、現在の日本の防衛問題にも暗い影を投げかけているのですよ。。。

マジで。。。?

だから、そう考えて調べているネット市民が居るのです。。。

それで、記事のどこに注目しているのォ〜?

次の箇所ですよ。。。

 





あのねぇ~、ロッキード社から出た5億円を田中角栄が丸紅を通して受け取ったということが表に出てきたのだけれど、それよりも多額の21億円という金が動いているのですよ。。。



その金がどこに消えたのかが謎というわけなのォ~?

そういうことですよ。。。 この金が対潜哨戒機P3Cの日本導入に関わっている、ということなのですよ。。。

要するに、ロッキード事件の本筋は田中の関与の焦点となった旅客機トライスターではなく、金額もはるかに大きい対潜哨戒機P3Cの日本導入に関わるものであったということねぇ~。。。

そういうことです。。。

でも、この対潜哨戒機P3Cというものが、それほど大きな問題になるのォ~?

あのねぇ~、このP3Cというのは冷戦時代のソ連の原子力潜水艦を特定するための哨戒機なのですよ。。。 当時の防衛庁は、この哨戒機を国産で作ろうとしていた。

 


(p3c.jpg)



 



それをロッキード社が21億円の政治資金を日本の政府高官に握らせて、P3Cを買わせようとしたわけなのねぇ~。。。!?



そうです。。。 結果として、日本政府は一機100億円超のP3Cを100機購入することになったのですよ。。。 でも、この軍事が絡んだ事実は当時の日本国民には発表できなかった。

どうして。。。?

あのねぇ~、当時のニクソン政権下の国防総省では日本の自衛隊をアメリカの戦略構想の一部として考えられていた。。。 だから、これから日本が開発しようとしている対潜哨戒機よりも、当時の最新の技術で開発されたP3Cを日本に買ってもらわなけらばならなかったのですよ。。。

つまり、日本はアメリカ防衛戦略の中でP3Cを備えた不沈空母にされたわけねぇ~。。。

そういうことです。。。 そのために、元ロッキード社の副社長だった当時の駐日アメリカ大使・ジェイムズ・ホジソン(James Hodgson)が、いろいろと動いたわけです。。。

。。。で、布施健さんは、この中でどのような役割を占めていたわけぇ~。。。?

まず、次のような動きがあった。


事件もみ消し

 


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駐日アメリカ大使の任期中に自らの出身企業が関与するロッキード事件が起こった。

2010年2月12日付の朝日新聞は、1976年2月当時に自由民主党の幹事長であった中曽根康弘からアメリカ政府に対し「この問題をもみ消すことを希望する」という要請があったことを報告したホジソンの国務省宛ての公電が見つかったと報じた。

ロッキード事件発覚の翌1977年にP3-Cは導入され2016年までにアメリカに次ぐ約100機、約1兆円の良いビジネスとなった。




出典: 「ジェイムズ・ホジソン」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 


吉永祐介

 


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日通事件、ロッキード事件など数多くの事件を東京地検特捜部で手がけ、俗にいう“現場派”として検事総長を歴任。
2004年(平成16年)4月29日、瑞宝大綬章受章。

ロッキード事件の際、吉永祐介・副部長は新聞記者に対して「黙れ」「とにかく今後P3Cと書くことはならん」と言い、違反したら地検の会見には出させないと脅した。
翌日からP3Cが紙面からきれいさっぱり消えたという。


また、実質的な司法取引による刑事免責を与えられたロッキード社幹部のアーチボルド・コーチャンの証言について、吉永副部長は「米国人は聖書に手を置いて証言するから嘘は言わない」と新聞記者に言ったという。
警察から情報が漏れていると考えていた。




出典: 「吉永祐介」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




。。。で、こういう動きの中で、布施健さんはどのように動いたわけぇ~?



