デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

瞼の母

2021-07-31 01:20:58 | 美術・芸術


 

瞼の母

 


(mabuta10.jpg)




(mabuta11.jpg)


(salon22.jpg)

 




(sayuri55.gif)

デンマンさん... 瞼の母 という演歌を聴いて感動してこの記事を書く気になったのですか?


(kato3.gif)

いや。。。僕は演歌はパチンコ屋や宣伝カーで流れてくるのを聞くぐらいで、まず演歌を聴くことはないのですよ。。。

それなのに、どういうわけで演歌を取り上げたのですか?

いや。。。たまたま「瞼の母」と入れて検索したら、引っかかったのでこの記事に載せただけです。。。

じゃあ、いったい、何がきっかけでこの記事を書く気になったのですか?

小百合さんに出したメールがきっかけですよ。。。

 


瞼(まぶた)の母(笑)!

 


(mabuta12.jpg)

 

2021年7月16日 金曜日 午前9時29分

7時40分起床。気温15度。
今朝は、ちぎれ雲が4割ほど空を覆っています。
でも、お日様はいつものように輝いてますよ。
だけど、気温を見る限る明らかに夏は峠を越して秋に向かっているのです。
そうなのです。
7月の中旬から段々と日が短くなってくるのです。
バンクーバーは夏も峠を越しました!
日に日に涼しくなってくるはずです。

今朝は最後の生卵を飲んだので午後からそこの安売りマーケトに食料の買い出しにでかけます。
今日は何を特売場で半値で売っているだろうか?
掘り出し物を見つけるのが楽しみです
きゃははははは。。。

昨夜は素晴らしい映画を観ました。
色々と考えさせる いい映画です。

 


(wed10.jpg)

 

涙がこみ上げてきて、思わずホロリとしてしまった箇所がいくつかありました。
きゃはははははは。。。

場所はインドの孤児院です。
寺院の中の100メートル四方の池の周りに座って
瞑想にふけっているインド人の子供のグループがいる。
8歳から14歳ぐらいの子どもたちです。14人ぐらい。
そのそばに明らかに子どもたちの引率者らしい中年の白人女性が、やはり瞑想にふけっている。

その子どもたちの中にJaviと呼ばれている8歳の男の子がいる。
この子供は、赤ちゃんの時に田舎の道路の脇に捨てられていて、それを拾って育てたのが このイザベルと呼ばれる白人の女性なのですよ。

 


(wed17.jpg)

 

実は、20代の頃に海外平和事業団に参加してインドで
奉仕活動に参加したのがきっかけで、イザベルはインドの孤児院で働き始めたのです。

孤児院は運営資金が枯渇して、栄養不良の子供が出るようになった。
それで、ニューヨークに本社がある出版社が寄付金を申し出たのでイゼベルが孤児院を代表して交渉するためにでかけたのです。

その代表取締役兼社長をしているのがテレサという40代の女性で、一代で大きな出版社を築き上げたやり手の女性なのです。
夫は芸術家で主に近代彫刻を専門にしている。
個展なども開いてその世界では有名人。

イザベルがニューヨークに到着したのは、ちょうど夫婦の20歳になる長女が結婚式を控えていた週末だった。
それで、イザベルは結婚式に呼ばれることになった。

しかし、そこで出会ったテレサの夫は、実はイザベルが20代の頃に海外平和事業団で知り合って一緒に暮らしていたボーイフレンドだった。
その時にイザベルは女児を出産していた。
育てるだけの経済的な余裕もなく、事情が事情だっただけに、二人は女児を手放して里子に出し、奇特な夫婦に引き取ってもらうことにした。

イザベルはインドへ、ボーイフレンドはニューヨークにとどまって芸術家の道に進むことになった。

ところが、ボーイフレンドは奇特な夫婦が引き取る前に女児を取り戻して育てることにしたのですよ。
その女児が、イザベルが招待された結婚式の花嫁だった。

イザベルは、すぐにそのことを悟って、結婚式の後にかつてのボーイフレンドに事情を質(ただ)した。

 


(wed13.jpg)

 

その娘は確かに二人の子供だったのです。
イザベルは愕然とした。

こういうあらすじの映画なのですよ。
寄付金はどうなるのか?
娘は、その後どうなるのか?
イザベルは。。。?
テレサは。。。?
かつてのボーイフレンドは。。。?
小百合さんも映画を観て結末をヒヤヒヤしながら見極めてね。

