バリアフリー上映
今日は平日の木曜日。会社にいって、家にかえって、夜8時前に家をでて、梅田の映画館へ。梅田ブルクセブンという映画館。この映画館はハロープロジェクトの生中継ライブビューイングがおこなわれる映画館なので何度も行ったことがある私。網膜色素変性症な私デスペア。ガイドヘルパーさんと一度ルート確認をして点字ブロックで、ブルクセブンがはいっているイーマビルまではなんなくいけること、そこから建物内は点字ブロックはないものの、なんとかエレベーターをさがして7階の映画館まで一人で行ける。
今日も夜に一人で白杖をついていってきた。21時上映開始の映画ワンピースを見るため。ワンピースとは、アニメ映画で、海賊王を目指すルフィーとその仲間たちの友情物語。
ワンピースはみたことな私だけど、ワンピースがどうしても見たくて夜にわざわざ梅田へ。というのも、このワンピースという映画ではじめて、全国規模で、視覚障害者もたのしめるバリアフリー上映をすると知ったから。
いままではバリアフリー上映とは、その映画館でFMラジオを借りて、視覚障害者がたのしむ、という限定的な。上映だけだった。3年前の福山正春ちゅせんのそして父になるは、た数回だけ音声解説放送上映があっただけ。
だけど、今回のワンピースは、その映画館にバリアフリー上映のシステムがあれば、その映画館っで上映されるワンピースはすべて音声解説付き。すばらしい。
ということで、これはいかねばとおもって、7/23に上映がはじまったばかりのワンピースの映画をわざわざ見に行った私。事前にスマートホンにアプリと音声ファイルをダウンロードして、そのスマホをもって映画館へいくだけ。上映中は、そのスマホにイヤホンをつけて聞く。
以前のように場所と時を限定されたバリアフリー上映じゃなくて、うえmだブルクセブンならいついっても音声解説つきのワンピース映画がみられる。これはすばらしいね。
デスペア的映画館でバリアフリー上映(UDCAST)で音声解説を聞くポイント
1、事前準備(スマホにアプリをダウンロードして 動作確認)
まず、スマホ(iPhoneでもいいしタブレットでもいい)に、UDCASTというアプリをダウンロードする。
Androido.0から対応ということで、私のXperia J1 compactはAndrooid4.4なので大丈夫。
だとおもたら、ほんとに大丈夫かを事前にチェックできるのでやってみた。UDCASTのアプリをダウンロードして、動作確認ボタンをおす。さらに動作確認(オペレーションチェック)ボタンをおす。
これで動作確認スタート。とおもったら、さらに日本語音声ガイド(ジャパニーズ ボイス ガイド)ボタンをおす。
推したら、通知エラーメッセージ必ずイヤホンをご使用ください」とメッセージが表示される。
イヤホンをさしこむ。ここで注意するのはスマホ用のイヤホンではだめ、スマホ用はマイクがあついてるイヤホンがほとんどなので、スマホ用じゃなくて、普通のイヤホンをつかうこと。そじゃないとうまく音声をひろわない。
イヤホンをさしこんで、再度日本語音声解説(ジャパニーズ ボイすガイド)ボタンをおすと。
今度はちゃんと、イヤホンからメッセージが流れる。
女性の声が流れる。
「」動作確認 音声ガイドモードが選択されました 人の耳には聞こえない動作確認おんせいをマイクが拾うと 確認官僚のアナウンスが聞こえます うんぬんかんぬん」
と音声があ流れる。これをずっとまっていてもエンドレスリピートされるだけ。人の耳には聞こえない音声がどこから流れるのかわからない。私。
そこでUDCASTのホームページをスマホではなく、パソコンのほうで見つけて、そのページに動作確認音声がながれているページを見つけた。
そのパソコンからは何の音もしないのだけど、人の耳実は聞こえてないだけらしく、その歳とをひらくとすぐに、
私のスマホのエンドレスリピートの女性の声がいきなりとぎれ
「動作確認が終わりました。この端末はUDCASTを使って、音声ガイドを聞くことができます。 」とメッセージが流れる。
ポイントは、スマホとは別のパソコンで動作確認音声が流れるサイトを開くこと。
UDCASTの動作確認音声がながれるサイトはこちらです
2、ワンピースの音声ファイルをダウンロードする。
私のエクスペリアでUDCASTというバリアフリー上映のアプリが利用できることがわかったので、次は、見たい映画ワンピースの音声ガイド音声ファイルをダウンロード。
UDCASTのトップページの映画映像ボタンをおして、
その中から、たくさんの映画タイトルがならんでいるので、そこから、ワンピース フィルム ゴールド (音声ガイド 2D 、3D上映版)のボタンをおす。
ここでまちがって、ワンピース フイルム ゴールド (音声ガイド 4DX版)をおさないこと。これは「4D映画のやつなので、こっちじゃなくて2D、3D版をおすこと。
