読む日々

テーマばらばらの読書日記

山彦ハヤテ

2014-03-29 | 
米村圭伍「山彦ハヤテ」




 この方の本、ずっと気になってたけど(お姫様のヤツとか)どこから読んでいいのかわからず手つかずになってました。

シリーズじゃない、この本を見つけたので初めて読んでみました。


奥州のとある藩で、母を亡くし、父は人を殺して出奔した少年が山で暮らし、そこへ藩内抗争で命を狙われた主君が息も絶え絶えに倒れていたのを発見、助けたところから厚い友情が芽生え、そこに主君に命を助けられた狼も加わり、藩内の問題をバッサバッサと解決しいく連作短編集。


おもしろーーーーーい
第三者的な視点で描かれていて感情移入しすぎず読めるのがいい。
なのにほろりと来るから、読み甲斐があるというかなんというか。
これは他のも読まなきゃ


満足度100です。

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