女性が子供を産んで育てる経済的な余裕がなくて赤ちゃんを捨てる。
中には未婚の母が公衆トイレで出産して肥溜(こいだめ)に捨てて殺してしまったというニュースが20年ほど前に日本でありました。

昭和の30年代、姑の嫁いびりが盛んに行われていた時代です。
僕の母親も例にもれずに、姑に「出て行け!」と言われて たまりかねて実家に戻ろうとしたと言うのですよ。

それで、家を出て実家に向かって歩き出したのだけれど、途中で、子供の顔が浮かんできて、とても実家に戻れない。
戻ったところで、「出戻り」と言われて後ろ指をさされながら惨めに暮らしていた同期の娘がいたことを見てきた。
自分は、その様になりたくない。

それに、将来、子供から「なぜ自分を捨てて出ていったのか!?」
と憎まれ、恨まれるのを思うと、とても子供を捨てて出て行けなかった。
僕が大学生になった頃、母親がそう話してくれたことがありましたよ。

そういうことが思い出されて、映画を観ながらホロリとした場面がありました。
小百合さんがこの映画を観ても、泣かされる場面に出会うと思うのです。
映画の題名は『After the Wedding』
図書館でDVDを借りてぜひ観てね。

 


(wed15.jpg)

 

思い出を食べる小百合さん。
僕は小百合さんが登場する記事を読むと、小百合さんと一緒に「心のふるさと」に舞い戻ったような気持ちになります。
きゃははははは。。。

では、小百合さんも、掃除洗濯が終わったら、
BELCの休憩室に行ってノートパソコンを開いて
Free WI-FIを使って「軽井沢タリアセン物語」を読んでね。
小百合さんの伝記物語です!

 


(sayuri201.gif)

『小百合物語』

 

そういうわけで、小百合さんも第二の人生を大いに楽しんで、心残りがないようにルンルン気分で暮らしてね。

では、梅雨にもめげずに今日もルンルン気分で過ごしましょう!
じゃあね。。。

 


(denman01.gif)


 



デンマンさん... また個人的なメールを書き出したのですか?



そうです。。。いけませんか?

こういう私的なメールはネット市民の皆様にはつまらないと思いますわ…。

小百合さんも楽しめるように書いたのだから、ネット市民の皆様にも楽しめる箇所があるはずです…。

でも、個人的な部分は省略すべきですわ…。

あのねぇ〜、小百合さんが迷惑だと思うようなことは書いてません…。。。

迷惑なことが書いてありますわ。。。

でもねぇ〜、小百合さんを誰も特定することができないのです。。。だから、心配することはありませんよ。。。

けれども、特定しようとするネット市民が出てくるかもしれませんわ。。。

たとえ特定されたとしても「人違いだわ!」と押し通せばいいのですよ。。。そんな事より、映画の話をしましょう。。。

つまり、デンマンさんが観た映画のことが書いてあるので、メールを引用したのですか?

そうですよ。。。

。。。で、『After the Wedding』という映画を観て、それほど感動したのですか?

亡くなった母親の話を思い出したのですよ。。。

 


(lib21-07-16.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



秘密への招待状

(After the Wedding)


 


(wed11.jpg)

 

『秘密への招待状』(原題:After the Wedding)は2019年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。
監督はバート・フレインドリッチ、主演はジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが務めた。
本作は2006年に公開されたデンマーク映画『アフター・ウェディング』をリメイクした作品であるが、本作では主人公の性別が男性から女性に変更されている。

 

あらすじ

イザベル・アンダーソンはインドで孤児院を運営していた。
そんなある日、イザベルは大口の寄付を検討しているという経営者、テレサ・ヤングに会うべくニューヨークへと飛び立った。

日々の仕事に忙しいイザベルはニューヨーク行きに乗り気でなかったが、テレサが「直接説明を聞いてから寄付したい」と強く主張したため、やむなくそうせざるを得なくなった。

しかも、現地に着いたイザベルは半ば強要される形でテレサの娘、グレイスの結婚式に出席させられる羽目になった。

困惑と苛立ちを覚えるイザベルだったが、式場で思わぬ人物と再会することになった。
その人物とは元恋人のオスカーであった。

オスカーはイザベルと破局した後、テレサと結婚していたのである。
イザベルは「嫌がらせのために呼びつけたのか」と問い質したが、テレサはシラを切るばかりであった。
実のところ、テレサの真意は別のところにあったのである。




出典: 「秘密への招待状」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




 



上の映画を観てデンマンさんは、亡くなったお母さんのことを思い出して涙を流して感動にむせんだのですか?



