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シャフリ・ソフタ (PART 1)

2017-04-07 10:49:54 | 世界の神話・西洋史・オリエント史・世界史

 

シャフリ・ソフタ (PART 1)

 


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  ペルシアのペルセポリスの遺跡

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   ラピスラズリ


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(junko11.jpg)

デンマンさん。。。、お久しぶりです。。。 どういうわけで“シャフリ・ソフタ”というタイトルにしたのですか?


(kato3.gif)

ジュンコさんは“シャフリ・ソフタ”ってぇ、何だか分かりますか?

いいえ。。。 分からないから訊いているのですわァ~。。。

あのねぇ~、実は、僕も目にした時に、何のことだか分からなかったのですよ。。。 確かに見覚えはある。。。 でも、それが地名なのか? あるいは人名なのか?

それなのに、どういうわけでタイトルにしたのですか?

だから、どういうことだと思って、僕も気になってタイトルに選んだのですよ。。。

でも。。。、でも。。。、“シャフリ・ソフタ”という語句が何を意味するのかは、デンマンさんはご存じないのでしょう!?

ところが、僕はこの言葉を記事の中で使っていたのですよ。。。

どうして、“シャフリ・ソフタ”という語句を記事に中に使っているということが分かったのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。


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『拡大する』

『群青の石とロマン』




これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で4月2日の午前7時59分から午後3時28分までの約7時間半の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。



4月2日の午前8時26分にGOOGLEで検索して『群青の石とロマン』を読んだのですわねぇ~。。。

そうです。。。 渋谷区にある情報関連の会社に勤めている郡司 瑠璃子(ぐんじ るりこ)さんが、どうしても気になったので、出勤するとすぐにパソコンに向かって検索したのですよ。。。

瑠璃子さんはデンマンさんの親戚の方ですか?

いや。。。 知らない人です。。。

それなのに、どうして名前まで分かったのですか?

IPアドレスを調べたのですよ。。。


(ip244224b.png)

『拡大する』



あらっ。。。 瑠璃子さんの写真まで貼り付けてますけれど、プライバシーを保護するためにアクセス者の名前までは確定できないのですわァ~。。。



ジュンコさんは意外にネットに詳しいのですねぇ~。。。

その程度のことは常識ですわァ。。。

あのねぇ~、堅い事は抜きにして僕の話を聞いてください。。。

分かりました。。。 デンマンさんが そう言うならばクドクドと詮索しませんわァ~。。。 でも、“シャフリ・ソフタ”は どうなったのですかァ~?

上のリストの赤線のアンダーラインを引いてある「リファラ(リンク元URL)」のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのですよ。。。


(gog70403a.png)


『拡大する』

『群青の石とロマン』

『現時点での検索結果』




あらっ。。。 「シャフリ・ソフタ」と入れて検索したのですわねぇ~。。。



そうなのです。。。 なんと検索結果の5ページまで見ていったのですよ。。。

。。。で、赤枠で囲んである写真をクリックして瑠璃子さんは デンマンさんが「徒然ブログ」に投稿した『群青の石とロマン』を読んだのですか?

そういうことです。。。 とにかく仕事の関係で、瑠璃子さんは何が何でも“シャフリ・ソフタ”を調べねばならなかった立場にあったのですよ。。。

なぜですか?

上の検索結果を見てください。。。 5ページまで一つ一つ調べていったのですよ。。。 でも、瑠璃子さんが納得するような説明が載っている記事に出くわさなかった。。。だから、瑠璃子さんは必死になって探したのですよ。。。

。。。で、デンマンさんが投稿した記事の中に、瑠璃子さんが納得のゆくような説明が書いてあったのですか?

あったのですよ。。。

。。。で、どういうことが書いてあったのですか?

