『市街化調整区域に建つ建売住宅は、買うべきでない!』
消費税増税前の、駆け込み的、住宅需要が起こっています。
その為に、建築資材が25%も値上がりする様な事態になってます。
さて、その様な「ドサクサ」にまぎれて、とんでもない「新築戸建物件」も
売られています。
その一つが、「市街化調整区域」の土地に建つ家です!
「市街化調整区域」と言うのは、本来は家を建てられない土地です。
例外的に、農林水産業従事者の住宅や、納屋等の建築が認められているだけです。
…では、なぜ、そんな場所に、「新築戸建」が建てられ売られているのでしょう?
実は、特例的に、行政が、建築を許可する場合があるのです。
ところが、困った事に、これは、特例的処置である為に、「同じ場所」にもう一度
「再建築」出来ない可能性が強いのです!
つまり、大変な思いをして「新築戸建」を買って、将来、子供に家を残そうと思っ
ても、「同じ場所」に家を建替えられない訳です!
…その様な土地は、将来、「駐車場」とか「資材置場」位の利用価値しかないのです。
通常は、「資産価値」のほとんどない「市街化調整区域」の家に、ローンを組んで
くれる銀行は、無いです。
銀行も、担保物件として、「資産価値ゼロ」と、思っているんです!
…そんな、問題のある「市街化調整区域」に「新築戸建」が建てられ、堂々と売られ
ています。
「問題のある物件」だけに、普通よりかなり安いです!
ソーラー発電まで、おまけに付いている物件まであります!
もし、貴方が、不動産に「資産価値」を考えるなら、こんな物件は、買ってはダメ
です。
「不動産屋」は、こう言う大事な事を、理解出来る人が、極めて少ないです!
むしろ、「建築士」に相談される方が、確実だと思います。
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