『日本人は、世界一、他人に冷たい民族かもしれない。』
よく、バリアフリーと言う言葉を耳にします。
しかし、この日本のどこが、『バリアフリー』なのでしょうか!
『車椅子の人が、自由に街で生活できますか?』
『盲人が、安心して仕事に行けますか?』
先週、ラジオで、『盲人が使用している盲導犬が、刺された!』話をしていま
した。
盲導犬は、盲人を誘導中は、『吠える』事や『鳴く』事がない様に訓練されます。
この事件の被害にあった『盲導犬』は、犯人にナイフで何回も刺されても、一度も
声を出さずに、我慢をしたです。
どんなに、痛くても、苦しくても、訓練で教わった事を最後まで実行したのですね。
この様な、卑劣な犯人には、極刑が相当だと思います。
…私、『盲導犬』とは、とっても深い関係があるんです。
ずっと、『日本盲導犬協会』に寄付をしたり、啓蒙活動に協力して来たからです。
もう、20年も前の事になりますが、『世界で初めての盲導犬チャリティータンゴ
コンサート』を開いたのも私です。
よく、チャリティーと言うと、売り上げの一部みたいな、インチキなのが多いです
が、私が企画したのは、全売上を寄付すると言う画期的なモノでした。
当日は、タンゴ歌手の『小原みなみ』さんや、『NHK』、それに『日本盲導犬協会』
の訓練士や盲導犬も来てくれました。
ステージの合間には、『盲導犬』がステージにあがり、模擬訓練まで披露して下さい
ました。
…なぜ、この様な活動を続けて居るかと言うと、『まず、皆に障害者の不便を知って
もらう事が重要』だと考えるからです。
『障害者の不便さを知らない事』が、『障害者への無関心』を呼ぶのです!
…先日も、ある『建築士』が、自分の設計したホールに、『施主が手すりをあちこち
につけてください。』とお願いしたら、
『それは、私の作品(建築)にそぐわないので困ります!』と、拒否したそうです。
『この様な馬鹿建築家や、盲導犬傷害犯人の共通点は、障害者への無関心なのです!』
『繰り返しますが、この様な馬鹿者には、極刑が相当です!』