クリスマスプレゼント(PART 1)
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件名:
バンクーバーはこのところ
雨が続いています。
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date: Dec 13, 2018, 6:27 PM
でも、雪が降るよりはましです。
やっぱり、寒いのはいただけません。
ホワイト・クリスマスとミーちゃん、ハーちゃんは言いますが、
雪が降る寒いクリスマスよりは、暖かいクリスマスの方がいいですよね。
でも、もともとクリスマスなど祝ったことがない家庭に育った小生にとって、
休日が増えるだけはありがたいですが、
クリスマスなど、はっきり言って、どうでもいいことです。
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クリスマスの思い出と言えば、
小学校2年生か3年生でしたか?
サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるなど信じてはいませんでしたが、
珍しく母親が、そのような話をしたので、
嘘だと解っていても、そうだね、そうだね、と同意して、
この分だと、クリスマスプレゼントを買ってきてくれるのかな?
そう期待してクリスマスの朝を迎えたものでした。
目覚めたら、枕元に プレゼントらしきものが置いてあるではありませんか!?
いったいどんな素晴らしいプレゼントなのか?
子供だから、ずいぶんと期待しましたよ。
そう思って、袋を開けたら、なんと甘露飴でしたよ!
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これにはムカつきましたねぇ~。
甘露飴などクリスマスにもらって喜ぶ子供がいるだろうか?
これ以上ムカつくことがあろうか?
それほどムカついて甘露飴を袋ごと母親の目の前に投げ出したものです。
それ以降、クリスマスの話は一切母親はしませんでした!(笑)
ところで、12月13日には次の記事を投稿しました。
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■『マインドフルネス』
記憶にあるかもしれませんが、多佳子さんのメールの返信にマインドフルネスのことに、ちょっとばかり触れました。
上の記事では多佳子さんのメールと小生のメールを基にして
マインドフルについて詳しく書きました。
多佳子さんも興味を持って読めると思うので、
ぜひクリックして読んでみてください。
多佳子さんも、せいぜい徒然に、思うところを作品に書いて
最優秀賞に選ばれなくても、
佳作として認めてもらえるぐらいに頑張ってください。
本当に良い作品は並みの審査員には理解できないものだと小生は考えています。
だから、例えば、宮沢賢治にしても
死後に 彼の作品が評価されたのです。
あの有名なカフカにしても、彼の友人が遺作を発表したからこそ
死後に認められたのです。
そういう訳で、作品を残すことが重要です。
審査員に認められなくても、
例えば、小生が多佳子さんの“遺作”をブログで紹介すれば、
20年後には、センセーションを巻き起こすほど世間に認められ
有名になるかもしれません。
もちろん、小生が20年後も生きていればの話ですが。。。(笑)
当然、そのつもりで健康管理に気をつけています。
マジで。。。
多佳子さんも、そういう事も可能性としてあることを胸に刻んで
最善を尽くして作品を書き残してください。
では、心が軽やかになる音楽でも聴いてください。
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それと、幸せな気分を味わうために、
半分残して、今、ピーナツバターをしみじみと味わってもいいのでは。。。? (笑)
じゃあねぇ~。。。
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件名:
メリークリスマス!
そしてよいお年を!
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date: Dec 23, 2018, 2:37 AM
この時期になると、私はAM8.5のラジオを聴きます。
たぶん短波放送だと思うのですが日本語なしCMなしで
今は季節柄クリスマス一色で盛り上がっています。
残念ながら英語の語り口なので殆どわかりませんが、
知っている単語の羅列が重なった時は音楽と連結させ雰囲気で勝手に納得しています。
とにかく内容が解らない分読み書きに邪魔にならないという利点があるのがいいですね。
時々私を鷲掴みするような楽曲がながれます。
もちろんその場合ちょうど私の立ち位置とリンクしている時ですが、
2~3日まえサイモンとガーファンクルの映画卒業のテーマソングです。
聴きながら「ああ、 私は随分と歩いたんだ」としみじみと感じ入りました。
光陰矢のごとし!
月日の経つのは早いものです。
ところで芳江さんからのクリスマスプレゼント、カンロ飴についてですが
最初は思わず笑ってしまいましたが、
やがてこれは実は神妙な出来事なんだと思いました。
NHK2ラジオ "漢詩を読む"あるいは "宗教の時間”どちらかで甘露についての話がありました。
うろ覚えですが、遠くはインドの宗教文献から中国に伝わり、
良い行いをすると天が甘味の雨を降らすというような話です。
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カナダ特産のメープルシロップなどももしかしたら
原住民は神の樹液と崇め楓は神木となっていませんか?