あのねぇ~、ロッキード事件では、極めて異常なことが起こったのですよ。。。 例えば、アメリカ人関係者の不起訴と秘密工作。


アメリカ人関係者の不起訴と秘密工作

 


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また、コーチャン、クラッター、エリオットのアメリカ人3名が起訴されずに嘱託証人尋問調書が作成された点については、日本の司法制度にない司法取引であり反対尋問もできなかったという批判がある。

しかし、両名に対する嘱託尋問がアメリカで行われるのに際して3名は当初証言を拒否し、アメリカでは外国の公務員に対する賄賂を規制する法律がなくアメリカ国内法では合法だったことや、アメリカ政府が実業界要人を日本へ引き渡すことが非現実的だったため、日本の検察が外国裁判所ノ嘱託ニ因ル共助法に基づいてアメリカ司法機関に嘱託するにあたって、刑事訴訟法第248条に基づく起訴便宜主義という手法を取り、1976年7月21日に布施健検事総長が公訴不提起声名を出した。

同年7月24日に最高裁が裁判官会議でアメリカ側証人の刑事免責の保証を決議することで、事実上の免責を与えたのが直接的な理由である(日米犯罪人引渡し条約の発効は1980年、国際贈賄防止条約の発効は更に遅れて1997年)。




出典: 「ロッキード事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




つまり、アメリカ国防戦略に絡んだ大きな事件になる前に、田中角栄で手打ちにするために、布施さんがアメリカコネクションを使ったわけなのねぇ~。。。



僕は、そう見てますよ。。。

要するに、日本は今でもアメリカ防衛戦略の中でP3Cを備えた不沈空母にされてるわけねぇ~。。。

その通りですよ。。。 日本は1952年に独立を果たしたことになっているけれど、相変わらず占領時代のままですよ。。。 アメリカ軍の基地が日本から無くならない限り「独立日本」というのは名ばかりですよ。。。

 


(kichi2.jpg)




『ロッキード事件の真相』より
(2019年8月17日)


 



日本がほんとうの意味で独立国家になろうとすると、どうなるわけぇ〜?



もちろん、アメリカ政府の中のもう一つの厳然たる政府のペンタゴンは、そうはさせまいとCIAと組んで、現状維持、更により強固なアメリカ支配の体制を作ろうと画策することになりますよ。。。

でも、そんな事ができるの?

できます。。。過去にも、大蔵省を解体に追い込んだ実績があります。。。





東京地検特捜部が関わっている事件は 米国と。。。、ひいてはCIAと深い関係がある、とケイトーは思うのォ~?



いや。。。 僕が言い出したわけじゃなくて、そのように考えている人も多いのですよ。。。

でも、それは、単なる個人的な意見でしょう?

あのねぇ~、1992年12月8日、アメリカの政策研究機関であるケイトー研究所は、スタンレー・コバーの「経済スパイとしてのCIA」という論文を発表したのですよ。。。それには次のように書いてある。

 



(gates009.jpg)

CIA長官ロバート・ゲイツは1992年4月13日、デトロイト経済クラブで“ナショナル・セキュウリティ・レビュー (ブッシュ大統領の下で国家安全保障を検討した組織)”は、情報部門の問題として国際経済問題の重要性に焦点を当てた。

新たな要請の約40%が経済問題である。

1992年夏、上院情報委員会は米国企業トップと情報専門家と会合した。

この会合では経済スパイや工作の必要性について熱心に議論された。

ターナー元CIA長官がのべた「1990年代においては経済がインテリジェンスの主要分野になるだろう。 われわれが軍事安全保障のためにスパイするなら、どうして経済安全保障のためにスパイできないのだ」という論は多くの参加者に支持された。




出典: 「経済スパイとしてのCIA」


 



つまり、アメリカは日本を対象にして経済スパイを送り込んだと言うのォ~?



そういうことですよ。

でも、上の論文から、そう断定するのは、ちょっと早合点じゃないのォ~?

