欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『合格の欠陥! 不合格の欠陥!』

2013年08月14日 09時02分14秒 | 皆様からのご質問にお答えします




『100点満点の家は、この世に存在しない!』



よく、「欠陥住宅」と聞くと、多くの方は。「それは、とんでもない!」

「自分の家は、欠陥で無くて、良かった!」と、思うでしょう^^



でも、ご安心ください!

『皆様のお家も、例外無く欠陥が、御座います!』


「家」なんて、所詮は、人間が設計したり、施工したりするものです!

間違いや、ミスは付き物です!




こんなの「家」に限った事ではありません!



…私の友人の「歯科医」なんて、手先が不器用で、鉛筆もろくに削れない

のに、人の歯を「タービンエンジン」で削っています。

この前も、「俺、あの患者の、隣の歯も削っちゃった!」と、言っていました。



…ですから、どこかの誰かみたいに、「欠陥!」「欠陥!」と、お経みたいに

つぶやいてはいけません!

ただ、人に嫌われるだけです^^





学校では、テストに点数を付けますね。

そして、70点以上が「合格」、それ以外は赤点で「不合格」みたいに、

分類するわけです。


「建築」だって、「合格」「不合格」に分けるのが、合理的です!




「建物調査」をして、「すぐに修理しなければ、建物の寿命を短くする。」

とか、「家の中に居ると、危険である。」様な「欠陥」は「不合格な欠陥」です。

実際に、「裁判」で勝てる可能性が、僅かにあるのは、こう言うケースです。




…ところが、確かに「欠陥」だけれども、すぐに修理しなくても、危険性が少ない

ものは、「合格の欠陥」です。ただ、出来が悪いのです。

こう言う「欠陥」は、「裁判」しても、確実に負けるでしょう!




…裁判になると、何でもかんでも、「あら探し」して、「釘が短い」「金物が少ない」

と、言って「損害賠償請求」しますが、「裁判官」は、その家が「合格」か「不合格」

かで、判断する事が多いのです。





結論を申しますと…

「裁判」は、絶対やってはいけません!

「裁判」をやるべきは、「人命が危うい危険な家」位です。




そのあたりの判断は、素人には難しいので、是非、「欠陥建築バスターズ」まで

ご相談下さい。


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