読む日々

テーマばらばらの読書日記

テラビシアにかける橋

2016-07-19 | 絵本
「テラビシアにかける橋」キャサリン・パターソン作 岡本浜江訳



写真逆さまだf^_^;

1970年代のアメリカ。5人兄妹の真ん中でただ一人の男の子、ジェシーと、ワシントンから隣に越してきた女の子、レスリーの友情物語。

作家の娘のレスリーは一風変わっていて、そして二人は森の中に、ナルニア国物語に出てくるテラビシアという架空の国を森のなかにつくり、お互い王と女王として君臨する。

長雨が続いたある日。ジェシーは川をロープで渡るのが怖いから、テラビシアには行かないことにしたいと思っていた。そこへ尊敬する音楽教師から、ワシントンの博物館へ誘われて。帰宅したらレスリーに、あれもこれも話そう!と思いつつ帰ると、そこにはレスリーが切れたロープから川に落ちて亡くなったとの知らせが。


うわー、泣けた。作者の息子さんのお友達の女の子が、雷に打たれて突然亡くなり、息子を慰めるために書いた物語だそう。
なので、レスリーが亡くなってからのジェシーの体験や心の変化が丁寧に描かれている。

レスリーの死を受け入れた時にできたのが橋。

泣けて泣けてだめでした。
2度映画化されていて、後の方のはDVDも販売されているので、観てみようかな。


今日は、本当は東京まで、ミュージカル「ひめゆり」を観に行く予定でチケットも購入してあったんだけど。
ここ1ケ月半、会社でも、息子の事でもプライベートでも、本当にいろんな出来事満載で。息子事では有給もいくつか使い、さらに会社も色々と休みづらい環境似陥ってしまい。どうにもこうにも休むことができず行けませんでした(;>_<;)
土日祝日は部活で遠方送迎があったし。もうしばらくは、何か観に行こうとか、そういう夢は見ずに、映像作品で我慢することにします。