地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場





中学3年の受験時期になり、前年度の高校か高専の入試問題・国語 に芥川龍之介の杜子春から出ていた(と、知らされた)ので、文庫本を買った。角川文庫「杜子春・蜘蛛の糸」である。今、裏を観れば昭和37年10月;11版、定価六十圓 とある。教科書では芥川の「魔術」を読んでいて、いまでもマチラム・ミスラ君の名が出てくる。あぁ、太宰の「走れメロス」もあったんだなぁ。小説など物語本を購入したのはこの文庫本が初めてである。大好きな理科では小学生の5年生の頃に中学生用の参考書!を求めたのに、こんな状況であるから、以後、苦しんだ。高専を選ばず進んだ普通高校での大学受験に際しては、担任から「〇君は理数系は良いとしても、国語で頭打つよ・・・志望先を考え直したら」と言われた。実際、校内の実力試験で30点台を取れば上出来で、15点などもチラホラ。きっと、(今も元教師の妻が笑うように)小学生時代の通信簿に決まって記された協調性=C の思い込みの激しい性格が災いしていた。=自分勝手の思い込み だけで今まで生きてきた。
 幸い、入試では国語系が〇で稼ぐべき数学が✕の出来に思ったが、滑り込めた。報告に担任を訪ねると「試験で、苦手科目が〇で得意科目が✕な時は、OKなんだよ」と分からんことを言われた。

 何を言いたいのか混線してきた。
結婚し、暇な時間になると海外モノのSF,探偵、警察ストーリーの安価な文庫本にどっぷりとなってしまった。子供もほぉりっぱなし。先も見えだした最近になり、溜まってしまったこれらをゴミ出し整理した。この杜子春も捨てようか としたが、思いとどまって小屋に置いた。一昨日、秋の借り入れ準備に小屋2Fに上がって、もう一度手にしたもの。このパソ机前の棚にアランブース・太宰治・中上健次のわずかばかりの本と並べておく。こんな動機で読み始めた文学?だから、作者に対する理解能力は疑問である。図書館へ借り出しに行っても、賢そうな・余人が手にしなさそうな題名の本だけにしか手が行かん。ただ、この頃の傾向として、どうも女流作家の作品ばかり(海外含め)を読んでおります。先週までは伊藤比呂美さんでした。
 脱線;TVーCMに出る若い美男子にはガックリしております・・・何考えておるのか分らん顔しておるようにみえるのです。



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