いや。。。小百合さんが言うほど涙を流したわけではありません。。。でも、じっくりと考えさせるいい映画でした。

。。。で亡くなったお母さんのお話というのはどういうことですか?

かつて記事にも書いたのです。。。読んでみてください。。。

 


用件:

喜代司の葬式に出席していただいて

ありがとうございました。



(soshiki03.jpg)


From: denman987@gmail.com
To: takako1234@yahoo.co.jp
Date: Sat. April 29, 2017 5:48 PM


 



夕べは多佳子さんの元気な声を聞いて安心しました。
まさか多佳子さんが喜代司の葬式に参加できるほど体力があり、体調がすぐれているとは思いませんでした。
かなり無理をされたのではないですか?

私が多佳子さんの立場であるなら、まず出席しないでしょう!
はっきり言って“迷惑”と感じてしまうでしょう!

私と多佳子さんには共通点もありますが、
この点に関する限り、私は母方の遺伝子をまったく保有してないようです。
冠婚葬祭は、ほぼ拒絶しています。

母親の葬式に参加したことは例外中の例外でした。。。


(judge12.gif)

“アイツは義理も人情もないのかア!”

今回の欠席のことでは たぶん、そう思われていることでしょう!
もちろん、そう思われたとて、私は自分の考えている通りに生きるだけですが……。

しかし、私のような生き方で、日本で暮らしてゆくと、まず間違いなく波風が立って 暮らしにくいと思います。
カナダに永住したことは正解でした。

ところで、今、ブログの記事を投稿し終わってから、
バンクーバー中央図書館のパソコンに向かって
このメールを書いてます。

ちなみに、フラッシュ・メモリーの多佳子さんのフォルダーを開くと最後に書いた次のメールが出てきました。

次の通りです。。。

 


件名:

11月5日の土曜日は映画音楽で

盛り上がって楽しかったですよ!



(meikyoku01.jpg)



 


From: takako1234@yahoo.co.jp
To: denman987@gmail.com
Date: Tues., November 8, 2016 1:56 PM


 



その後体調はいかがですか?

11月7日の月曜日には、喜代司が外出を許可されたので、正造と3人でお袋の見舞いに行ってきました。

話をしようとしても、意味がなかなか理解できないのですが、3人の子供たちが来たことははっきりと理解していました。

私が肩を揉んでやったら、「ありがとう」と理解できる口調で答えました。
意識は、はっきりしているようです。

11月16日にバンクーバーに戻りますが、
それ以降にお袋が亡くなったならば、
その時は、再度行田に戻ってくるつもりです。

葬式はなるべく簡素に済ませます。

ところで、『夢遊伝』を読ませてもらいました。

純文学的な良い作品だと思いました。

インスピレーションをもらったので、そのことで記事を書きました。

ぜひ読んでみてください。

 


(grave02.jpg)

『逝く者と残る者』

 

では、今日も一日 多佳子さんにとってルンルン気分で過ごせるように祈ってますね。
また会う日までお元気で……。



 



去年の11月8日に書いたのでした。。。
“光陰矢のごとし”と申しますが 本当に月日の経つのが早く感じられます。

2月4日に母親が亡くなって 4月24日に喜代司が突然に逝ったのです。

正造さんから連絡を受けて翌日に手紙を書いたのですが、その手紙の草稿をここに書き出します。

 


2017年4月24日 月曜日

 

昨夜は突然の喜代司さんの死亡の知らせを受け、
全く予期していなかったので驚きました。

喜代司さんの体は以前と比べれば弱っているとは言うものの少なくとも まだ2年か3年ほどは生きているだろうと予測していたので死亡の知らせは青天の霹靂でした。

考えてみると、お袋の死が喜代司さんに生きることの儚(はかな)さと希望を失わせたのでしょうね。

 


(gorinju01.png)


