読む日々

テーマばらばらの読書日記

桜庭一樹短編集

2015-04-03 | 
桜庭一樹「桜庭一樹短編集」


やっと本が読めた!!忙しかったけど2冊だけ借りて、で、やっと1冊読めた。

映画化で話題の「私の男」を書いた桜庭一樹の短編集。6編。

「このたびはとんだことで」
事故で亡くなった男が骨壺の中から妻と愛人の争いを眺める。怖い。あらゆる意味で。

「青年のための推理クラブ」
読者クラブに集う若者たち。よくわからない。

「モコ&猫」
大学で知り合った気になる大好きな女の子モコとのフシギな関係。好きすぎてつき合いたくない気持ち、わかるかも。

「五月雨」
吸血鬼一族の末裔が殺されるまでの顛末?漫画で読みたい。

「冬の牡丹」
幼い頃からチヤホヤされて頑張って生きてきたのに、大人になればそれらがあまり役にたたず、妹にあらゆる意味で越されたゃった姉。私も長女なのですごーくよく、わかる。なので切ない一編。

「赤い犬花」

11才の少年の、田舎でのたった1日の冒険で得たもの。
友情。成長。私の好きな話だわ。

満足度100