エリュトゥラー海案内記(PART 1)
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デンマンさん、お久しぶりです。。。 いったい、どういう風の吹き回しで私をお呼びになったのですか?
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たまには、ジュンコさんが姿を見せてもいいでしょう! ジュンコさんとも、もうかれこれ12年に渡ってチームを組んでいるのだから。。。
自己紹介 : Junko Adachi
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•ニューヨークで生まれる。
•父親が商社に勤めていたので、子供の頃、ヨーロッパ、北米で暮らす。
•日本とアメリカの大学で、ジャーナリズムとクリエーティブ・ライティングを学ぶ。
•これまでにいろいろな仕事につく。主なものは次の通り: ガイド、フリーター、秘書、フライト・アテンダント、モデル、英語学校教師
•現在、通訳、フリーランス・ライターとして活躍している。
•趣味は旅行と音楽・映画観賞。
『センスある下着を身につけていますか?』より
(2004年8月7日)
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それにしても、ずいぶん古い私の「自己紹介」を持ち出してきましたわねぇ~。。。
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GOOGLEで検索してみたら、たまたま上の記事がヒットしたのですよ。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
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「じゅんこ デンマン beaverland.web.fc2.com」を入れて検索してみたのですよ。。。 トップに出てきた記事にジュンコさんの「自己紹介」が出ていたのです。。。
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私のことよりも「エリュトゥラー海案内記」という本のタイトルは聞いたことがありませんわァ~。。。 いったい“エリュトゥラー海”というのは、どこの海なのですか?
あのねぇ~、実は、“エリュトゥラー海”で検索して僕のブログにやって来たネット市民がいたのですよ。。。 ちょっと次のリストを見てください。
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■『拡大する』
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これはアメブロの僕のブログの12月2日から8日までの1週間の「リンク元URL」のリストなのですよ。。。
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2番と3番に“悪質で愚かな URLスパマー”と書いてありますけれど、これはどういう人物なのですか?
あのねぇ~、宣伝のために、http://ameba.wpblog.jp/rx/ と http://vinemix.info/RK/ という URL を「自動URLスパム配信ツール」を使って、自動的にアメブロ会員に URLスパムを飛ばしているのですよ。
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■『拡大する』
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同一人物ですかァ~?
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そうです。。。
デンマンさんのブログだけでも 1週間に合計 180 + 169 = 349 回もスパムを飛ばしたのですか?
そうです。。。 アメブロ会員 全体では 少なくとも4千万回も スパムを飛ばしているはずですよ。。。 そのうち、このスパマーのことで検索する人が居れば、この記事がヒットするはずです。。。 ジュンコさんが質問しなければ、僕は見逃したのだけれど、このスパマーもその内ネットで悪名高くなるでしょう。。。
。。。で、“エリュトゥラー海”を入れて検索してデンマンさんのブログにやって来たというネット市民は上のリストのどこに記録されているのですか?
上のリストの赤枠で囲んである31番ですよ。。。
31番の URL をクリックすると どのような検索結果が出てくるのですか?
次のページに検索結果が出てきます。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
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「エリュトゥラー海案内記 パープル染め」を入れて検索したネット市民は、赤枠で囲んだ囲んだリンクをクリックしたのです。
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そうすると、どのページが出てくるのですか?
次のページです。。。
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■『拡大する』
■『実際のテーマのページ』
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これは「テーマ:世界史・オリエント史・古代史」というテーマのぺーじなのですよ。。。
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そのテーマのページの中で“エリュトゥラー海案内記”が出てくるのはどの記事なのですか?
次の記事です。
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■『群青の石とロマン』
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あらっ。。。 記事の中に私が登場するのですか?
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そうです。。。 それで、ジュンコさんも懐かしくなるだろう、と思って呼び出したのですよ。 (微笑)
でも、私は“エリュトゥラー海案内記”という本を見たことも読んだこともありませんわァ。。。 いったい、どういう本なのですか?