(soshiki02.png)

 

高校生の頃電車に飛び込み自殺をしようと試みたことがあったけれど、
「俺が死んだらかあちゃんが悲しむだろうなァ~……」
そう思って思いとどまった
ということをお袋から聞かされた覚えがあります。

そう言う訳で私も去年の11月に帰省した時に、
「お袋よりも先に死ぬことだけはしないように……」と喜代司さんに言おうと思ったのですが……。
つい、言う機会を逃してしまいました。

しかし、喜代司さん自身にも、お袋よりも先に亡くなって悲しませたくないという気持ちがあったのでしょう!
だから、お袋が2月4日に亡くなって2ヶ月であの世に逝った、という事が なんだか、寂しく一人でお墓に入っているお袋の話し相手にでもなろうと思って お袋のそばに逝ったのだと…… そんな風に思えてきました。

そのように思うと喜代司さんの死が不憫ではなく、なんだか心温まるようにも思えます。

ところで、4月28日の午後5時にお通夜をやるそうですが、夕べ、よくよく考えた挙句、日本へ戻ってお通夜に参加することはやめます。

親父さんの葬式にも出なかった。
私は、もともとお通夜とか葬式という行事に意味を見出していないのです。

それで、親父さんが入院中には20日間ほぼ毎日見舞いに行田中央総合病院に通いました。
親父さんとは あまり話をしませんでしたが、その20日間には、20年分ぐらいの話をしたように思います。

「死んで花実が咲くものか」と昔の人は言いましたが、死んでから、お通夜やお葬式をしても、意味がないと思うのは、そういうためです。

お袋が亡くなったときに、通夜と葬式に参加したのは例外中の例外でした。
30年以上お葬式に出たことがない!

喜代司さんとも、お袋が亡くなった時に帰省して
食事を一緒にしたり、会ってそれなりに語り合えたことはよい思い出ができたと思います。

そういうわけで、もう20年ほど前から遺書を書き換えていますが、つねに、自分の葬式は要らない。。。
遺体はバンクーバーの大学の医学部に寄付。
そのように固く決めています。

正造さんに、すべてを任せきって、自分が何もしないということを心苦しく、我侭だとは思いますが、
通夜と葬式だけが亡くなった者を“ともらう”、というものでもないでしょう!

心の内でお袋に対しても、喜代司さんに対しても、充分に“ともらう気持ち”を持っています。
通夜や葬式は私にとって、形式だけの 時間と金を無駄にする行為に見えて、時には滑稽にも思えてきます。

仏教が葬式仏教になって、お葬式に100万円以上がかかるというのは、滑稽としか言えず、正式にすると400万円もかかるというのは馬鹿バカしく思えてなりません。

 


(soshiki01.jpg)

 

坊さんに、合計で60万円も包むのは、さらに滑稽としか思えません。
「坊主まるもうけ!」とは、昔の人はよく言ったものです!

そういうわけで、今回の喜代司さんのお通夜と葬式には出ませんので、親戚の人たちには、当たり障りのないように正造さんからよろしくお伝えください。

喜代司さんの葬式は、バンクーバーで私なりに心の内で“ともらいたい”と思います。
墓参りなども、私は全く信じておりません。

今年の秋には、これまでどおり行田に帰省して また食事を一緒にしながら語り合いましょう。。。

 


(hakamairi2.png)

 

喜代司さんのお骨も、親父とお袋のお骨と並んで 仲良くお墓の中に入っていることでしょうから、その時には、例外中の例外で、お墓参りをしてあげようと思います。
心の内のお墓参りのつもりです。

ちなみに、お袋のお通夜と葬式に泰夫さん(デンマン注:お袋の実弟、故人)の妻の安子さんが あれほど体が弱っているのに、参加してくれたのには、本当に驚きでした。
当時、お礼に伺おうと思っていたのに、ついつい行きそびれてしまいました。

今年の秋、もし健在であれば、蓮華寺にお墓参りした後で安子さんを お見舞いしたいと思います。

 


(rengeji01.jpg)

 

勝手ではありますが、そのようなわけで喜代司さんの通夜とお葬式には欠席します。

あしからず……。

 

追伸:

たまたま、2016年10月6日の手紙を読みなおしたら
(フラッシュ・メモリーに下書きが保存されている)