状況証拠ならば、まだあるのですよ。。。 次の記事も読んでみてね。

 


元駐日大使アマスコトは90年代半ばに次のようにのべています。


(amascot.jpg)

「政治環境から見て、これまでより規制緩和がしやすくなったのに、現実の前進はまことに微々たるものである。

その理由を求めるのはむずかしくない。

最も巧妙かつ執拗な抵抗は、他ならぬ官僚機構によるものである

 (中略)

このアマスコトの発言は実に興味深いものです。

「政治環境から見て、これまでより規制緩和がしやすくなった」

つまり90年代半ばには政治家レベルでの抵抗は少なくなったということです。

だからあとは抵抗を続けている官僚機構をつぶせば、米国の思うようになると言うのが、アマスコトの考えです。

こうしてアマスコトの考えに応じるかのように、日本国内では官僚たたきが激しくまりました。

1998年に起こった「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」 (略) はその典型でした。

この事件が大きく報道された結果、官僚イコール悪というイメージが国民の間に定着し、省庁再編で大蔵省は分割されてしまったのです。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




326-327ページ 『戦後史の正体』
著者: 孫崎 享
2012年8月20日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 創元社


 



池田勇人・元大蔵大臣も言ってたように 官僚の汚職事件など別に珍しいことではなかったのですよ。



つまり、アメリカはCIA経済スパイを使って 日本の官僚機構を弱体化するために、1998年の「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」を利用した、とケイトーは言うのォ~?

いや。。。 僕が言ってるわけじゃなくて、上の記事を読めば、そうとしか考えられないでしょう!?。。。 要するに、戦後の日本では、政治家には、あまりたいした人物は出てこなかった。。。 政治家は選挙区へのサービスに忙しかった。。。 かろうじて通産省や大蔵省などの官僚機構が「シンクタンク」の機能を果たして日本の舵取りをしていたのですよ。。。 それで、日本は経済大国になることができた。

つまり、そのシンクタンクとしての日本の官僚機構を弱体化すれば、日本の国家戦略はダメになると思い、それでアメリカはCIAの経済スパイを使って、東京地検特捜部に働きかけ、大蔵省を分割するように仕組んだと言うわけぇ~?

そういうわけですよ。。。 それには1998年の「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」は理想的な事件だったわけです。

つまり、アメリカのCIAエージェントが日本の政治経済がアメリカにとって脅威にならないように影でいろいろと暗躍しているというわけねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。そういうことが実際にあるのかどうか?。。。そういう事を疑りながらネットで調べているネット市民がいるというわけです…。

その証拠でもあるのォ〜?

「徒然ブログ」の次の人気記事リストを見てください…。

 




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上のリストが3月4日にソフトカメラで撮ったときのもの、下のリストは3月20日に撮ったものです…。



つまり、3月4日から3月20日までの間に、59人が 『CIAとノーパン』 を読んだのねぇ〜。。。

そういうことです。。。「徒然ブログ」の記事では一番人気で読まれている。。。明らかに、CIAが日本で暗躍していることを調べているネット市民がいるのですよ…。




『ノーパンdeCIA』より
(2021年3月28日)


 



つまり、政府や官僚の中に完全なる「独立日本」を目指す動きが出てくれば、ペンタゴンやCIAが動いて、東京地検特捜部を丸め込んで握りつぶす、とケイトーは断定するの?



いや。。。僕は断定しているわけではありません。。。戦後のアメリカの動きを見ていると、そうとしか考えられないと言っているだけです。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも アメリカのペンタゴンやCIAは東京地検特捜部と深い関係があると思いますか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

 


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『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


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『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』


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『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


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『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』


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『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』


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『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

『三島由紀夫の謎』

『ヒラリートランプ現象』

『ノーパン@CIA』

『未開人と文明人』


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『オセロの失敗』

『サン・ラザールの裏路』

『「夜と霧」を観た?』

『虫酸が走る』

『大空に乾杯』

『ターバンを巻いた少女』

『美しい日本語を探して』

『アダムとイブのバナナ』

『宮沢りえ@サンタフェ』

『ネットの主要言語』

『中国人がアメリカを発見した』

『2000年前の光通信』

『習近平皇帝』

『プーチンの復讐』

『ペンタゴン・ペーパー』

『南米の富士山』

『ダンケルク』

『無実の罪』

『殺人光線』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


(hand.gif)



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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


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■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

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アイ、アイ、ツーアイズ

2021-04-02 01:59:46 | 食べ物・料理・食材

 

アイ、アイ、ツーアイズ

 


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(sachi63.jpg)


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デンマンさん。。。 今日はどういうわけでアイ、アイ、ツーアイズというタイトルにしたのですか?



