読む日々

テーマばらばらの読書日記

ブルーイッシュ

2018-07-13 | 絵本
「ブルーイッシュ」ヴァージニア・ハミルトン作
片岡しのぶ訳



ニューヨークの小学校に通う3人の少女の友情。

転校してきたドリーニーが語り手。
すぐに親しくなったテュリ。
そして車椅子に乗り、なぜかイヌを連れて帽子をかぶって登校するナタリー。

ドリーニーはナタリーの顔が青白いので、ブルーイッシュ、と呼ぶ。

実は、ユダヤ人と黒人のハーフをそう呼ぶらしく、ナタリーの母は最初ドリーニーを誤解してしまうが、ドリーニーに心を開いたナタリーが事情を話す。

ナタリーは白血病の治療中。母はピリピリしていた。

学校生活や普段の交流を通し深まる友情。
ナタリーはきっと元気になる!と期待したい。

友情が育つ物語っていいよねー。

と、感じた一冊。