次のように書いてありました。

 



(jizai20.jpg)

「もし、喜代司さんが2,3日間自宅に

戻れるような機会があるなら、

私と喜代司さんの二人で 那須高原へ旅行して

由香里ちゃんが働いている「自在荘ホテル」で

泊まろうと予定しています。

喜代司さんにとっても、いい思い出になるでしょう。。。」


残念ながら旅行ができるほどの体調ではありませんでした。

このことがマジで心残りです。

多佳子さんに電話で連絡するようなことがあれば、よろしく お伝えください。


_____________________
デンマン




『行田遠野物語』より
(2017年5月27日)


 



実に勝手な言い訳ですが、
これが偽らざる私の本音です。

人生は、マジで儚いものだと つくづく思うこのごろです。
だからこそ、自分の思い、気持ちというものをしっかりと持って生きてゆく、と言う事しかないでしょう!

多佳子さんも悔いが残らないように 自分の心に忠実に暮らしてください。
お互いに、30年、40年も生きられる人生ではありません。

今年の秋は、そういう意味からも多佳子さんのために うれしい“プレゼント”を用意したいと思います。
体調が悪いと この“プレゼント”は楽しめないと思いますのでくれぐれも体調を整えながら 元気で過ごしてください。

葬式の疲れを できるだけ早く取りさってください。
では、今年の秋に またお目にかかるのを楽しみにしています。

喜代司の葬式に出席していただいた事を 改めて感謝いたします。
正造さんも 心強く感じたでしょう。
本当にありがとうございました。

では。。。

 


(byebye.gif)




『行田物語 母の懐』より
(2017年6月14日)


 



デンマンさんは多佳子・叔母さんに、ずいぶん長い手紙を書いたのですわねぇ〜。



僕のお袋の一番下の妹で、お袋とは20歳も年が離れている。。。この叔母には色々とお世話になったし、僕にとって親戚中では一番親しくしている人です。。。

叔母さんはその後、元気になったのですか?

癌なのですよ。。。ずいぶんと心配しているのだけれど、意外にも生きながらえているのです。。。僕は無神論者だけれど、神様が叔母を生きながらえさせているように思うのです。。。

デンマンさんにとって叔母さんは「瞼の叔母」なのですわねぇ〜。。。

そういうことです。。。

喜代司さんにとってもデンマンさんのお母さんは「瞼の母」だったのでしょうねぇ〜。。。

きっと、そうですよ。。。冥福を祈るばかりです。。。



(laugh16.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

 

ですってぇ~。。。

あなたも身近に、癌を患っている人がござ〜ますかァ〜?

ええ。。。「そんなことは思い出したくないので、他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

いけ好かないお方。。。

分かりましたわァ〜。。。じゃあ、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”をご覧に入れますわァ。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

最近 「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわよゥ。

 


(buttdimp5.jpg)

 

どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

とにかく、興味深い話題が続きますゥ。

どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。

じゃあ、またねぇ。。。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(deerlak3.jpg)

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『桜のメルヘン』

■ 『愛とロマンとダイエット』

■ 『愛の追憶』

■ 『午前3時のあなた』

■ 『ビミョ~っていうか』

■ 『お股の花々』

■ 『ロマンの追憶』

■ 『ヒシしようよ』

■ 『デンマンと松本清正張』

■ 『愛犬と神さま』

■ 『思い出@天の川』

■ 『ばあやと小百合さん』

■ 『座薬と軽井沢タリアセン夫人』

■ 『東電社員と愛の自転車』

■ 『梅から桜の国へ』

■ 『人はなんによって生くるか』

■ 『赤犬と離婚』

■ 『クローン人間』

■ 『3つの顔を持つ女』

■ 『記憶喪失』

■ 『約束』

■ 『野生動物@都市』

■ 『奇跡の黒馬』

■ 『フラッシュダンス』

■ 『命の物語』

■ 『犬とレーサー』

■ 『チェルノブイリ』

■ 『天国から来た天使』

■ 『日本語忘れたの?』

■ 『人生の交差点』

■ 『モーディ』

■ 『狼だと叫ぶ少年』

■ 『飾窓の女』

■ 『スペインの王女』

■ 『ミステリーゾーン』

■ 『極寒と酷暑』

■ 『ハリケーン永久に』

■ 『イエスの話』




(chiwawa5.gif)

こんにちは。ジューンです。

あなたは RSS リーダーを使っていますか?

