読む日々

テーマばらばらの読書日記

カイト

2015-12-18 | 絵本
「カイト パレスチナの風に希望をのせて」マイケル・モーパーゴ作/ローラ・カーリン絵/杉田七重訳



写真はあとで。

イギリスの映像作家がパレスチナ自治区を取材。そこで出会った離せない男の子があげる凧。
彼と心を交わし、彼の家に泊まった作家は彼の身に2年前に起きた悲劇を家族から聴く。

平和への願いを込めてあげつづけた凧は、ある日小さな奇蹟を起こす。


はまっているモーパーゴの短編。
少し書き方が難解だけど児童書なのかなあ。

パレスチナ問題は日本人にはあまり詳しく浸透してないけれどイギリスでは子供も知っていることなのかも。

欧米が政治的にからんで世界をぐちゃぐちゃにしてきた歴史の弊害がここに。
アジアもそうですが。
彼らが世界進出なんてしなければどこも平和だったのにね。