次のような説明があるのです。。。



ラピスラズリ・ロード


 


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ラピスラズリの原産地は限られていて、古来アフガニスタンの東北部に位置するバダフシャン地方が主要な産地でした。
なかでもアム・ダリアというアラル海に注ぐ大きな河があり、その支流のコクチャ川上流にあるサル・イ・サング(Sar-e-Sang)鉱山が有名です。
産出された原石は、北はコクチャ川からアム・ダリアを通ってソグディアナのサマルカンドやブハラ方面へ、また、南はヒンドゥークシ山脈を越え、カブールを経てインドやペルシャ、メソポタミア方面に運ばれていたのです。


(persepo2.jpg)

ペルシアのペルセポリスの遺跡

ラピスラズリがなぜメソポタミア方面にもたらされたのかについては、紀元前500年前後にアケメネス朝ペルシアのダレイオス(ダーラヤワウ)1世が,現在のイラク国境近くにあるスーサに宮殿を造るためラピスラズリを運んだことが碑文に刻まれています。
そのラピスラズリはすべてバダフシャン地方からのものです。
また、紀元1世紀に書かれた『エリュトゥラー海案内記』という文献に、インドの貿易港でラピスラズリが輸出されていたことが記されています。
このラピスラズリも当然バダフシャン地方のものです。

こうしたことを裏付けるように、バダフシャン産出のものがエジプトやメソポタミアばかりでなく、アフガニスタンやイランをはじめとする中央アジアの遺跡から発見されています。
そのうち特に注目を浴びたのが1966年からイタリア調査隊のM・トスィが発掘調査を開始したシャフリ・ソフタの遺跡です。


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『拡大する』

シャフリ・ソフタはガズニやカンダハルを通る南ルートにあたるのですが、ここからラピスラズリの原石の塊と装飾品に加工するための道具が大量に発見されました。
そのことにより、ここがラピスラズリの一大加工場だったことが分かりました。
また、カーネリアン(紅玉髄)やトルコ石などの原石も多数出土しているので、ラピスラズリだけでなく、その他の貴石の加工もなされていたことも分かりました。

シャフリ・ソフタはイラン国内ですが、アフガニスタンとの国境近くにあります。
アフガニスタンの南部には東北から西南に向かってヘルマンド川が流れており、その下流域はスィースタン(バルーチスタン)地方と呼ばれています。

この地方は現在アフガニスタンとイランとに二分されていますが、シャフリ・ソフタは、そのイラン側のシースタン地方にある城壁に囲まれた都市遺跡です。
遺跡からは50数基の窯跡なども発見されたことから貴石だけでなく、土器の一大加工場であったことも分かりました。




『群青の石とロマン』より
(2012年04月25日)




。。。で、瑠璃子さんは御礼のコメントを記事に書いてくださったのですかァ~?



今どきのミーちゃん、ハーちゃんが お礼のコメントなんてぇ書くはずないでしょう!

あらっ。。。 瑠璃子さんはミーハーなのですかァ~?

ミーハーでなくても、わざわざ「ありがとうございました」なんて書く人はいませんよ。。。

でも。。。、でも。。。、かつて、グッドマイラヴさんから デンマンさんが書いた記事に対して「ありがとうございます」のコメントをいただいたじゃありませんか!


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『実際の記事』



確か次のようなコメントでしたわ。。。



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関西の女です。

そして、宝塚歌劇が大好き女です。

宝塚は家から近くて、阪急電車でよく歌劇を見にいくのです。

ドイツの歌とは、知らなかった。

何度も読み直し、聴いて、最高。


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ステキなクリスマスになりました。

ありがとうございます。


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グッドマイラヴ 2015-12-25 23:45:53




ジュンコさんは よく覚えていましたねぇ~。。。



それには訳がありますわ。。。

どのような。。。?

私はデンマンさんがグッドマイラブさんに成りすまし 自作自演でコメントを書いたのじゃないか?。。。そう思ったのですわァ。。。 でも、IPアドレスを見ると、マジで関西に住んでいる人なのですわァ~。。。


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『拡大する』



つまり、僕が成りすましてコメントを書いたわけじゃないと分かったので、記憶に残っていたのですか?