わたしは、つい最近まで知りませんでした。

使ってみると、とっても便利ですよね。

お気に入りのブログの RSS feedを

リーダーに登録しておけば、

自動的に新しい記事を

読み込んでおいてくれます。

だから、一つのリーダーで

あなたのお気に入りのすべてのブログを

読むことができます。

もちろん、ブログだけではありません。

天気予報だとか最新のニュース。

また、最新の映画情報や

音楽や、ファッション情報など、

RSS feedを探して登録しておけば、

いつでも、最新の情報がゲットできます。

あなたも、試してみたらいかがですか?

RSSリーダーがどういうものなのか?

よく分からない人は次の記事を

ぜひ読んでみてください。

『床上手な女とRSS』


(renge45y.jpg)

ところで、英語の面白いお話を集めてみました。

もし、時間があったら読んでみてくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



(bare02b.gif)


(girlxx.gif)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

如意君伝

2021-07-31 01:01:28 | 日本人・日本文化・文学論・日本語


 

如意君伝

 


(nyoikun90.jpg)


(nyoikun1c.jpg)




(merange12.jpg)

デンマンさん...、 上のタイトルは「にょいくんでん」と読むのォ~?


(kato3.gif)

そういうことやァ~。。。めれちゃんは聞いたことがあるかァ~?

初耳ですわァ~。。。 本のタイトルやのォ~? それとも中国の映画のタイトル?

もともとは、16世紀の中頃、明の時代に書かれたポルノ小説やねん。。。 この本のあとに『金瓶梅』という好色小説が書かれるのやけど、この本は『如意君伝』の影響を随所に受けていると言われてるねん。。。そやけど、残念ながら『金瓶梅』以前に書かれたという『如意君伝』は、まだ見つかっておらんのやァ~。。。

。。。ということは、それ以後に書かれた『如意君伝』があるということやのォ~?

そうなのやァ~。。。1763年(宝暦13年)に日本で出版された『如意君伝』がある。。。この書の正式な名称は、「則天皇后如意君伝」というのやがなァ~。。。原本は呉門の徐昌齢の作とされている。。。

 


(nyoikun3c.png)

 



これは文字通りのポルノ小説やがなァ~。。。



あの有名な『金瓶梅』はポルノ小説とちゃうのォ~?

『金瓶梅』はポルノ小説と言うほど猥褻で下品で顕(あらわ)な性描写はほとんど無い。

そもそも、あんさんは どないなわけで『如意君伝』を取り上げはったん?

ちょっと次のリストを見て欲しいねん。。。

 


(goo20-04-24.jpg)


『拡大する』


 



これは GOO のわての「デンマンのブログ」の4月24日のアクセス解析のグラフとランキングやねん。。。



あらっ。。。BING で「如意君伝」を入れて検索して「日本史」のカテゴリーを開いたネット市民がいたのやねぇ~。。。

そういうことやがなァ~。。。赤枠で囲んだ7番の URL をクリックすると次の検索結果が出てきよる。。。

 


(bin20-04-24.jpg)


『拡大する』

『現時点での異検索結果』


 



上の検索結果には、あんさんのブログの「日本史」のカテゴリーは出てはりませんやん。。。



検索する人の履歴や趣味によって、検索結果が異なるねん。。。 そやけど、ページを更に調べてゆくと間違いなく「日本史」のカテゴリーが出てくるねん。。。 時間の節約のために、具体的にどの記事を読んだのか調べるために、わては次のように検索してみたのやがなァ~。。。

 


(bin20-04-13.jpg)


『拡大する』

『現時点での異検索結果』


 



「如意君伝 デンマン」と入れて検索しやはったのやねぇ~。。。



そういうことや。。。検索しやはったネット市民は「日本史」カテゴリーの中の次の2つの記事を読んだのやがなァ~。。。

 



(doukyou5.png)

『道鏡伝説の起源』(PART 2 OF 3)


(hasuimo4.jpg)

『肥後ずいき人気』(PART 1)

 



。。。で、『如意君伝』のことが紹介されてはるのォ~?