真由美ちゃんは、アイ、アイ、ツーアイズというタイトルから何か思い当たりませんか?

そうですわねぇ~。。。 目が2つということですかァ~?

実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

 



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英語といえば、勝新太郎さん本人から聞いた面白い逸話があります。

海外のレストランで目玉焼きを注文しようとした時、英語でなんて言うかがわからない。

 

それで自分の目玉を指して「アイ! アイ! ツーアイズ!」

めちゃくちゃです。

それでもきちんと目玉焼きが2つ出てきたそうです。

 

5人の仲間で外国の喫茶店に行った話も秀逸でした。

些細なことで喧嘩になり、頭にきた勝新が、いつもなら奢るところを割り勘だと言い出したらしい。

 

そこで自分でウェーターを呼んで、日本語で「ここはここ! ここはここ! ここはここ……」と支払いは別々だということを懸命にアピールした。

ウェーターは「OK」と言って奥へ引っ込んで、しばらくしたらココアが5つ出てきたそうです。(略)

 

『ライスカレー』でバンクーバーの寿司屋の板前役をやったガッツ石松も面白かった。

 


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あの役にもモデルがいて、当時、カナダには『前略おふくろ様』を見て板前になった人が結構いたんです。

あまりに面白いキャラクターだったので、この役はガッツしかいない、とすぐにイメージしました。

 

実際、世話好きで賭博好きという役柄はガッツにぴったりでした。

彼は、僕がバンクーバーまで迎えに行くと、「バンクーバーってのは先生、ハンバーガーが生まれたところですか?」と真面目に聞いてきたんです。

この男にして良かったとあらためて思いました。

 



 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




147-148ページ 『テレビの国から』
著者: 倉本聰
2019年8月1日 第1刷発行
発行所: 株式会社 産経新聞出版


 



あらっ。。。 「アイ! アイ! ツーアイズ!」というのは目玉焼きのことですか。。。 私も英語では苦労しましたけれど、目玉焼きぐらいの英語は知っていましたわァ~。。。



英語を意識して勉強している人なら、常識として知っているでしょうね。。。 ところで、真由美ちゃんは調理師の免許も持ってるし、コミュニティ・カレッジでパン職人・ベーグル職人の勉強・実習をしたから「卵焼きの種類 (Types of fried eggs)」は知ってますよねぇ~。。。

はい、一応勉強しました。。。 カナダやアメリカで卵を料理すると言ってもいろいろあるのですわァ~。。。

 



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1. ハードボイルド (Hard Boiled)

 

完全に火が通った固茹で卵です。

卵を注意深く落とし、10~12分間放置するとできあがり。

簡単に皮をむくには、沸騰後すぐに卵を氷水に入れ、軽くたたいてカウンターの上で転がします。

殻をほぐすのを助けるために沸騰したお湯に小さじ1杯の重曹を加えることもあります。





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2. ソフトボイルド (Soft Boiled)

 

ゆでる時間の加減により、黄身に火が半分通った半熟卵です。

推奨される方法は「6分卵」です。

時々、半熟卵は小さな卵カップに立てて食べる人もいます。

スプーンで卵の上部を巧みにタップし、中をすくい出して食べます。

トーストには最高で、塩、コショウ、ホットソースを振りかけて食べます。





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3. ハードスクランブル (Hard Scrambled)

 

スクランブルとは、技術的には、白と卵黄が壊れて混合されることを意味します。

固いスクランブルエッグは火を十分に通して作ります。

ほとんどのレストランでのスクランブルエッグは、この固いスクランブルエッグです。





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4. ソフトスクランブル (Soft Scrambled)