大昔のガイドブックですよ。。。 次のようなものです。
エリュトゥラー海案内記
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『エリュトゥラー海案内記』(羅: Periplus Maris Erythraei、英: Periplus of the Erythraean Sea)は、古代のインド洋近辺における海洋貿易についてギリシア語で記された航海案内書。
10世紀の版がハイデルベルク大学図書館に、14・15世紀の写本が大英博物館に所蔵される。
「エリュトゥラー」(Ἐρυθρά) とはギリシア語で「赤」の意味。
すなわち、「エリュトゥラー海」とは「紅海」という意味である。
ただし、古代においては、紅海、ペルシャ湾、オマーン湾、アラビア海、インド洋、ベンガル湾を含めた海のことを広く指していた。
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紀元後40年から70年ごろに成立したと推定され、著者はローマ領エジプト州に住んでいたギリシア人航海者であったと言われる。
アレクサンドリアもしくは紅海に面したベレニス(Berenice)出身と推定されている。
著者は読み書きが出来る程度の教育は受けていたが、ギリシャ語とラテン語の混同がみられ、文法上の誤りもあり、最上の教育程度であったわけではない。
この書は、インド洋に吹く季節風を利用した遠洋航行を行う貿易業者のために書かれた。
当時、インド洋においては、ローマ帝国と南インドのサータヴァーハナ朝の間で季節風貿易が行われており、そのためこの書には航海の状況のみならず、各港での貿易品や各地の特産品などについての記述も詳しい。
アラビア半島から東南アジアにいたるまで広い範囲をカバーしているため、1世紀ごろのインド洋周辺という、情報の少ない地域・時代の様相を知るための貴重な史料である。
地理
『エリュトゥラー海案内記』に見られる地域は以下のとおり。
アフリカ東岸
紅海
ソコトラ島
ペルシア湾
アラビア海
インダス河口
ベンガル湾
セイロン島
マレー半島
中国について、 θίν (Thin、ティン) という呼称で絹の産地として紹介している。
「秦」に由来すると言われる。
出典: 「エリュトゥラー海案内記」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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でも。。。、でも。。。、『群青の石とロマン』の記事の中には“エリュトゥラー海案内記”は出てきますけれど、“パープル染め”は出てきませんよねぇ~。。。
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記事の本文には出てこないけれど、卑弥子さんの独り言の中に出てくるのです。
【卑弥子の独り言】
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ですってぇ~。。。
デンマンさんの歴史ロマンのお話でした。
もっと読みたい人はリンクを貼りましたから面白そうなものを選んで読んでみてください。
■『ラピスラズリと紺瑠璃杯』
■『愛しの敦煌』
■『ラピスラズリ と 美女アメニア』
■『古代紫 Tyrian purple』
■『飛鳥とペルシャ 石人男女像の謎』
■『聖徳太子の母親はペルシャ人だった?』
■『聖徳太子の個人教授にはペルシャ人が居た』
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■『なぜ厩戸王子なの?』
■『飛鳥と中南米は海でつながっていた』
■『バンクーバーとブリスベン』
『群青の石とロマン』より
(2012年4月25日)
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。。。で、具体的に“パープル染め”というのは、どういうことですか?
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“古代紫染め”のことですよ。。。
古代紫
Tyrian purple
岩波の理化学辞典には、 Tyrian Purple は「古代紫」の名称で取り上げられています。
この項には次のように書かれています。
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【古代紫】
地中海産の貝
purpura、Murex、Thais 属の
鰓下腺(サイカセン)から分泌される黄色液で、
主な色素成分は、
6.6’-ジブロモインディゴ C16 H8 O2 N2 Br2。
これで繊維を染めて空気にさらすと、
紫に近い深紅色に変わる。
ギリシャ・ローマ時代における
貴重な紫色素で高価であった。
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ところで僕が日常使っている三省堂の国語辞典には次のように出ています。
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【古代紫】
多少灰色がかった紫。
江戸紫よりも黒味を帯びている。
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僕の頭の中では「古代紫」というのはTyrian purpleのことなんですが、国語辞典の定義にある「古代紫」とは全く違っているようですよね。
Tyrian purpleと言う色は理化学辞典で説明されているように「紫に近い深紅色」なんですね。
国語辞典で定義されているような「多少灰色がかった紫。江戸紫よりも黒味を帯びている」色ではありません。
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では、Tyrian purpleとはどのような色をしているのかと調べたら、右の絵に書かれている人物が身にまとっている帽子と上着の色がその色なのです。古代紫とも江戸紫とも違い、かなり赤みを帯びています。
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古代紫には人によってかなりの受け止め方に違いがあるようです。
むしろ「貝紫」と言ったほうが的確かもしれません。
