一角獣
2010-10-22 | 本
「一角獣」小池真理子
図書館でふと目に入りました。
小池真理子さんの小説は基本的に大好きですが、内容がかなり重たいので、自分に余裕がない時はちょっと読めません。
今も決して余裕があるわけじゃないんですが、なんとなく心ひかれてパラパラとめくってみたら・・・
短編集じゃないですか
これならイケる!と喜び勇んで借りてきました。
本当に短いお話から、普通の短編まで8篇。ひとつひとつに、門坂 流さん という方の銅版画の挿絵付。装丁が豪華です
もしかして、紙のケースに入っていたんじゃなかろうか・・。
で、内容ですが、これがまた・・・
すごく切なくて、琴線に触れまくりで、涙が止まらない。
大人の女性向けのお話ばっかりです。もし若いころに読んでいたらここまで感動しないと思います。
今、自分がこの本に出会えた意味、みたいな事まで考えてしまいました。
特に最初の「こんな花あらしの午後は」は、もう言葉が出ないです。
似たようなコンセプトらしき、ここでも書いた太宰治の娘さんが書いたものとはまったく違いました。
自分の好みかどうかの違いなんでしょうけど。
満足度100
図書館でふと目に入りました。
小池真理子さんの小説は基本的に大好きですが、内容がかなり重たいので、自分に余裕がない時はちょっと読めません。
今も決して余裕があるわけじゃないんですが、なんとなく心ひかれてパラパラとめくってみたら・・・
短編集じゃないですか
これならイケる!と喜び勇んで借りてきました。
本当に短いお話から、普通の短編まで8篇。ひとつひとつに、門坂 流さん という方の銅版画の挿絵付。装丁が豪華です
もしかして、紙のケースに入っていたんじゃなかろうか・・。
で、内容ですが、これがまた・・・
すごく切なくて、琴線に触れまくりで、涙が止まらない。
大人の女性向けのお話ばっかりです。もし若いころに読んでいたらここまで感動しないと思います。
今、自分がこの本に出会えた意味、みたいな事まで考えてしまいました。
特に最初の「こんな花あらしの午後は」は、もう言葉が出ないです。
似たようなコンセプトらしき、ここでも書いた太宰治の娘さんが書いたものとはまったく違いました。
自分の好みかどうかの違いなんでしょうけど。
満足度100