 

時々「ぬれた(wet)」と呼ばれる柔らかいスクランブルエッグです。

スクランブルエッグとソフトスクランブルエッグの違いは、当然のことながら調理時間です。

柔らかいスクランブルエッグが必要な場合は、その場から離れずに、注意して調理する必要があります。





(perfscram4.jpg)

5. パーフェクトスクランブルエッグ

   (Perfect Scrambled Eggs)


 

超クリーミーで柔らかいスクランブルエッグのことです。

卵を中強火で鍋に落とし、各卵に薄いバターを加えます。

その後、ヘラでかき混ぜ始めます。

卵黄を砕き、バターと白と混ぜます。

そして、攪拌し続けます。

フライパンが熱くなりすぎた場合は、軽く火から離します。

そして、攪拌し続けます。

卵が一緒に来るまで、約4~5分間これを行います。

火を消す直前に、少量のミルク、サワークリーム、またはクリームフレッシュを加えます。

それをかき混ぜてから、トーストに卵をとり、ハーブ(ニラ、ディル、ネギ)または塩とコショウを振りかけます。

その結果、今まで味わった中で最もクリーミーで柔らかい卵ができあがります。





(omlet2.jpg)

6. オムレツとフリッタータ

   (Omelets & Frittatas)


 

オムレツまたはフリッタータは、スクランブルエッグを作る要領で、安定してトッピングができるようになるまで調理します。

チーズ、肉、野菜などをトッピングします。

フリッタータは通常、オープンフェイスで、折り畳みません。

一方、オムレツはトッピングの上に半分に折り畳みます。





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7. サニーサイドアップ (Sunny Side Up)

 

サニーサイドアップとは、卵黄が明るい朝の太陽のように見えることから名づけられました。

油を塗ったフライパンに卵を直接割る。

次に、端が茶色になるまで揚げます。





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8. オーバーイージー (Over Easy)

 

端が茶色になったら卵をひっくり返します。

卵黄の上にフィルムを作るのに十分な時間だけ調理します。

それで、できあがり。





(mediumover.jpg)

9. ミディアムオーバー (Over Medium)

 

ミディアムオーバーは中身が半熟になるように仕上げます。

そして端をわずかに茶色にしまう。





(overhard.jpg)

10. オーバーハード (Over Hard)

 

オーバーイージーと同じように調理しますが、

中身に火が十分に通るようにします。





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11. ポーチドエッグ (Poached)

 

固まらせるために酢を入れた湯の中に卵の中身のみを落として加熱したもの。

ゆで卵に比べ、調理時間が圧倒的に短く、湯の量にもよるが、黄身が食べごろの半熟となるまで数十秒程度で済む。

マフィンの上に乗せて、エッグベネディクトにされることが多い。

また、トーストしたパンにのせたり、サラダやスープに入れたりもする。





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12. ベイクドまたはシャーリング

    (Baked or Shirred)


 

小型の耐熱皿にバターなどを塗り、鶏卵を割り入れてオーブンで焼き上げる。

この食器はフランス語でココット、英語ではシャーラーと呼ばれており、料理名の由来となっている。

主として朝食に提供され、アメリカのレストランでは、目玉焼きやスクランブルエッグなどと並ぶ卵料理の選択肢の一つです。

チーズやパン粉を乗せて焼いたり、ハーブや野菜類、ベーコンやソーセージを加えることもある。

またランチやディナーの一品として魚などを加えたり、ライスの上に載せたりといったアレンジもある。





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13. バステッド (Basted)

 

一般的には、液体または蒸気を使用して、卵白をひっくり返すことなく完全に調理します。

例えば、バターで卵を揚げている間、卵の上に余分なバターを繰り返しすくって注ぎます。

これにより、卵黄とトップホワイトを、強制的に裏返すことなく調理します。





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14. スペイン風目玉焼き

    (Spanish fried eggs)


 

スペイン風目玉焼きはフランスで人気があります。

オリーブオイルで高温で揚げ、卵の上に熱いオイルをスプーンでかけます。

飛び散る危険がありますから注意が必要です。

サクサクしたエッジ、クリーミーな白、そして水っぽい卵黄。

好みのフレーバーを楽しむために、さまざまなオリーブオイルを試してください。



 



あれっ。。。 一口に卵の料理と言っても、いろいろとあるのですねぇ~。。。



デンマンさんは、卵をいつもどうやって食べるのですか?

