読む日々

テーマばらばらの読書日記

監察医 朝顔

2019-09-24 | 映画・ドラマ
連続ドラマ「監察医 朝顔」

昨日最終回でした。
今季は、日曜劇場の「ノーサイドゲーム」と朝ドラ「なつぞら」以外は、これしか観てません。
時任三郎さんが好きでインスタのフォローをしていて、6月頭に三陸へ行っていた際、同じ時期に三陸ロケを行っている、との投稿を見て
「ぜっっったい観る!」と決めて視聴。

上野樹里さんも好きなのですが、とにかく芸達者さんばかりのドラマ。
現実か、と思うような展開でズンズンお話が進む。

最終回は、前回ラストから、旦那様が亡くなってしまうのか?と不安になりましたが、死の恐怖を味わったけど無事生還。
生きる事、死ぬこと、家族を遺して亡くなる無念や、遺されるものの切なさ、を見させてくれたドラマでした。

昨日はもう、志田未来ちゃんと中尾くんの、遺体を清拭する場面のガチ泣きにこちらも号泣。
朝顔が、前は踏み出せなかった母の故郷の駅のホームを歩きだすシーンにも涙。

一番泣いたのは、娘の幻を見たお父さん、柄本明さんの号泣シーンでした。
幻と気づいたあと、仏壇の前で「里子、なぜおまえがここにいないんだ」みたいなこと言って泣く姿に、
父が娘を思う想いの強さにやられました。

お母さんの里子さんも一人娘なのかな。朝顔も、その娘のつむぎちゃんも一人娘(こっちはまだこれから生まれるかもだけど)。
何か意味があるのかなあ、とか思いました。

うちの父は、孫よりムスメが可愛いし大事、といいます。そんな言葉を思い出させる、柄本さんのシーンでした。

深い内容のドラマだったな、と思うので、スペシャルでもいいから続編希望、です。
それにしてもあの震災からもう8年半経つんですね。早い・・・。
当時小2の息子が高2だもんなあ。

何事もなく日々が過ぎていくことは、実はとても尊いことですよね。
そんな日常の有難さ、も描かれていたドラマでした。