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要するにキーワードは ”良い行いをすること またいかに甘味が重宝されていたか"ということです。
芳江さん(注:デンマンの母親)からの説明がなくともデンマンさんに甘露という響きを教えたのだとおもいます。
デンマンさんは最高学府の識見を取得したのですから甘露について調べてみると
母である芳江さんを再認識しますよ「ああ そうなんだ」ということがあったら私にも教えてください。
大晦日もカウントできるように迫ってきました。
私は独立した家庭を持って33年、ほぼパイオニア時代ですが
その間年の瀬は「私に任せて!」とばかり走り回リ、その習慣が未だに抜けません。
あれもこれも目について心がざわつきます。
体は漸く就いていっているのにまだどこかに半生の部分があるようです。
本当は私って季節の行事が大好きです。
昨日は冬至、私の家の菩提寺となった法要寺で⒏人の僧侶の読経の中星供養がありました。
一年でいくつもある折々、その中の大晦日と新年も大事にしています。
お正月はゆっくりします。
ブラット ピットの成りすまし感想は10日過ぎに送信します。
それでは メリークリスマス!
そして良いお年を!
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かしこ
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件名:
母親には、実は
和歌の心得があったのです!
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Date: Dec 23, 2018, 1:10 PM
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芳江さんからのクリスマスプレゼント、カンロ飴についてですが
最初は思わず笑ってしまいましたが、
やがてこれは実は神妙な出来事なんだと思いました。
NHK2ラジオ "漢詩を読む"あるいは "宗教の時間”どちらかで甘露についての話がありました。
うろ覚えですが、遠くはインドの宗教文献から中国に伝わり、
良い行いをすると天が甘味の雨を降らすというような話です。
カナダ特産のメープルシロップなども
もしかしたら原住民は神の樹液と崇め楓は神木となっていませんか?
要するにキーワードは ”良い行いをすること またいかに甘味が重宝されていたか"ということです。
芳江さんからの説明がなくともデンマンさんに甘露という響きを教えたのだとおもいます。
デンマンさんは最高学府の識見を取得したのですから
甘露について調べてみると母である芳江さんを再認識しますよ。
「ああ そうなんだ」ということがあったら私にも教えてください。
う~♪~ん。。。 なるほど。。。
多佳子さんは、お袋のために、善良に解釈したのですねぇ~。。。(笑)
『ウィキペディア』で調べると、次のように書いてあります。
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甘露とは、中華世界古代の伝承で、天地陰陽の気が調和すると天から降る甘い液体。
後世、王者が高徳であると、これに応じて天から降るともされ、
また神話上の異界民たる沃民はこれを飲んでいるとされている。
後にインドから仏教が伝来すると インド神話の伝承で不死の霊薬とされたアムリタを、
漢訳仏典では中国の伝承の甘露と同一視し、甘露、あるいは醍醐と訳すようになった。
転じて中華王朝や隣接諸国の年号。
■甘露 (漢):前漢の宣帝劉詢の年号(紀元前53-紀元前50)。
■甘露 (魏):三国時代、魏の高貴郷公曹髦の年号(256年-260年)。
■甘露 (呉):三国時代、呉の末帝孫皓の年号(265年-266年)。
■甘露 (前秦):五胡十六国時代、前秦・苻堅の年号(359年-364年)。
■甘露 (高昌):高昌の麴光の年号(525年頃- 530年頃)。
■甘露 (東丹):東丹国の東丹王耶律倍(やりつばい)の年号(926年-936年)。
飲み物が美味であることの喩え: 甘露水や甘露酒など。また、甘く味付けされていることの喩え: 甘露煮など。
マクワウリの地方呼称(北海道・東北地方) - カンロ、味瓜(あじうり)など(品種:北海カンロなど)。
上質の煎茶。
アブラムシやカイガラムシ、ツノゼミなどの篩管液を主食とする半翅目昆虫が排泄する糖分に富んだ液体。
唐の文宗の治世に発生した政変未遂事件。甘露の変を参照。
なるほどねぇ~。。。
“甘露”というのは、昔から“良い物”とされていたのですねぇ~。。。
でも、やはり悪い奴は、歴史を通して必ず居るもので、
上の説明に出てきた「甘露の変」というのが面白い!