僕は毎朝、起きると ちょっぴり醤油を落として生卵を飲むのですよ。。。 それが習慣になってます。。。

 



 



あらっ。。。 カナダ人もアメリカ人も生卵を飲む人はまずいませんよねぇ~。。。



そうですよ。。。 僕もカナダ人で生卵を飲む人を知りません。。。 食中毒を起こすのではないか?。。。と心配するようです。。。 とにかく、生ものは、欧米人はあまり口に入れません。。。 ところで、真由美ちゃんはハンバーガーがどこで生まれたか知ってますよねぇ~。。。

もちろん知ってますわ。。。 ドイツのハンブルクで船乗りらに売られていた料理"Hamburger Rundstuck (ハンブルクの丸いもの)"がアメリカに伝わり、マクドナルドがマックバーガーを販売するようになって世界中に広まったということですわ。。。

でも、ドイツのバーガーはどこから来たと思う?

あらっ。。。 ハンブルグのハンバーガーはオリジナルではないのですか?

あのねぇ~、そもそもハンバーガーの元祖は、モンゴル高原に住んでいたタタール人らしいですよ。。。 遠征の際、馬を食料とした遊牧民のタタール人が、筋張った肉を食べる時に、食べ易く工夫したのがバーガーの始まりだと言われているのですよ。。。 このタルタルステーキが民族大移動でドイツ地方に伝わったらしい。。。

 


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このタルタルステーキを焼いてパンにはさんだのがハンブルグのハンバーガーの始まりですよ。。。



そこまでは知りませんでしたわ。。。 勉強になりました。。。



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【デンマンの独り言】


(kato3.gif)

 

ところで、真由美ちゃんは、ノース・バンクーバーでホームステーしながら
VCC (Vancouver Community College)にかよって
パン職人・ベーグル職人の勉強と実習に励んでいました。

2016年の9月に卒業式を終えて、
現在、バンクーバー市内の旨いベーグルを提供するカフェ・レストランで働いています。

学生時代には、先生やクラスメートとの英会話には、まごつくことがあったそうです。
外国語というのは習得するのが実に大変です。

あなたは英会話を勉強してますか?
できれば、英語を話している国へ行って英会話を勉強するのが一番です。

でもねぇ~、英会話を勉強する方法に王道はありません。
人それぞれです。。。
自分に合った勉強法を見つけるのが、英会話の上達の早道だと僕は思いますね。

同じことを同じように勉強しても、人によって上達が違うのですよ。
僕の経験で言っても、人によって、語学の才能というのはまちまちです。

太田将宏老人のように、40年もカナダに住んでいるのに
英会話が満足にできずに 6人に成りすまして日本語でブログにコメントを書きなぐって余生を過ごす人もいます。


なかには、日本語を忘れてしまうほど、英語にどっぷりと浸かってしまう人もいます。
20年以上英語圏で英語を話してますけれど、
僕は、漢字を忘れることはあっても、日本語を忘れることはありません。

もちろん、今でも、英語を話すよりも日本語を話す方が楽に話せます。
僕自身は語学の才能があるとは思ってませんが、
僕が、カナダ人と笑いながら話しているのを聞いていると、
真由美ちゃんには さっぱり 何を話しているのか解らないと言うのですよね。

僕がペラペラと英語を話しているように見えるのだそうです。
早くデンマンさんのように 英語がしゃべれるようになりたい、と真由美ちゃんは言います。

しかし、僕は、常に、英語を日本語のように しゃべれたら いいなと思っているのですよ。
外国語を母国語のように話すのは、本当に難しいと思います。

いずれにしても、真由美ちゃんは小さい頃からの夢が叶ってぇバンクーバーにやって来たのです!