『肥後ずいき人気』の中では次のように紹介されてるねん。

 



(akuta01.jpg)

芥川が「知っている」書の中に、『如意君伝』なるタイトルが見える。
この本は、作家・駒田信二氏によれば、「中国風流本の四大奇書」の一書だそうである。
他の三書は『痴婆子伝』 『肉蒲団』 『杏花天』 だそうで、芥川は全部読んでいたことになる。
駒田氏の教示に従い、『如意君伝』の素性を紹介しよう。

この本は中国では禁書となり、押収されて滅びてしまった。
ところが、わが国に伝わり、宝暦13(1763)年に日本橋南通3丁目の小川彦九郎、同庄七の手で和訓本の体裁で発行された。

その4年後、翻訳書が出版された。
『通俗如意君伝』である。


(nyoi02.jpg)


(nyoi03.jpg)

翻訳者は「自辞矛斎蒙陸(じじむさいもうろく)」という。
中野三敏氏の研究では、この狂号のぬしは山口輝雄(きゆう)という。
通俗は、わかりやすいという意味である。

 (中略)

本編の主人公は、独裁者、則天武后である。
この恐るべき女傑のお相手をつとめるのが、「如意君」、彼は何者であるか?

薛敖曹(せつごうそう)という。
背が高く、色白のはなはだ美しい若者で、色男に似ず頭が優れており、読書を好み諸芸に通じ、おまけに酒が強い。
変わっているのは、「肉具ハナハダ壮大ニシテ常ノ人」ならず、男の一物が馬鹿に大きかったというのである。
何でも頭から根まで筋ばっていてミミズのようで、怒ると頭は蝸牛(かたつむり)の如く、竿は皮を剥ぎたる兎の如し、突き立つ雁首に一斗の粟(あわ)を入れた袋を下げてもたるることなし、というから力も強い。
遊郭の女は皆恐れて、叫びながら逃げ去る。

 (中略)


(sokuten2.jpg)

「頃(このころ)太后スデニ六十余歳に及ビ玉ヘドモ。 淫心サカンナルママニ」肉具の大なる男を召し入れては寵愛する。

牛晋卿(ぎゅうしんけい)という宦官(かんがん)が、武后のかすかな溜息を聞き、恐れながら、としゃしゃりでる。
声をひそめて奏上することは、かの薛敖曹のことである。
武后の目が光る。
晋卿の郷里の者という。
聞くに従い、よだれをが流れだした。
そなた、早速その者を連れて参れ、と命ず。

 (中略)

晋卿、ささやきていわく、君の肉具に合う容器は武后以外に無し、この機会を逸すと君は、人道(男女の交わり)を知らないで終わるぞ。
この時、敖曹、30歳である。
晋卿の、人道うんぬんに、たちまち心がぐらついたというのだから、まあ大した男ではない。
もっとも大した男だったら、春本に登場するはずがない。
春本の読者にすれば、こんな嬉しい人物はいないのである。

 (中略)


(asura2.jpg)

奈良後期の女帝、孝謙帝に重用された、河内の人、弓削道鏡(ゆげのどうきょう)は実在の僧だが、彼は宮中に入って病気を治した功で帝に信頼されたのだった。
このくだりは、ロシア帝政末期の怪僧ラスプーチンと似ている。
道鏡は太政大臣禅師に昇任し、ついには法王にもなった。
野望はさらに募り、宇佐八幡のお告げと称して皇位の継承を企てた。
孝謙帝が亡くなられて失脚したが、道鏡が女帝に目をかけられた理由が巨根だったから、という俗説は、恐らく『如意君伝』がわが国に伝えられてからのことと考えて間違いあるまい。

『如意君伝』が成立したのは明代らしく、日本の室町時代である
いつごろ原本が伝来したのか不明だが、江戸期には知識人の間で読まれていた様子である
紹介した『通俗如意君伝』が出版された前後から、道鏡と巨根を結びつけた川柳が、続々と詠まれている。


(doukyoux.gif)

道鏡はすわるとひざが三つ出来

「ちんぽこめらと公卿(くげ)を嘲弄す」

「公家めらがやきおりますと道鏡言い」

(注: 写真とイラストはデンマンが貼り付けました。
読み易いように改行を加えています。
赤字はデンマンが強調のため)




175-187ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎 2009年9月20日発行
発行所: 株式会社 新潮社


 



あらっ。。。芥川龍之介も読みはったのやねぇ~。。。



そうやがなァ~。。。中国のポルノ小説の4大奇書ということやから、おそらく誰もが読みたくなるやろなァ~。。。

ところで、最近中国の映画『如意伝(如懿伝)』がネット上に出てきよるけど、これも『如意君伝』と関係あるのォ~?

