欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

なぜ家も土地も売れなくなったのか?

2020年01月17日 09時04分48秒 | 売れない不動産

皆さまのなかには、欠陥建築バスターズのブログを、もう何年も前から、読んでくださっている方がいると思います。

 

欠陥建築バスターズは、5年以上前から、

「2020年までに不動産は暴落する。」

と予測してきました。

 

その予測は、的中しました。

 

不動産のサイトをご覧ください。

 

中古一戸建ても、土地も、まぁそこそこの値段で売っています。

 

しかし、これら、全くと言って良いほど、売れていません。

 

『売れない不動産 = ゼロ円の価値』

 

誰も買ってくれない不動産です。

 

 

このような現象は、まず別荘地から生じてきました。

 

次に、地方都市へ波及してきました。

 

今では、売れない不動産は、大都市部へと広がってきています。

 

 

特に、別荘地の投げ売りは、後を絶たず、ついには、「別荘をタダでもらってほしい」という所有者もいるほどです。

 

「いいえ、タダとは言わない。逆に売主から買主へ、100万円差し上げるから、もらってほしい」という動きまで出てきています。

 

不動産を持っていたら、固定資産税はかかる、管理の手間もかかる、雨漏りや台風時の建物修繕費もかかります。

不動産は金食い虫です。


高齢になってきたら、とても不動産の管理・世話などできる状況ではありません。

 

 

また、都市部でも、駅前のテナントビルには、借り手がおらず、空き室になっています。

 

ビルの壁や屋上には、広告がない真っ白な看板が、目立ちます。

 

そして、中古マンションは、一層売れなくなりました。

 

この売れない不動産、動かない不動産の流れは、2020年以降もずっと続きます。

 

「今住んでいる家、住んでいなくて空き家になっている家、別荘などは、少しでも早く売ってしまわないと、この先、大変なことになります。」

 

「これからは、家や土地を手放したい人がお金を払って、不動産をもらってもらう時代がやってきたのです。」

 

「天下の高級別荘地”軽井沢”でも、10万円の売り物件が出てきて騒がれていますが、こんなこと、5年以上前から欠陥建築バスターズは予言してきたことです。」

 

不動産は、もはや財産ではありません。

 

トランプゲームの『ババ抜き』みたいに、ババ(不動産)を持っている者が、負け(大損)という時代になってきました。

 

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