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ところで、あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

とっても素敵な街ですよ。


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世界で最も住みやすい街バンクーバー








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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

卑弥子さんが バンクーバーにやって来たのは 2008年の元旦の2週間ほど前でした。

クリスマスをバンクバーで過ごして、それから元旦の“Polar Bear Swim (寒中水泳)”に参加したのです。


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上のビデオを見ると、まるで真夏のようでしょう?

ところが気温は確か2度ぐらいでした。 

水の中の方が暖かかったのです。

とにかく、バンクーバーには面白い人たちがたくさん居ますゥ。

あなたも、お暇と お金の余裕があったらぜひ出かけてみてください。

では、また興味深い、面白い記事を書くつもりです。

だから、どうか、あなたも またやって来てくださいねぇ~~。
じゃあね。


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If you've got some time,

Please read one of the following artciles:





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『乙女力@宇都宮』

『いい出会いの連鎖』

『笑顔の乞食おばさん』

『ニュートンの暗い秘密』

『新年@バンクーバー』

『スープキッチン@新年』

『猫と癒し』

『猫と犬と癒し』

『大通りde水の滑り台』

『イルカとワンちゃん』

『カワウソ@スタンレー公園』

『生パンツ系男子とベトナム兵』

『愛と癒しの涙』

『ダンスとノーベル賞』

『おもてなし』

『思い出ポロポロ』

『ロブソンの5月』


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『ネットが不倫を連れて来る』

『ペットと良心』

『夢のデニッシュ』

『パンツァネッラ』

『12歳少女の短命』

『行田の伯母さん』

『パン職人修行』

『タイムマシーン』

『ルンルンdeサルサ』

『天国のワンちゃん』

『万の風になって』

『プロシュット』


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『なせば鳴る音楽』

『日本人女学生行方不明』

『日本人女学生死亡』

『ガレット』

『那須高原の紅葉』

『希望とロマン』

『錯視 錯覚』

『マンボ@バンクーバー』

『オリーブオイル』

『スコーンとプディング』

『5月のロブソン』

『病院食の間違い』

『プレミアム・ジャパン』

『自然の摂理を無視すると…』

『夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン』


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『パリ風カフェ』

『どこか狂ってるわ』

『行田遠野物語』

『行田物語 ピアノ』

『行田物語 猫』

『行田物語 母の懐』

『行田物語 ケネディ暗殺』

『行田物語 病院食』

『行田物語 お股の花々』

『晩香坡物語 ジャズ』

『行田物語 悪夢』

『行田物語 社長』

『行田物語 棺桶に入るまで』

『宝田百合子@インド』

『行田物語 ちゃぶ台』

『行田物語 アカギレ』

『行田物語 にぼし』

『ノーベル賞がなぜ?』


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『トゥーランドットとかぐや姫』

『ゲソとワケギ』

『シェフ バベット』

『まんじゅう@富岡』

『ん?トゥーランドット』

『女の子の夢』

『イヴォワールのレストラン』

『151歳の誕生日』

『お皿をぺろぺろ』

『ポップス@蕎麦屋』

『検便と回虫』

『スコーンとプディング』

『スコーン姉妹』

『ピラミス 美術館』

『明治屋 圧力ジャム』


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『雁とがんもどき』

『グルメブーム』

『行田物語@ナポリ』

『栗餅』

『日本で再会ね』

『コロッケパン』

『日本のパン文化』

『小女子』

『カエルジュース』

『152歳の誕生日』

『かぐや姫フィーバー』

『クスクス笑わないで』

『セビチェ』

『ラーメンブーム』

『自然治癒力』

『カナダ紀行カナダ事情』

『猫カフェと癒し』

『ポメロ』

『カワウソ見たい』

『生パンツ系に惹かれて』

『ティラミスとピラティス』

『這っても黒豆』



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コメント
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