甘露の変
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文宗(唐の第17代皇帝 在位:827-840)は即位当初より、
文宗を擁立した宦官の王守澄に権力を握られており、その専横を憎んでいた。
その文宗の意を受ける礼部侍郎李訓及び太僕卿鄭注は
仇士良という宦官を王守澄と対立させ、
両者を抗争させ共倒れさせるという謀議を献策した。
この下準備として鄭注は軍を動員できる節度使(鳳翔節度使)となった。
この策は当初順調に推移し、王守澄は実権を奪われ冤罪により誅殺された。
この後、返す刀で王守澄の葬儀に参列した仇士良及び主立った宦官勢力を、
鄭注が鳳翔より兵を率いて粛清する予定であった。
しかし功績の独占を目論んだ李訓は、
鄭注が出兵する王守澄の葬儀前に宦官を一堂に会させる機会を作るため、
「瑞兆として甘露が降った」ことを理由に宦官を集めようとした。
これは瑞兆の真偽の確認には宦官全員が確認することが慣例であったからである。
太和9年11月壬戌の日、左金吾衛大将軍の韓約が朝会にて、
「左金吾役所(左金吾衛)裏庭の石に昨夜、甘露が降った」と上奏、
慣例に従いほとんどの宦官が確認に赴いた。
この時、左金吾衛の裏庭には幕が張られ、
その陰に郭行余、羅立言らが兵を伏せていた。
しかし、幕間から兵が見えてしまい、
事態に気づいた仇士良らは文宗を擁して逃亡、
宦官に取り囲まれた文宗は李訓、鄭注らを逆賊とする他なく、
李訓らは腰斬により処刑された。
この事件以降、宦官は文宗を傀儡にし権力を行使、
失意の文宗は「朕は家奴(宦官)に制されている」と嘆き4年後に病死した。
もし、芳江母が“甘露”の意味を知っていたならば
その意味の素晴らしさに、お金には換えがたい“良い物”を小生にプレゼントしたつもりなのでしょう。
でも、それは表面的な意味を借りて、下心では、できるだけ安いものをプレゼントしたかったということなのだと思うのですよ。(笑)
つまり、甘露が“良い物”だとしても、母親には下心があったのです。
ちょうど、「甘露の変」で宦官を一堂に会させる機会を作るため、
「瑞兆として甘露が降った」と言ったように、
“甘露”を出して陰謀を遂行したのです。(笑)
世の中、すべて裏には秘められた下心が潜んでいるということなのでしょう!?
ちょっと、これは考えすぎでしょうか? (笑)
ところで、芳江母の知られざる教養について。。。
オヤジが他界する5,6年前から、両親は皇室が主催する「宮中歌会始」に
毎年自作の歌を二人そろって応募していたのですよ。
ある時、その話が出て、お袋が言ったものです。
「私の歌をちょっと見せてみろと言ったので、見せたら、自分の歌だけ郵送したのよ。
あとで尋ねたら、オマエの歌だけが入選したら、みっともないから自分の歌だけ郵送したんだよ」
その時の母親の歌を読ませてもらったのですが、
尋常高等小学校しか出ていない母親が歌ったものとは思えないようなできばえでした。
苦労人の母親は、目に見えないところで、教養を積んでいたようです。
その事については次の記事で書きました。
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■『行田物語 社長』
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春すぎて
夏来にけらし
白妙の
衣たなびく
丸墓山
デンマン注:
歌会始の事では確か10年ほど前に記事を書いたことがあったのですが、
最近、もう一度書こうとして母親の歌を探し出したのだけれど、見つからない!
どうやら掲示板に書き留めたようで、3つの掲示板を小生が立ち上げたのですが、
現在、その掲示板を無料で作らせてくれたプロバイダーがすべて消滅してしまって
ネット上には残ってない!
ただし、小生のパソコンのハードディスクには、どこかに保存されているのです。
つまり、オフラインでならば、掲示板として立ち上げて見ることができるのです。
しかしオフラインで、その掲示板を立ち上げるのが煩わしいので、いまだに見つけてないのです。
いつか暇ができたら、その歌を基にして、再度、記事を書きたいと思っています。
ちなみに、上の和歌は次の記事の中から取った持統天皇の和歌をパロディ化したものです。
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■『白妙の和歌を探して』
つまり、親父の見識からしても、自分の歌より妻の和歌の方が良い出来だと思えたので、
自分の歌だけ郵送したのですよ!
(オヤジも、了見の狭いところがあるのです! 苦笑)
ちなみに、オヤジが、当時の美智子皇太子妃殿下の詩を基にして作曲して、
お手元に郵送したというけれど、
その曲は、美智子さんが感動するほどのものではなかったようです。
だから、本人ではなく、秘書の方の礼状が届いたばかりでした。
その事については次の記事に書きました。
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■『中村紘子とワンワン』
長々と書いてきましたが、
多佳子さんも良いクリスマスと正月を迎えてください。。。
ピーナツバターの感想を楽しみにしています。
では。。。
軽快な“G線上のアリア”を聴いてみてねぇ~。。。
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次は、もともとのクラシック。。。
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デンマンより
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(すぐ下のページへ続く)
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