欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

柱や土台が腐ったら、どうすれば良いか??

2014年09月11日 09時23分26秒 | 建築のうんちく



『材木が腐るのは、腐朽菌の仕業だ!』


古いお寺等を、見学していますと、『柱や土台』の材木が腐って傷んでいます。

これは、『木造建築』の宿命とも言えます。



この様な場合、『腐った部分』を取り除いて、『新しい材木』に置き換えるのが

普通です。



これには、ジャッキ等の機械も使用しなければならず、『大工事』になってしま

います。



今、『欠陥建築バスターズ』では、この様な大掛かりな修理をしなくても、

『腐った部分』を取り除いた上で、空洞になった部分に『樹脂』を注入する新し

い修理方法を開発中です。



丁度、『虫歯』になった歯を、削って、詰め物をするイメージです!



これ、簡単そうに見えますが、『術式』が複雑で、簡単には実用化出来ないのです。

『耐久性』『経済性』『安全性』をクリア出来なければ、実際の住宅の修理には、

使用出来ないのです。



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