 


(nyoiden20.jpg)



 



この映画は『如意君伝』とは全く関係あらへん。。。この如懿(にょい)というのは、清朝の乾隆帝の皇后になる女性で、この映画のヒロインやがなァ~。。。



そもそも「如意」とは、どないな意味やのォ~?

あのなァ~。。。『如意君伝』というのは、年をとった皇后・武則天と最后の寵臣・薛敖曹(せつごうそう)との 情事を描いたポルノ小説やがなァ~。。。薛は武皇后より“如意君”という渾名をつけられた。それは、彼が彼女の性欲を完全に満たしてくれる男だったからである。。。つまり、「皇后を満足させてくれる思いのままになる男」というような意味やがなァ~。。。

あんさんは、詳しいのやねぇ~。。。令和の芥川龍之介になれるやんかァ~。。。

さよかァ~。。。(微笑)



(laugh16.gif)


【レンゲの独り言】


(manila07.gif)

 

ですってぇ~。。。

あなたも『如意君伝』を読みたくなりましたか?

ええ。。。そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!

あなたは、そのように強い口調で あたしに命令なさるのですか?

分かりましたわ。
では、あなたのために、ニーチェのおじさまが語った言葉をお聞かせしますわ。

 



 

あなたは ニーチェの言葉をどう思いますか?

デンマンさんは何度となく、めれんげさんに『即興の詩』サイトを再開するように催促していました。
そして、めれんげさんも、デンマンさんの勧めに応じて『即興の詩』サイトを再開することになりました。

 

めれんげさんの『即興の詩』サイト

 

それにしても再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよね。

 


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

 

すぐ上のリンクをクリックしてみれば解るように
現在では めれんげさんの『即興の詩』サイトはトップと2位を独占していますわ。

検索エンジン最適化をいつも考えて頑張っている人には
「どうしたら、そんなに上位に掲載されるのォ~?」と不思議に思えたり羨ましく思えるかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。
次のリンクをクリックして読んでみてください。

『おばさんの下着に見るSEO』

ところで、めれんげさんは可愛い猫を飼っていますが
あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?
ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。
気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。

 


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

 

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。


(hand.gif)



(surfing9.gif)

メチャ面白い、

ためになる関連記事


 


(linger49.gif)


■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(vanc700.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『あなたもワクワクする新世代のブログ』


(ebay5.jpg)

『平成の悲しい実話』

『乱交パーティーとめれちゃん』

『居酒屋とめれちゃん』

『立ち上がるめれちゃん』

『愛にあふれる未来』

『乱交パーティーと表現者』

『めれちゃん@天国と地獄』

『めれちゃんとにこちゃん』

『塩野七生とめれちゃん』

『午前4時の薄着の女』

『地球の最後に』

『めれちゃんと愛のピアノ』

『めれちゃんとサビーナ』

『どMなの?』

『愛は大海原を越えて』

『2度目の火あぶり』

『ニーチェとエロい画像』

『ニーチェとめれちゃん』

『ニーチェと吉田兼好』

『めれちゃん、すごいね』

『めれちゃん、おはよう』

『夏目漱石と南方熊楠』

『めれちゃん、どうちたのォ~?』

『めれちゃんの悦び』

『性愛サイトとめれちゃん』

『Myぬこが便秘で…』

『Myぬこの愛と恋愛』

『寂しがり屋のめれちゃん』

『くだる本とくだらない本』

『腑に落ちる話』

『めれちゃん、落ち込んでるの?』

『フルトヴェングラーの愛』

『忘れられない愛の言葉』

『死に向かう心の旅路』

『イメージの魅惑と衝撃』

『フルトヴェングラーと芭蕉』

『愛という名の心の旅路』

『永遠の愛と世界』

『世界に広がる愛』

『デンマンエロマンガ』



(june24b.jpg)

こんにちはジューンです。

卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ



(beach02.jpg)


(byebye.gif)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする