獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

人材開発支援助成金のためまた大阪労働局助成金センターに行った。

2024-12-23 20:55:40 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
めんどくさい


6月から日本で初めての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した私。目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。センターで雇用しているヘルパーさんは9人。そのうちの2人を正写真、のこり7人は登録ヘルパー。


正社員の人には、介護福祉士になるための実務者研修を受講してもらおうとおもっている。ゆくゆくは、特定事業所加算をとるために、実務者研修のヘルパーさんが必要。


せもちろん、受講料はセンターが負担する。受講の時間も時給を払う。
会社が負担するから、これについて、なにか、助成金はないか聞いてみたら。労働局で、人材開発支援助成金というのがある。これは、受講料の半額、、受講時間に時給をはらっていれば、その時給のうち760円が、助成される制度。ありがたいね。
ただ、これは手続きが面倒。1週間前に大阪労働局助成金センターにいって、書類を提出し、その後補正があり、今日、また谷町四丁目の助成金センターへ。


助成金センターでは、この書類が足りない、この書類だけだと受講時間や研修内容がわからない、通信の標準学習時間とかがわからないなど、いろいろ不備を指摘される。


いやいや、それは、そちらが、専門学校に直接きいてよと思う私。そのために、専門学校の名前と住所、受講するコースも書いて、新生しているんだから。


それに、インターネットでちょっと調べれわかることも、紙で出してください出してくださいと、助成金センター。


とっても手間がかかる。わずか5万円ほどのじょせいきんをうけるために、何度も、谷町四丁目にいき、レターパックで何度も書類を提出し、そのたびに不備をしてきされる。
そりゃ、この手間をかんがえると、もういいやとなるよね。
でも、私はあきらめない、5万円のためにあきらめない。
直接センターにいって、担当者と話を市、そして、専門学校に電話を市、助成金センターの担当者に直接会話してもらって、必要書類を、専門学校から助成金センターの担当者にFAXでおくってもらう。これが一番ははやいね。


というか、このことを、私が、おぜん立てする前に、助成金の担当者は、やってほしいよね。


今日で
なんとか、書類は提出できそう。よかった。


でもまた、受講がおわったあとに、また請求書の書類をださないといけない。このときも、またいろいろいわれるんだろうな。


気が重いな。
PS


最近この助成金で、不適切な事例があるよう。専門学校がキャッシュバックする事例があるとのこと。


本来、割引で50万円でじゅこうできるコースを、100万円にしといて、いったん事業所から100蔓延はらってもらって、その後、半額の助成金がでたら、専門学校も50万円を、じぎょうしょにキャッシュバックする。
すると、事業所は負担なしで、従業員を受講させることができる。


助成金がらみだと、こういった不適切なことが多発するんだろうね、それを防止するために、たくさんの書類、宣誓書、うーん、いたちごっこだね。




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経済的活動にもつかえる同行援護、重度障害者等就労支援特別事業の視覚障害者利用者はまだまだすくないね。

2024-12-16 16:52:18 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
83人のうちの1人


今年ももうあと2週間。ほんと2024年はあっというま。50歳になった年、目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジが、日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した年。


私のように、視覚障害者だけど、自分で、自分のためにヘルパー事業所をどんどん立ち上げていってほしいね。


全盲の私が、ヘルパー事業所をたちあげるために利用した雇用福祉サービス、豊中市重度障害者等就労支援特別事業、経済的活動にもヘルパーを派遣してくれる制度。この制度のおかげで、私は、ひとりで、会社をたちあげ、ヘルパー事業所をたちあげることができた。


その重度障害者等就労支援特別事業は、すべての自治体で受けられるサービスではなく、2024年現在、わずか102自治体。豊中市もそのうちのひとつ。
そして、この制度を利用している視覚障害者は、全国でわずか83人、そのうちの一人が私。


以下が、2024年7月時点での、視覚障害者が特別事業を利用している人数。関西、大阪、京都、兵庫で利用している人がおおいね。
@ここから


全盲ヘルパー事業所をつくために必要な制度、経済的活動にもつかえる同行援護、いわゆる重度障害者等就労支援特別事業の視覚障害者利用者の都道府県内訳


雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業の視覚障害者利用状況 2024年7月現在


 市町村別の視覚障害者利用状況、全国で83人(自営業、雇用、両方の数含む)