おすと、ダウンロードが開始され、10秒ぐらいでダウンロードおわる。
これでワンピースの音声解説の音声ファイルが私のスマホの中にとりこまれた。
3、映画館で
映画館にいって、UDCAST上映がされているかを再度確認。映画館ではUDCASTではなく、バリアフリー上映といういい方をするらしい。
梅田ブルクセブンでは、すべてのワンピース映画上映回はバリアフリー上映とのこと。
さっそく、障害者割引で通常1800円のチケッとを1000円で買って入場。チケッとカウンターまでたどりついたら、あとはスタッフが劇場まで誘導してくれた。さすがバリアフリー上映をやっている映画館だね。
劇場にひあいるときに、無料でワンピースのグッズをもらった、トランプとちっちゃいマンガ本。入場者全員プレゼントのよう。あと寒いといけないのでブランケットも入場口でかしてもらう。
客入りは1割ぐらいか。子供はいなくて、20代から30代の男女。いがいと女性もおおかった。
21時上映スタートだけど、21時をまわってもずっと別の映画の宣伝がながれている。ちょうどいいや、いまのうちにスマホをとりだして、UDCASTアプリを立ち上げて、準備しとこっと。
UDCASTののアプリのトップ画面で、映画・映像ボタンをおして、ワンピース フィルム ゴールド(音声ガイド 2D3D上映版)の下の音声ガイドボタンをおす。
すると、男性の声で
「映画ワンピースフィルムゴールドの本編がはじまると音声ガイドがはじまりますのでしばらくおまちください うんぬんかんぬん」とメッセージがながれる。
この状態でずっとまつ、やっとスクリーンんの宣伝がおわって、本編がはじまったようで、東映・・・という音声ガイドがはじまる。
ワンピースの映画がはじまった。ステージで歌う緑色の神の女性、金色のマイク、金色の指輪の男性と詳細に音声ガイドがされた。
2時間があっという間だった。
4、注意点
ワンピースを見ている間、lスマホは、ひじかけのドリンクホルダーにたてかけておいた、ちょうどよかった。
ここで注意するのは、スマホの画面をオフにしておくこと、スマホの画面が明るいとほかの客の迷惑になるとのこと。私のスマホはトークバックをオンにしとくと画面がまっくらになる設定にしているので大丈夫。
あとは、イヤホンからの音漏れにも注意。両耳イヤホンの片耳だけつかって音声ガイドを聞く人がほとんどだとおもうけど、その場合、聞かないイヤホンから音漏れがするので、手でにぎっておくかしないといけない。
私はそれがいやだったので、事前に、イヤホンの片耳を切断しておいた。この片耳イヤホンはバリアフリー上映専用イヤホンにした。
あそうそう、なぜ片耳かというと、両耳でイヤホンをきくと、そのイヤホンからは音声ガイドしかながれず、ルフィーの声も、ゾロの声も、カリーナの声も聞こえてこない。つまりはイヤホンからは音声ガイドしか聞こえない。よって片耳はあけておいて、映画館のスピーカーからの音を聞くようにしないといけない。
それと、イヤホンはスマホ用のッマイクつきイヤホンはつかえない。いまどきのマイクつきイヤホンはさわっただけではどこがマイクかわからず、普通のイヤホンとさわた感じはかわらないので、視覚障害者はマイクつきじゃない、音楽プレーヤー用のステレオイヤホンを使うことをおすすめします。
2時間の上映時間、おわったのが23時10分。帰りもスタッフに手引されて、地下2階の地下街まで手引してもらった。
ワンピースの内容自体は、なんかあまりおもしろみがなかった、というのも、あくまでアニメで、目で見てたのしむのが半分ぐらいなのかな。音声解説でルフィーの手がのびた、手のひらが巨大化した、フランキーがおならで空を飛んだ、金色の水が街をうめつくしたといわれても、現実離れしていて、いまいち想像ができなかった。敵が巨大化するのだけど、どのぐらい巨大化したかなどいまいちわからなかった。
アニメ、とくにワンピースのようなアクションものというか、超能力アニメは音声ガイドにはむかないかな。
とはいってもちゃんとストリーはおえたので1000円mのもとはとれた。あとはワンピースの予備知識がもっとあったらよかったな。
ということで、視覚障害者のみなさん、スマホ片手に、街の映画館にいってみてね。あそうそう、このバリアフリー上映 UDCASTはどうやら日本語手話や、日本語字幕もスマホにうつしだしてくれるみたいです。視覚障害者だけでなく、聴覚障害者もぜひ町の映画館にいってみてね。
バリアフリー上映の詳細は
UDCASTのホームページを見てね ワンピースのほかにも すれちがいダイアリー、図書館先戦争の映画にも対応しているようですよ
映画ワンピースのバリアフリー上映対応映画館一覧はこちらから
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