獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

全盲ヘルパー事業所連絡会 障害資本主義の実践 ラインのオープンチャットをたちあげた 匿名でも参加OK 

2024-10-12 22:36:09 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
オプチャ


マルクスは、資本主義の次は、共産主義の時代胃が来る。だれかが土地などの資本を独占するのではなく、そういったものはみんなが共有し、そこからみんなが利益をえる。そんな世の中がくると予言。
でも、いっこうに、そんな世の中はこないね。


そこで、考えた私。目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。資本主義のつぎは、あるいは、資本主義と同時並行的にあらわれるのは、障害資本主義ではないか。一般的に、資本主義によって、生じた格差をおぎなうため、福祉主義がでてきた。それはあくまで、資本主義をおぎなうもの。


私が考えた障害資本主義とは、そういった福祉ではなく、自らの障害が、資本になる。つまり、資本がお金をうむように、障害であることがお金をうむということ。それが、障害資本主義。いうなれば、資本主義と福祉主義の制度をりようしてでてくるのが、障害資本主義。


具体的には、目の見えない私、月に200時間ほど、福祉サービス、就労支援サービスをうけている。私にヘルパーをはけんしてくれるサービス。このヘルパー派遣のため、国や豊中市は、60万円ほどのひようを負担してくれている。半分はヘルパーさんの給与となり、半分は、ヘルパー派遣業者のとりぶん。


ここで、もし、私障害者本人が、ヘルパー派遣業者になればどうか、そうすると、私に、半分のお金がはいってくる。そのお金で、さらに、私は、自分のためにヘルパーを雇うことができる、そして、私の生活費もまかなえる。それが、障害資本主義。自分の障害が、売り上げ、利益になる。


視覚障害者の世界では、この障害資本主義の実践、自分でヘルパー事業所をたちあげて経営するということが今までなかった。重度身体障碍者の世界では、すくなくない障害者が、自分んのためのヘルパー事業所をもっていると聞く。特に24時間介護が必要な人は、いろいろな方法で、自分のためのヘルパー事業所をもっているよう。


これが、視覚障害者でもできるようになった。2020年からの、重度障碍者等就労支援特別事業ができたおかげ。今までは経済的活動には福祉サービス、同行援護はつかえなかったけど、この、特別事業では経済的活動にもヘルパーさんがつけられる。これが大きな転機。視覚障害者が、自分で法人をつくり、ヘルパー事業所を経営する場合、その経済活動経営活動にも、ヘルパーがつかえるようになった。そのおかげで、私も月200時間ぐらいヘルパーさんがきてくれる。そして、この持ち時間のおかげで、ヘルパー事業所の経営もできる、売り上げが確保できるようになった。


障害資本主義に必要な制度がととのった。


この障害資本主義という考え方、メソッドは、どんどんひろがっていくべき。そうすると、今まで、視覚障碍者の職業は、あんま、はり、キュー、マッサージに限られていたけども、ヘルパー事業所経営というのがひとつくわわる。事務職として働いている視覚障害者は、ほとんど仕事があたえられないケースもすくなくないが、その人も、副業として、ヘルパー事業所を経営でき、ゆくゆくは、ダツサラをして独立開業もできる。


ひろがれ、視覚障害者のための障害資本主義。
ということで、私と同じように、視覚障害があり、そして、障害資本主義を実践してみたいという人、全盲ヘルパー事業所を開業したい人、そんな人のための、ラインのオープンチャットをつくりました。ぜひ、登録してね。匿名でも参加できますよ。


ラインのオープンチャットのURLは以下のとおり


オープンチャット「全盲ヘルパー事業所連絡会 障害資本主義の実践from ウエカジハローセンター」
https://line.me/ti/g2/WYqn8II3xOFgAiFKpS547M8TJUl8lAaZnbz9EQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default


10月末ごろに、オンライン会議システムをつかって、はじめての、全盲ヘルパー事業所連絡会をおこないたいとおもいます。


00:00 待機 
01:40 スタート 今日のメインテーマは全盲ヘルパー事業所連絡会 幼稚園の運動会ゲネプロ 裁判官に裁判をおこしたおはなし
03:40 視覚障害者ふれあいウォーク 万博記念公園 に行ってきたおはなし ONCC 老人大学 高齢者大学のボランティアグループ
08:20 同行援護従業者研修も格安でうけられる8000円 2025年2月 茨木市で
12:00 近所のクリニックで市民検診をうけて結果がかえってきたお話 手書きコメントとマイクロSDカードで結果通知
15:00 NHK朝ドラオムスビのおはなし なんかおもしろくないのよね
17:00 同行援護不服審査請求を大阪府にしてきたおはなし 同行援護の国の補助金が重度訪問介護や居宅介護に流用されていることが判明したおはなし
26:10 大阪地方裁判所の裁判官の障害者差別 合理的配慮の不提供 よって裁判官に裁判をおこしたおはなし
33:10 岡町桜塚商店街で原田神社の秋祭りのみこしやダシに遭遇したおはなし
40:00 近所の公園でおこなわれていた幼稚園の運動会のゲネプロを見てきたおはなし 見事な太鼓演奏
57:00 全盲ヘルパー事業所連絡会のオープンチャットをたちあげたおはなし 障害資本主義の実践




以上


毎週土曜8時 ライブおはなし配信 全盲ヘルパー事業所連絡会オプチャを開設したおはなし その他幼稚園の運動会リハーサル見学 同行援護不服審査請求口頭意見陳述のおはなしなど



 





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