欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『本当のバリアフリー世界!』…盲導犬傷害事件に思う事!

2014年09月02日 09時24分51秒 | 建築のうんちく




『日本人は、世界一、他人に冷たい民族かもしれない。』



よく、バリアフリーと言う言葉を耳にします。

しかし、この日本のどこが、『バリアフリー』なのでしょうか!



『車椅子の人が、自由に街で生活できますか?』

『盲人が、安心して仕事に行けますか?』



先週、ラジオで、『盲人が使用している盲導犬が、刺された!』話をしていま

した。




盲導犬は、盲人を誘導中は、『吠える』事や『鳴く』事がない様に訓練されます。

この事件の被害にあった『盲導犬』は、犯人にナイフで何回も刺されても、一度も

声を出さずに、我慢をしたです。



どんなに、痛くても、苦しくても、訓練で教わった事を最後まで実行したのですね。

この様な、卑劣な犯人には、極刑が相当だと思います。





…私、『盲導犬』とは、とっても深い関係があるんです。

ずっと、『日本盲導犬協会』に寄付をしたり、啓蒙活動に協力して来たからです。



もう、20年も前の事になりますが、『世界で初めての盲導犬チャリティータンゴ

コンサート』を開いたのも私です。



よく、チャリティーと言うと、売り上げの一部みたいな、インチキなのが多いです

が、私が企画したのは、全売上を寄付すると言う画期的なモノでした。



当日は、タンゴ歌手の『小原みなみ』さんや、『NHK』、それに『日本盲導犬協会』

の訓練士や盲導犬も来てくれました。



ステージの合間には、『盲導犬』がステージにあがり、模擬訓練まで披露して下さい

ました。





…なぜ、この様な活動を続けて居るかと言うと、『まず、皆に障害者の不便を知って

もらう事が重要』だと考えるからです。



『障害者の不便さを知らない事』が、『障害者への無関心』を呼ぶのです!





…先日も、ある『建築士』が、自分の設計したホールに、『施主が手すりをあちこち

につけてください。』とお願いしたら、

『それは、私の作品(建築)にそぐわないので困ります!』と、拒否したそうです。




『この様な馬鹿建築家や、盲導犬傷害犯人の共通点は、障害者への無関心なのです!』

『繰り返しますが、この様な馬鹿者には、極刑が相当です!』



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