障害者の自立を支援することとは

ごみ屋敷


6月から、日本で初めての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターをたちあげた私。立ち上げてすぐに、サービス提供することになったのが、ごみ屋敷のオタク。


新聞紙やチラシなどが、たくさんおいてある。それが、家をうめくしている。理由をきくと。まだ読んでいないので、どれを捨てればいいかわからない。もしかしたら、読んでいない新聞の中に自分の興味のある生地があるかもしれないので、捨てられない。


それで、新聞が、ずっとたまっている。しかも、それは、なくなった親が購読していた新聞でもう5年以上前の新聞。それが捨てられない。


中身をすべて、チェックしないと捨てられない。


そういうこだわりのある利用者。


その利用者のオタクに訪問、新しいヘルパーさんと訪問。
そのヘルパーさんがとても、上手で、利用者を、ほめながら、そして、すべてをヘルパーがやるのではなく、その利用者に手伝わせて、うまく、ごみを分別、処理。


障碍者支援、自立支援とは、すべてをヘルパーがやってしまうのではなく、障害者ができるところは障碍者にやってもらう、それが基本。
このことが、しっかりできていたヘルパーさん。さすがだね。


そのおかげか、ごみだいぶ少なくなってきた。なんとか、寝る場所が確保できた。


でも、またヘルパーさんが入らないと、チラシなどの紙をあつめてしまうのよね。こういった利用者には、ヘルパーさんが定期的にお宅を訪問することが大事だね。週に１階、ヘルパーさんがはいれば、ごみは、増えることはなく、減るだけ。でもヘルパーさんがはいらないと、ごみがどんどん増えていくのよね。ごみを増やさない、まずはこれが大事、その次に、ごみをを捨てることだね。