その内訳は、以下のとおりです。


 北海道 合計 9人
札幌市7、北見市2


 宮城県 合計 1人
仙台市1


 山形県 合計 1人
西川町1 


 栃木県 合計 8人
宇都宮市8


 東京都 合計 18人
文京区3、江東区1、目黒区1、世田谷区2、杉並区5、北区2、足立区2、葛飾区1、江戸川区1


 神奈川県 合計 2人
川崎市2


 岐阜県 合計 1人
高山市1


 静岡県 合計 1人
静岡市1


 愛知県 合計 2人
名古屋市2、


 京都府 合計 10人
京都市8、長岡京市2


 大阪府 合計 15人
大阪市9、堺市4、豊中市1、東大阪市1、


 兵庫県 合計 10人
神戸市10


 大分県 合計 5人
大分市2、別府市2、由布市1


以上


@ここまで


まだまだ、利用者すくないね。全盲ヘルパー事業所がどんどん増えていけば、この数字も増えるね。


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全盲の私が自由な時間と、自由に使えるお金を手に入れられたのは、重度障害者等就労支援特別事業のおかげ。現在全国で、102時知多が実施中。

2024-12-09 20:34:48 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
まだまだ


2024年ももうおわり。私は50歳になって、そして、日本ではじめて、重度障碍者等就労支援特別事業というヘルパー制度をつかって、会社をたちあげ、ヘルパー事業所、全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した。そんな2024年。私にとって大きな変化の年。


48歳で、長年つとめた市役所を早期退職して、これからは、貯金をとりくずし、障害年金で、ほそぼそとくらしていこうと思っていた私。目の見えない、網膜色素変性症な、私、盲人ウエカジ。


でも、ウエカジハローセンターを開業できたことで、一定の収入、会社も利益をあげられるようになった。貯金を減らさずに、生活できそう、今までとおなじように遠征しつつ、さらに、時間ができたので、海外旅行もいけそう。余裕がでてきた。それも、ヘルパー事業所を開業したおかげ。
そのヘルパー事業所を、全盲の私がひとりで開できたのも、ヘルパー派遣制度のおかげ、重度障碍者等就労支援特別事業というヘルパー派遣事業、豊中市の事業。私は月に120時間、ヘルパーさんにきてもらって、事務作業などの補助をしてもらっている。
この制度がなかったら、今の私の生活はないね。ほんと感謝。
でも、この特別事業は、実施している自治体はまだわずか、去年は80自治体ぐらい。そして、今年でやっと100をこえたぐらい。1700をこえる自治体のうち、まだ1割もないのね。
私のように、全盲でも、ひとり暮らしでも、おじさんでも、ヘルパー事業所を開業っできる、これが障害資本主義の実践、全盲ヘルパー事業所。このブログをみている、全盲の視覚障害者の人にもどんどん、私とおなじように、事業所をつくってほしいね。
でも、その大前提となる特別事業が、まだわずか102辞退。視覚障碍者の利用者もまだ10人もいないのね。
どんどん広がれ、特別事業、そして全盲ヘルパー事業所。
以下が、特別事業を実施している自治体です。
@ここから
雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業を実施している自治体(実施予定自治体含む) 2024年7月時点


102自治体が制度化


 利用者は合計 226人
226人のうち、雇用114人・自営等112人
226人のうち、重度訪問介護利用者143人、同行援護利用者83人、行動援護利用者0人


北海道 3
札幌市 函館市 北見市


青森県 0


岩手県 0


宮城県 1   
仙台市


秋田県 0


山形県 3   
長井市 西川町 鶴岡市


福島県 1   
郡山市


茨城県 2   
つくば市 水戸市


栃木県 1   
宇都宮市


群馬県 0


埼玉県 3   
さいたま市 桶川市 鶴ヶ島市


千葉県 4   
千葉市 船橋市 浦安市 佐倉市


東京都 17  
文京区 台東区 江東区 品川区 目黒区 世田谷区 中野区 杉並区 北区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区 国分寺市 港区 墨田区 稲城市


