君が行く道
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デンマンさん...、 あんさんは おもろいア二メを貼り出して いったい何をしようとしやはるのォ〜?
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めれちゃんが行く道を探そうと思うて めれちゃんが歩く後ろ姿のア二メを貼り付けたのやがなァ〜。。。
つまり、昔の奈良の都の大通りを巨人になった わたしが歩いてゆくと あんさんは言わはるのォ〜?
そういうことやァ〜。。。
そないな しょうもないことを言わんと、本当のことを言いなはれ。。。
めれちゃんが そう言うのなら、まず次のリストを見て欲しいねん。。。
(goo20-07-12.jpg)
■『拡大する』
■『焼き滅ぼさむ』(PART 1)
これは GOO の わての「デンマンのブログ」の7月12日のアクセス者の棒グラフと日別・週別ランキングの記録やねん。。。アクセス元ページ の4番に注目して欲しいねん。。。
あらっ。。。君が行く道のながてを を入れて検索したネット市民がいたのやねぇ〜。。。
そういうことやァ〜。。。
。。。で、4番のリンクをクリックすると どないな検索結果が出てきよるのォ〜?
次の結果が表示されるねん。
(nav20-07-12.jpg)
■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
■『焼き滅ぼさむ』(PART 1)
あらっ。。。 これは韓国の検索エンジンやないのォ〜。。。
そういうことやがなァ〜。。。実は、ソウルにある梨花女子大学校で学んでいる金 明淑(キム・ミョンスク)さんが読みはってん。。。
(ip236116b.png)
(rika003b.jpg)
キムさんは大学で何を勉強してはるのォ〜?
日本文化と日本史を専攻していおるのやがなァ〜。。。
。。。で、君が行く道のながてを を入れて検索して何を読みはったん?
次の箇所を興味深く読んだのやでぇ〜。。。 めれちゃんも読んでみたらええやん。。。
(rajomon1.jpg)
(bigroad.jpg)
1998(平成10)年に復元された朱雀門に立って、南面すれば当時の朱雀大路の景観を実感することができる。
平城京生活者にとって「ふるさと」とイメージされる場所だった飛鳥、都を思い出させる景観として想起された都大路。
それは、紛れもなく「万葉びと」の生活空間の一部であった。
さて、先ほど見た中臣宅守と狭野弟上娘子の贈答歌に、次のような歌がある。
(yamayaki.jpg)
君が行く
道の長手(ながて)を
繰(く)り畳(たた)ね
焼き滅ぼさむ
天の火もがも
あなたの行く
長い長いその道のりを
手繰り寄せ、そして重ねて
焼き滅ぼしてくれるような
天の火が欲しい
(巻15の3724)
狭野弟上娘子は、あなたが行く長い道中を、手繰り寄せて畳んでしまい、焼き滅ぼしてしまう天の火が欲しい、と宅守に歌を送っている。
これは、二人を隔てる物理的、時間的距離をなくしたい、ということを歌っているのであろう。
つまり、歌を交わすことによって心的距離をなくしているともいえるだろう。
物理的、時間的距離を無化させる歌の力のようなものを、私はこの歌に感じている。
もちろん、この贈答歌が、あとから何らかの歴史的事実に基づいて作られた虚構の歌で、実際にやり取りされたものではない、という可能性もあるのだが、そうであるならば、なおさらのこと、この歌の表現が多くの人びとの共感を前提として作られている証拠になるであろう。
上野誠・奈良大学教授
(注:写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)
42 - 43ページ
『別冊太陽 日本のこころ156 平城京』
(平城遷都1300年記念)
2010年4月1日 初版第3刷発行
編集人: 湯原公浩
発行所: 株式会社 平凡社
キムさんは中臣宅守と狭野弟上娘子の贈答歌について調べていたのやねぇ〜。。。
そういうことやァ〜。。。
。。。で、どのようなことに疑問を持ちはったん?
上野教授は次のように書いている。。。
この贈答歌が、あとから何らかの歴史的事実に基づいて
作られた虚構の歌で、実際に
やり取りされたものではない、
という可能性もあるのだが、そうであるならば、
なおさらのこと、この歌の表現が多くの人びとの
共感を前提として作られている証拠になるであろう。
キムさんも、この贈答歌が何らかの歴史的事実に基づいて作られた虚構の歌で、実際にやり取りされたものではないのではないか? そう思って、ネットで色々と調べまくったというわけや。。。
そうしているうちに、あんさんの記事に出くわしたというわけやのォ〜。。。?
そういうこっちゃ〜。。。
。。。で、その歴史的事実というものを見つけやはったん?
見つけたのやがなァ〜。。。実は、上の贈答歌は次のような意味が暗(あん)に含まれているのやでぇ〜。。。
(yamayaki.jpg)
君が行く
道の長手(ながて)を
繰(く)り畳(たた)ね
焼き滅ぼさむ
天の火もがも
文字通りに解釈すれば
「あなたの行く長い長いその道のりを
手繰り寄せ、そして重ねて
焼き滅ぼしてくれるような
天の火が欲しい」という意味になるけれど、
そんな事を言うために上の和歌を詠んだわけじゃない。
私の父・旅人(たびと)は
729(神亀6)年2月に起こった「長屋王の変」で
涙を呑んで藤原氏の専横に屈しなければならなかった。
しかし、藤原氏の専横がいつまで続くわけではない。
いつか 必ずや 天の火が天罰のように
藤原氏を見舞うことになるだろう。
(巻15の3724)
そやけど、そないな解釈をこれまでに 見たことあらへんわァ~。。。
そやから、次の記事を読むと、上のように解釈した理由が書いてあるねん。 それでニーチェのおっさんが言うたように読む前と読んだあとでは 世界がまったくちがって見えるようになるねん。
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■『萌える恋歌の裏に』
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【レンゲの独り言】
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ですってぇ〜。。。
あなたも 中臣宅守と狭野弟上娘子の贈答歌は何らかの歴史的事実に基づいて作られた虚構の歌で、実際にやり取りされたものではないと思いますか?
ええ。。。「そんな昔の歌など、誰にもその真相はわからないのだよ! そんなことは どうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!」
あなたは、そのように強い口調で あたしに命令なさるのですか?
分かりましたわ。
では、あなたのために、ニーチェのおじさまが語った言葉をお聞かせしますわねぇ〜。。。
あなたは ニーチェの言葉をどう思いますか?
デンマンさんは何度となく、めれんげさんに『即興の詩』サイトを再開するように催促していました。
そして、めれんげさんも、デンマンさんの勧めに応じて『即興の詩』サイトを再開することになりました。
■めれんげさんの『即興の詩』サイト
それにしても再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよね。
(gog30703.gif)
■『現時点での検索結果』
すぐ上のリンクをクリックしてみれば解るように
現在では めれんげさんの『即興の詩』サイトはトップと2位を独占していますわ。
検索エンジン最適化をいつも考えて頑張っている人には
「どうしたら、そんなに上位に掲載されるのォ~?」と不思議に思えたり羨ましく思えるかもしれません。
その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。
次のリンクをクリックして読んでみてください。
■『おばさんの下着に見るSEO』
ところで、めれんげさんは可愛い猫を飼っていますが
あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?
ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?
そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。
気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。
(dog202.jpg)
■『ワンワンちゃん』
とにかく、次回も興味深い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。
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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ
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