貝紫とは磯に住むイボニシやレイシ、アカニシ、センジュガイといったアクキガイ(悪鬼貝)科の巻貝(murex)から取れる染料のことです。
この貝が持つ鰓下腺(通称パープル腺)から分泌される乳白色~淡黄色の液は、太陽の光にあたると酸化されて紫色に変化する性質があります。
この分泌液は6.6ジブロムインディゴと呼ばれる色素の1種が還元された状態で貯蔵されているもので、神経を麻痺させる作用があるため、他の魚貝類を攻撃する武器になると共に産卵期には卵殻の中に注入して、卵が他の生物に食われないようにする役目も果たしています。
アクキガイ科の貝の中には食用になるものもあり、大昔から海辺の人々によって採捕されて来ましたが、殻を割って料理する際、内臓が手や衣服に付着して紫色に変化するのを見て、染色に利用することを思いついたのでしょう。
この貝から取れる染料に基づいた染色法は地中海沿岸の古代フェニキアで行われ、それがギリシャ・ローマ時代に受け継がれていったものです。
これで染めた衣服を着られるのは王候貴族に限られていました。
歴史書によると、貝紫は1gの染料を取るために二千個もの貝を必要としたとあります。
ちょっとオーバーじゃないかと思うのですが、とにかく希少価値であったことには違いないようです。
そのようなわけで極めて高価な色として珍重されました。
ちなみに1万個の貝から1gと書いてあるウェブページがありました。
二千個でもオーバーだと思ったのですが、1万個はさらにオーバーじゃないかと思いますね。
でも、それ程わずかしか取れないということは、このような記述から確かなようです。
Tyrian purpleとは“Tyre(ティルス)で貝から取れた紫”ということです。
このTyreというのは古代のフェニキアの都市です。
現在は es-Sur と呼ばれるレバノンにある小さな村です。
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このフェニキア人は、紀元前15世紀頃から紀元前8世紀頃にティルス、シドン、ビュブロスなどの都市国家を形成して海上交易に乗り出し、のちにはカルタゴなどの海外植民地を建設して地中海沿岸の広い地域に渡って活躍しました。
フェニキア人は系統的には様々な民族と混ざって形成された民族です。
彼らはアフロ・アジア語族セム語派に属するフェニキア語を話し、言語的に見ればカナン人の系統に属する民族です。
彼らが自分たちの言葉を書き表すために発明したフェニキア文字は、ギリシャ文字・アラム文字・アラビア文字・ヘブライ文字など、ヨーロッパ・西アジアの多くの言語で用いられる文字の起源になりました。
もちろん、英語のアルファベットもこの系統です。
貝紫はこの古代フェニキア人が最初に染料として用いたことになっていますが、歴史研究者の中には、その起源はもっと古くクレタ文明(ミノス文明とも呼ばれます)でも使われていたとする人たちも居ます。
レウケー(Leuke)と呼ばれる小さな島が、上の地図で示したようにクレタ本島の南東にありますが、この小島には初期のクレタ文明(紀元前3000-2200年)の頃に貝紫が取引されていたという記録が残っています。紀元4世紀までは人が住んでいましたが、現在は無人島です。
個人的には僕は貝紫の起源はクレタ文明だと思いますね。
なぜなら、この文明は男も女も身だしなみに、ことのほか気を使ったのです。
考古学者のアーサー・エヴァンズはクノッソスで発掘調査した時に次に示すフレスコ画を見つけました。
これを見た彼は“可愛いパリジェンヌ”と言って驚いたという話が伝わっていますが、確かにナウい感じがしませんか?
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“Ladies in Blue” fresco from Knossos, 16th century BC.
この3人のクレタ女性はお祭りでなにやら愉快に話しをしています。
当時上流社会で流行していた胸を見せる短い胴着(bolero)を身に着けています。
当時も細いウエストが好まれたそうです。この胴着の肩当を見てください。
これは貝紫で染めてあると思いませんか?ちょっと色が茶色っぽく変色していますが、これが描かれた時にはもっと赤みを帯びていたのではないでしょうか?
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ヘアスタイルといい現代風なスカートといいセックスアピールする胴着といい、もしクレタ島の“パリジェンヌ”と19世紀のパリジェンヌが次に示すように町の通りを歩いていたら、19世紀の女性はダサいと思われてしまうのではないでしょうか?
我々の眼にはフープ・スカートは明らかに時代遅れと映りますよね。
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“どちらの女性と喫茶店に入って話がしたいですか?”と問われれば、僕はおそらくクレタ島の女性に声をかけるでしょう。
バルキーなスカートをはいた女性は、やはりダサいですよ。クレタ島の女性の方がモダンな感じがしませんか?19世紀の女性のように、こんな幅広のスカートをはいて喫茶店に入ったら、周りの人が迷惑するでしょうね。(笑)
19世紀の女性と比較するのでは、時代が違いすぎるので、同じ時代のエジプトの女性と比べてみたいと思います。
次の絵の中の女性たちは今から3500年から3000年前の服装をしています。
上のクレタ島の“パリジェンヌ”とほぼ同じ時代です。
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一目見ただけでも、エジプトの女性の方がシンプルですよね。というか、言葉は悪いですが“土人スタイル”ですよね。
パリジェンヌよりも原始的な感じがします。我々の眼には、どう見てもクレタ島の女性の方が現代的な印象を与えます。
そう思いませんか?
いづれにしても、クレタ文明では5000年も前から貝紫が使われていたんです。
その貝紫を抽出していたのがレウケー(Leuke)と呼ばれる小さな島だったわけです。
恐らく、この島からフェニキア商人によって抽出技術がティルスに伝わったのでしょう。
『古代紫 Tyrian purple』より
(2005年6月18日)
(すぐ下のページへ続く)
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