宮本佳林「やっちまいな」の歌唱動画を見た。森高千里のカバー曲

やっちまいな

わたしが大学生だった、27念ぐらい前、森高千里ファンの同級生がいた。その当時、アイドルなどには興味のなかった私は、森高千里って、ＮＨＫのまんが道かなにかのドラマに出てたよね。そのころの森高と今の森高って顔が全然ちがうよね。成形してるんじゃないの？と言ってみた私。

すると、その同級生は、よくそう言われるんだけど、よくみたらぜんぜん成形なんてしてないんだよ。こんどよく見てみて。

そんな思いで。森高のデビューは女優としてのデビューが先なのかな、その後、ミニスカ衣装でアイドルとして一時代をきづいたのよね。でも、今考えると、森高千里はアイドルアイドルっていう扱いじゃなかった記憶？、確か作詞とか作曲とかもしてていたので、どっちかというとアーティストよりのアイドルだったのかな？いつのまにか、俳優の江口洋介と結婚して、それでもずっと歌をうたいつづけているのね。

あれから30年ちかくたって、森高千里の所属する芸能音楽事務所アップフロントの後輩、去年Juice=Juiceを卒業したばかりの宮本佳林が、森高千里の当時の歌をカバー。以前にも℃-uteの矢島舞美とかが、よく森高の雨とか、松浦亜弥が渡良瀬橋とかをカバーしていたね。そういえば、℃-uteのこの町をカバーしていたね。

宮本佳林がカバーしているのは、やっちまいなという曲。それほどヒットしなかった知る人ぞ知る曲のやっちまいな。私も知らなかった。

今、おこなわれている宮本佳林ソロライブツアーダリアでも披露している曲。なんかおもしろい曲。あまりさえない、生真面目な、働き者の、青年に恋をしている女性の歌。まわりあからは、なんであいつなの？おもしろみも全然ないやつじゃん、でもそんなあなたが好き。手取りは少ないけども、ちゃんと毎月貯金もしているそんなあなたが好き。彼の悪口をいってくるやつにへらへらしないで、やっちまいなよ！とけしかける女の子の歌。

なんか世界観がおもしろいね。昭和っぽいね。私がおばさんになってもの、世界観は、まさにバブル、若い女性がサイパンへ彼氏と旅行、まったく別世界の歌だね。そこが森高のすばらしいところ。作詞センスが、どこかつんくに通じるね。通じるといっても、芸能生活は、森高のほうが先輩なのよね。もしかしたら、つんくが森高の作詞スタイルをまねたのかもね。いきなり日常的なフレーズがでてくるのよね。そこが森高らしくていいよね。

その森高の歌をカバーする宮本佳林。佳林の高めの声がよくこの曲にあう。歌声に、いたづらぽさと、芯の強さがよくでている歌い方。いいね。森高千里のオリジナルバージョンと聞き比べたいね。

宮本佳林「やっちまいな」歌唱動画 -YouTube Edit-


あと30年後、佳林のオリジナルソングをだれかハロプロの後輩が歌ってくれるそんな世の中に期待。どうして僕らにはやる気がないのか、は後輩はだれもカバーしてくれなさそう（笑い）

ｐｓ
11月１５日月曜日、日本武道館で、アンジュルムの笠原桃菜卒業コンサートが開催されることが発表。どうやら、笠原は芸能界を引退するようだね。あれ？12月に卒業じゃなかったの？この日が笠原の歌声を聞ける最後の日なのね。さみしいね。森高のようにずっと歌をうたいつづけてくれるアイドルってほんとごくわずかだね。