おかあちゃんとおとおちゃん
コロナの診断をうけてから2日目。今日も、へんな汗を大量にかいて、それで目をさます。熱っぽいなとおもって、朝3時すぎに熱をはかったら38.7度。これはいかんということで、ロキソニンのジェネリックを飲む。すると、まもなく1時間もしないうちに、体が楽になるから不思議。ロキソニンほんとすごいね。
ただ、熱はおさまっても、今日はずと鼻水がでる。せきとたんはお薬のおかげであまりでないけど、鼻水がでる。鼻水のお薬も処方してもらっておいたらよかったな。
コロナは血中酸素が低下して息苦しくなるらしいので、アップルウォッチをつけて血中酸素濃度をはかってみる。昨日もアップルウォッチをつけていて自動測定されていたようで、昨日の数値は97パーセント。今日は、もっとさがっているかなとおもったら、100パーセント、。昨日クリニックで指先にクリップをはさまれてはかった血中酸素は99%。大丈夫そう。
そんな今日、自宅隔離なので、職場にいかなくていいので、今日は撮りためていた動画をYOUTUBEにアップ。10ぐらいアップして非公開状態。これから徐々に公開していこう。
時間があったので、大阪府から送られてきた無料の抗原検査キットを、全盲視覚障害者でもひとりで使えるか動画も作成してみた。ひとりで撮影。これは、視覚障害者の人がコロナにかかった時、抗原検査キットをひとりで使うときに役に立つ動画だと思う。でも、私が、回復しないと、ちょっとこの動画はあげられないな。なので、私が回復してから、抗原検査キットをひとりで使ってみ亜t動画あげます。
そうこうしていると、夕方携帯に電話、よく一緒に買い物にいってくれる近所のおばあさんからの電話。たしか85歳の女性。85歳なのに声は若くて、元気で、足取りも私なんかよりもテキパキしている。電話は、お赤飯をたくので、今からもっていきます。
ありがとうございます。でも、実は、私は今コロナなので、対面できません。ドアノブにひっかけておいてください。
あら、大丈夫ですか。とおばあさん。
しばらくして、私の家のドア本がなり、インターホンで会話。赤飯とリンゴをもってきました。
あまり会話を長くしてもいけないだろうと気遣ってさっと帰っていくおばあさん。
2分ほどして、ドアをあけて、ドアノブの紙袋をもって、同時にドアポストの郵便物なども部屋の中にいれる。
紙袋の中に手をいれて、赤飯をとりだす。ラップにくるまれた赤飯、実にあったかい。すぐにラップをはいでむしゃぶり食べる。おしい。もちごめでしっかりたきあげられた赤飯。
私が小さいころ、田舎のおばあちゃんはもときどき赤飯をたいていて、それを時々食べた私。ただ、田舎のおばあちゃんのつくる赤飯は、なんか変、あまりきれいな赤い色もしていない、食べ応えも、普通のお米。もちごめをつかわずに、小豆の煮汁、色付け用の煮汁もつかわずに、赤飯をたいているような田舎赤飯。あまりおいしくない、これなら白いごはんのほうがおいしい、小さい私はそう思ってあまり食べない。それとはちがって、親が時々結婚式やなにかに行ってもってかえるお赤飯、これがとってもおいしい。もちもちしていて、さめてもおいしい、もちもちお赤飯。これがほんとの赤飯なのね。
今日、いただいたラップの赤飯は、田舎赤飯ではなく、しっかりもち米でたいたお赤飯。実においしい、むしゃぼり食べる。もう1ラップあったので、それも食べる。今度は少し塩をふってたべるおいしい。粉末お吸い物をのみながら一気にたべる。うまい。もちもち感がおいしいのよね。
食べ終わって、リンゴを食べようと、リンゴむかなくちゃとおもったら、なんとむいてあった。手づかみでリンゴを食べる。きっと、塩水にひたしているりんご。みずみずしいね。
明日の赤飯もあるので、それは冷蔵庫へ。冷めたお赤飯もおいしいんだよな。明日が楽しみ。
おばあちゃんってほんとやさしいね。なぜだろう?
私が赤飯をむしゃぼり食べているときに、佳林のブログ更新のおしらせ。いつもは夜なのに、昼間の更新。タイトルはとても大切な人。
なんだろうと思って、すぐにブログを見てみると。先日、宮本佳林のひいおばあちゃんがなくなったとのこと。94歳のひいおばあちゃん。
佳林は、小さい頃はこのひいおばあちゃんに育てられた。佳林のママもこのひいいおばあちゃんに育てられたとのこと。なので、佳林家では、ひいおばあちゃんのことをおかあちゃんとよんでいるとのこと。
おばあちゃんをおかあちゃん、おじいちゃんをおとうちゃんと呼ぶ過程はたまにあるね。私の知り合いも、母子家庭で、おじいちゃんが父親かわりの家は、おじいちゃんをおとうちゃんと呼んでいる。たぶん、佳林ママも父子家庭で、佳林ママにとってのおばあちゃんが母親かわりになって佳林ママ育てあげたんだろうね。
最近、よく佳林が実家の千葉に里帰りしていたのも、ひいおばあちゃんのことがあったからかもね。
佳林のブログでは、ひいおばあちゃんと、おうちや公園でままごとををした、一緒に犬の散歩をすごい距離あるいた、こっそりおこづかいをくれた、はじめてヒールサンダルを買ってくれた、いろいろなエピソード。どれも、かわいらしい、いとおしいエピソード。その様子を想像するだけで、こっちまで心があたたかくなるね。
ブログを読んで、いつものようにコメントを投稿する私。目が見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。佳林ブログコメントへの投稿は、音声文字入力。最近OSがバージョンアップされて、音声認識がよりよくなったたiPhoneで音声入力。だけど、うまく入力できない。涙声の私。コロナの盈虚もあって、鼻水。それでうまく発音できない。なんとか、投稿するもOSがバージョンアップされたので、いつもとなんかちがう投稿しました画面。ちゃんと投稿されたか不安。なので、いくつか投稿。佳林に届いたらいいな私のコメント。
佳林は、ひいおばあちゃんから、カッチャンとよばれていた。おてんばで、外で遊んでまっくろなチビ佳林。カッチャンという呼び名がぴったり。そして、カッチャンは、おかああちゃん、ただいま!と大きな声。
もう、カッチャンが、ただいまといっても、ひいおばあちゃんは返事はしてくれないだろうけども、チョコもワンとほえてくれないだろうけども、きっとひいおばあちゃんは。こういうだろうね。
かっちゃん!!おかあちゃんは、かっちゃんが幸せでいてくれるのが一番だよ。かっちゃんの幸せがおかあちゃんの幸せなんだよ。幸せでいてくれてありがとね。
昔、私があまり好きじゃなくて食べ残した田舎赤飯。今思うと、あれはあれでおいしかったのではないかと思う。佳林が昔を思い出して、カップ焼きそばを全部食べるように、私も、普通の白米で赤飯をつくってみたくなった。
みなさんも、ぜひ、10月27日の宮本佳林ブログを読んでみてね。そして、コメントしてね。みなさんのおばあさんの思い出を書いてみてね。
とてもたいせつなひと | 宮本佳林オフィシャルブログ「かりんの頭の中」2022年10月27日 Powered by Amebaはこちら