目利き塾、夏の野菜編。

相葉マナブ。
今回も教えてくれるのは、もうすっかりお馴染みの、
杉本青果店の杉本さんです。
1つめの野菜はトマトです。
Aはヘタが少し大きくて下は尖っていて、
ヘタ付近にひび割れが入っていました。
Bはヘタが小さく、ひび割れありませんでした。
桃太郎トマトはキュッと尖っているのが特徴だと思っているので、
ひび割れがなければ私は迷うことなくAを選ぶのですが、
ひび割れがねぇ～と思っていたら、
3人の答えもBで一致していました。
もし正解がAならばズッコケようと言っていました（笑）
正解はAでした。あら？ズッコケたのは雅紀ひとりでしたね。

トマトの木を成長させるために多くの水やりをするので、
最初に出来るのは水っぽいトマトだそうで、
木が成長したら水やりをやめるので、
甘さが凝縮してヘタ付近にひび割れが入って、
このひび割れは美味しいしるしなのだそうです。
へ～、勉強になりますね～。
美味しいトマトはゼリー質が多いので水に沈むので、
実際に水に浮かべてみました。
水に浮くのはピーマントマトと言うそうです。
ふたつのトマトを水槽に雅紀が入れたのですが、
浮き上がってこようとするトマトを一旦沈めていました（笑）
Aのトマトは沈んだままでした。本当だ～。
雅紀は目線を水槽の位置まで下げて、
「流行るかな　こういう観賞」と、
雅紀と澤部君が観賞を続けていると、
渡部さんがさすがに二人を止めていました。
切ってみるとその断面は全然違っていました。

2つめはレタスでした。
Aは重たくて葉がぎっしり巻いていて、
Bは葉がふわっと巻いていて軽いものでした。
キャベツなら重たい方だけどね～。
雅紀と澤部君は重い方のAで渡部さんは軽い方のBを選びました。
雅紀は「レタスは詰まってなくていいよね、キャベツかよ」と、
レタスにつっこんでいました（笑）
正解はBの葉がふわっと巻いている軽い方のレタスでした。
レタスは収穫時期が遅れると重たくなってしまうそうです。
そうすると苦みが出るのだそう。
そうなんですね～、知りませんでした。
レタスの美味しい食べ方は？
熱々のコンソメスープで食べるそうです、
レタスは煮込まずに食べる直前に器に入れると聞くと、
雅紀は「ちょっとは鍋に入れさせて欲しいよね」と（笑）
今度はしっかりレタスを目利きして、スープに入れて食べたいと思います。

3つ目はゴールドラッシュというトウモロコシです。
なんと皮を剥かなくても目利きが可能だそうです。
Aはひげの色が茶色で、Bは緑色でした。
澤部君だけがBで雅紀と渡部さんはAでした。
正解はAのひげが茶色い方でした。
ひげが茶色い方は先のほうまで実がついていましたが、
緑の方はまだ実ができていませんでした。
焼きトウモロコシにして食べました。
タレは醤油とみりんと砂糖の甘めのタレでした。
焦げ目が付いてからタレを塗るのもポイントでした。
タレを塗りながら雅紀が澤部君に、
「澤部一生のお願いなんだけどさ、ビール買ってきてよ」と（笑）
わ～、一生のお願いが出ちゃいましたね。
こんな顔でお願いされたら買ってきちゃいますよね～。
もう澤部にお願いしないからと言っていました。
澤部君も「ウッス！」と良いお返事をしていました。
みんな声を揃えて「うめぇ～」と言うと、
杉本さんも今までの試食の中で一番ウマイと言っていました。
去年からやった中でも一番だそうです。
すると雅紀は「トウモロコシが杉本さんは一番好きなんじゃないですか？」と聞くと、
「それもあるかもわからない」と杉本さん（笑）

最後はキュウリの目利きです。
Aは細くて小さめ、Bは太くて大きいです。
私はあまり大きいのは好きではないので、
迷わずAです。
雅紀と渡部さんはAで澤部君はBでした。
正解はAでした。
雅紀はBha大きいのでピーマンキュウリのような気がしてと、
さっそく習ったばかりのワードを使っていました。
大きいと出来過ぎて、穴があいてしまうのだそうです。
シャキ感が全然違うそうです。
浅漬けで食べました。
キュウリをすりこぎでポクポクと言いながら叩く雅紀に、
すかさず「キュウリ和尚」と渡部さん（笑）
酢、醤油、ごま油をビニールに入れて揉むんですね。
キュウリから水分が出るので調味料は少なめです。
冷蔵庫で30分冷やして出来上がりです。

今回は身近な野菜だったので、
すぐに役立つ事ばかりで、本当に勉強になるなぁ～と
感心していました。
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