神奈川県 3  
横浜市 川崎市 藤沢市


新潟県 1   
新潟市


富山県 0


石川県 0


福井県 1   
鯖江市


山梨県 0


長野県 2   
長野市 上田市


岐阜県 4   
岐阜市 高山市 岐南市 大垣市


静岡県 3   
静岡市 浜松市 伊豆市


愛知県 3   
名古屋市 安城市 小牧市


三重県 1   
四日市市


滋賀県 3   
草津市 野洲市 彦根市


京都府 4   
京都市 亀岡市 長岡京市 南丹市


大阪府 12  
大阪市 堺市 豊中市 吹田市 箕面市 高槻市 枚方市 東大阪市 泉大津市 和泉市 池田市 富田林市


兵庫県 6   
神戸市 姫路市 伊丹市 加古川市 淡路市 播磨町


奈良県 1   
奈良市


和歌山県 1  
和歌山市


鳥取県 1   
境港市


島根県 1   
松江市


岡山県 2   
岡山市 備前市


広島県 1   
広島市


山口県 2   
下関市 宇部市


徳島県 1   
徳島市


香川県 3   
観音寺市 坂出市 三木町


愛媛県 0


高知県 1   
高知市


福岡県 4   
北九州市 福岡市 筑前町 岡垣町


佐賀県 0


長崎県 0


熊本県 1   
熊本市


大分県 3   
大分市 別府市 由布市


宮崎県 1   
宮崎市


鹿児島県 0
沖縄県 1   
南風原町


@ここまで




まだまったく実施していない県もあるのね。残ね。大阪府は優秀だね。なぜだろう? 大阪は同行援護の利用率も高いし、活動的な視覚障害者がおおいのかもね。


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広がれ、全盲ヘルパー事業所

2024-12-04 22:24:53 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
今が一番若い


いつのまにか、もう12月、2024年ももうおわりだね。今年も、紅白には、ハロプロはでないよう。カウントダウンコンサートもないよう。なので、サプライズ出演あるかもね?


そんな今日、昼過ぎに、視覚障碍者の人が、私の事務所、ウエカジハローセンターを訪ねてきてくれた。6月から、日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開設している、私、盲人ウエカジ。目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。


私の、毎週土曜日、夜8時のYOUTUBE生配信をみてくれている視覚障害者。


ウエカジさんができるんなら、私もできる! そう思い立って、その方も、視覚障害者だけどヘルパー事業所を立ち上げたいとのこと。その相談にきてくださった。ありがたいね。


何が一番必要ですかときかれて、私は、ビジネスパートナー、一緒にやってくれるヘルパーさんが大事ですと答えた。


でも、いろいろ話を聞いてみると、まず、大事なのは、サービス支給量が大事だね。
私は、今、豊中市から、ひと月、居宅介護84時間、同行援護50時間、重度障碍者等就労支援特別事業 121時間、合計255時間の、サービスを利用できる権利、支給量を受けている。この支給量のおかげで、網膜色素変性症、全盲の私ウエカジはひとり暮らしできている。


そして、この支給量のおかげで、ヘルパー事業所も経営できている。ヘルパー経営のための事務作業、手続きなど、この支給量、特別事業の支給量でまかなっている。そして、それが、売り上げにもなる。
なので、一番必要なものは何か?と聞かれたときは、支給量ですと答えるのが正解だったなと反省。


障害福祉サービスの支給量、これが最低でも192時間ないと、ヘルパー事業所は経営できないね。相談をうけて、いろいろ話しているうちに、こちらの、頭も整理できた、よかったよかった。


みなさんも、ぜひ、全盲ヘルパー事業所をたちあげてみてね。自らの障害、視覚障害を資本にかえて生計を得てみよう。それが、障害資本主義の実践です。


ラインのオープンチャット、全盲ヘルパー事業所連絡会に登録してね。いつか、全盲ヘルパー事業所を経営している視覚障害者で大きなグループをつくりたいね。


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コクホレンからの支払い停止が、一部だけですんだ。

2024-12-02 22:03:21 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
一部 返礼


6月から、日本で初めての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した私、盲人ウエカジ。5か月は、無事にコクホレンから報酬が支払われたのに、ここにきて、支払い停止。書類に不備があるとのこと。


なので、10月分、11月請求、12月支払い分の支払いが停止。書類が返礼された。


これで、売り上げの半分以上がとまるとおもっていたら、なんと、今日、支払い通知所がとどいた。数日前に、返礼通知書がとどいたのに、それとは別に支払い通知著。
内容を見てみると、コクホレンに請求した、4人の利用者の、10月利用分について、全員の報酬が支払い停止になったのではなく。そのうちのひとりの利用者の分だけが支払い停止とのこと。一部は、報酬がちゃんと支払われるのでよかったよかった。


これで、すこしはほっと一安心。


そして、支払いが停止された利用者の10月分も、11月分と一緒に、国保連に再請求できるとのこと。よかったよかった。どんな複雑な手続きがいるのかなとおもったら、いつもどおりに請求すればよいとのこと。伝送システムで、11月分を伝送し、さらに、10月分の再請求もすればよいとのこと。デジタル化、ネット化はほんと便利だね。事務所にいながら、請求ができるのはほんと便利。


よかた、よかった、これで、なんとか、一部報酬が支払われるので、12月にヘルパーさんに支払う給与もなんとか払えそう。


ただ、事業所負担の社会保険とか、家賃とかは払えないので、また、私が、会社にお金を貸し付けないといけないな。すでに100万円をかいしゃにかしつけているんだけどな・・・。うーん。この借金が返済される見込みがまだないな。


まぁ、年利3パーセントで貸し付けているとおもえば、1年間で3万円の利息をえられるのだから、まぁよしとしよう。会社経営者っていうのは、こういうふうに、個人で会社にお金をかして、その利息をもらって、臨時収入としている人も多いみたいね。会社経営、自営業って、ほんと、いろいろなやり方で、お金の節約、臨時収入がえられるのよね。


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