いいえ。。。 私も“グッドマイラヴ”さんのブログに飛んでいって、記事を読んでみたのですわァ~。。。 クリスマスイヴにふさわしい なかなか素晴らしい記事を書いていました。



 

ベツレヘムの星

2015-12-25 00:41:14


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クリスマスイブの夜。

暖冬とはいえ、かなり暖かい夜。

美しい月も出ている。

まあ、ホワイトクリスマスはロマンチックだけど、

こんな、暖かいクリスマスも、いいかも。

小さい頃、クリスマスツリーを父が買ってきて

妹とキラキラ光る飾りをつけた楽しい思い出。

一番てっぺんに飾る星を、つけると出来上がり。


(xmastree2.gif)

サンタさんは、何時に来ると思う?

エントツないからどこから来るのかなぁ?

サンタさんは、外人だから

日本語で書いたお手紙読めるかなぁ?

妹と私は、布団に入っても、

ペチャクチャ話していた。

父と母は、私達の部屋を覗いて言う。

『早く寝ないと、サンタさんは来てくれないよ』

 

今から思えば、本当にいい時代だった。

父は、クリスチャンでもなかったが、

庭にクリスマスツリーの木を植えた。

毎年大きくなって、当然てっぺんに星の飾りを

飾る事は難しくなる。

父が、言う。

てっぺんの星は『ベツレヘムの星』だよ。


(starxmas.jpg)

父も、詳しい事は知らないみたいで、

誰かに聞いたのだろう。

私は、たまたま、キリスト教の

幼稚園に通っていたので

幼い頃から賛美歌を唄う事が多かった。

何だか分からないが、お祈りもよくした。

幼稚園の担任の先生も、エルマナアンナと言う

白人の先生だった。


(teacher9.jpg)

最近、クリスマスツリーの

てっぺんの星が気になって

調べてみた。

キリストが生まれた直後、

木星と金星の異常接近の年で

二つの星が重なりあって輝き、

誰も見た事のない星が出たと

新約聖書に書いてあるらしい。

その星をベツレヘムの星と呼ぶらしい。

世の中を救う人が生まれる時は、

そういうものなのかなぁ。

大人になって、クリスマスツリーの

てっぺんの星が何だったか分かって、

何だかありがたい気がした。

そして、庭にクリスマスツリーを

植えてくれた父に、

ありがとうと言いたい。

天国まで、届くかなぁ。。。。

パパ、ありがとう。


(pray08.gif)

 

作: グッドマイラヴ




『ベツレヘムの星』より

『クリスマスのコメント』に掲載。
(2015年12月30日)




なるほどォ~。。。 この記事を読んだのでグッドマイラヴさんが感謝のコメントを書いたことを覚えていたのですねぇ~。。。



そうですわ。。。 だから、瑠璃子さんも「ありがとう」ぐらい書くだろうと思ったのですわァ~。。。

あのねぇ~、状況が違うのですよ。。。 瑠璃子さんは仕事の関係でストレスが溜まっていて、何が何でもシャフリ・ソフタを調べなければならないと必死でググッたのですよ。。。 でも、グッドマイラヴさんは、この時 クリスマス気分に浸っていたわですよ。。。

つまり、瑠璃子さんはコメントを書くどころの気分ではなかったのですわねぇ~。。。

そうです。。。 やっとストレスから開放されて、クビにならずにすんだと 安心しきったのですよ。。。

だからこそ、感謝の気持ちを込めて“ありがとう”のコメントを書くべきなのではありませんかァ~?

4月2日がクリスマスならば瑠璃子さんも“ありがとう”のコメントを書いたと思いますよ。。。

そうでしょうか?

そういうものですよ。。。



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 (すぐ下のページへ続く)




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