教室-6年1組がこわれた日-

教室-6年1組がこわれた日-
斉藤栄美・作　武田美穂・絵


大人に好かれ、明るい　はるひ　と親友の美月。

主人公は美月。

いつも明るいはるひの影に隠れる形になり、無意識下で不満増殖中。
そんな時「先生にえこひいきされてる」と、他の女子がはるひの攻撃を開始。
イジメはだんだんエスカレートし・・。

最後は、学級会で締めとなり、一応解決しますが、この担任、ダメだわ～。
反省しているようですが。

なんか重たいお話だったけど、わざとらしさは全くなく、うまい展開でした。
でも子どもに読ませたくはないかなぁ。

ツリーハウス

角田光代「ツリーハウス」


満州で知り合い結婚した夫婦・ヤエと泰造。

泰造が平成の世に、自宅の中華料理店・翡翠飯店の一室で亡くなるところから物語はスタート。
泰造をみとった孫息子・良嗣が、祖父母の歴史を知りたい、との熱に付きあげられ、
ひきこもり?の叔父。太二郎と祖母と、長春を訪ねながら、一家の歴史が語られるお話。

こういうの大好き
なんとなく一緒になった夫婦だけど、協力しあい、励まし合い、いろんな事を受け入れ、苦しみ、乗り越えて子供を育て、
そして一生を終えて行く。

その父母、祖父母があって次世代の人生がある。
いろいろ考えさせられました。

もっといろいろ考えたし書きたかったんだけど、昨日ちょっと大きなトラブルがあり、写真も取り損ねたし、細かいことがアタマから飛んじゃった
でもそんな昨日もトラブルなんかも、この本と被るかも

そして、こんな時、適切なアドバイスを与えてくれる人が身近にいて、私と息子ラッキーだな、と思います。
本当にありがとう頑張るぞ。

稲穂

5月に、息子のクラスで植えた稲。
気になって田んぼまで見に行きました



手植えも機械植えも区別つかなくなってる。
すっかり実ってますね～。稲刈りが楽しみ

息子の膝

先週、上越での試合を経験し、意気揚々と帰宅した息子。
その際「ちょっと・・脚がいたいかも・・ま、いっか」と呟き、私も、大したことないかと思いスルー。

火曜日、普通にフットサルの練習に参加。

水曜日、学校より電話。「4限時、足が付けない位ヒザが痛いと訴えてて。給食食べたら治ったというのでそのまま帰宅させましたが、お家で様子見てみてください」

??さっき電話したら元気いっぱい、友達宅で遊んでたけどなあ、と思いつつ再度息子へ電話。
「・・・また痛くなってきた。何しなくても痛い!歩けない～」と。

慌てて早退し、近くの整形外科へ行く。成長痛かと思いながら受診したら、なんと
「半月板損傷の疑いあり。1週間、痛み止めと湿布して、治らなかったら紹介状書きます。手術して診断しないとかも」
と。

でも、けがをした瞬間も本人は覚えてないし、見たところ腫れてもいない。なんだか納得行かず、ネットでいろいろ調べました。すると、半月板を手術して、その後なんともない、って事はないらしい。まだ10才なのに、そんな目に遭わせてたまるか

さらに調べて、整形外科における半月板損傷の診断は間違ってるケースが多い事、半月板自体は神経が通っておらず、痛みの原因は様々だが、筋肉の場合が多い、との記述を見つけました。

で、痛くない、手だけの施術で治る!!と断言する「自然形体療」なるものを発見し、探すと市内で、車で10分の場所でも見つけました。早速金曜夕方の予約を入れて、木曜日仕事をしていると・・・

また学校から電話今度は1限時から、何もしなくても盛んに痛がっている、と。

予約をその日の午後に変更してもらい連れて行きました。

優しげな女性の方に診てもらい、「これは、筋肉だと思いますよ。背骨も曲がってて骨盤も左右で3ｃｍ程度もズレてます。そのことで、片方の足に負担がかかり、その状態で急に試合で長時間頑張ったことで脚が痛くなってるんだと思います」
と言ってくれ(確かに背骨の曲がりっぷりと骨盤のずれっぷりはすごかった)1時間ほど施術していただきました。

途中、あまりの気持ちよさから熟睡する息子しばらくお昼寝までさせていただいて。

で起きてみたらなんとすっかりよくなってました。もう、魔法みたい

その日から3日経ちますが、痛みは一切でていません。なんだかすごすぎる・・。

つらつらと思いつくまま書きましたが、親として、医師の診断にはほんっっとうに納得できなかったです。
無事でよかった。

本当にありがとうございました

ラブソファに、ひとり

石田衣良「ラブソファに、ひとり」




恋愛がテーマの短編9編。


1・ラブソファに、ひとり

2・真夜中の一秒後

3・フィンガーボウル

4・夢の香り

5・ハート・オブ・ゴールド

6・23時のブックストア

7・リアルラブ?

8・ドラゴン＆フラワー

9・魔法のボタン


上から
・マンション買った35歳。急に結婚したくなる。友人夫婦に紹介してもらった理系男子と恋が始まりそう。
・昔、占い師に「28歳の11月1日が始まった時逢ってる人と結婚」と言われ、その日を迎えドキドキ。
・夫公認で浮気する妻。今度の相手はずっと若い。不慣れなフレンチレストランでの一こま。
・夢で「いずれこの人と結婚する」と確信した相手は顔は見えず香りだけ。ある日、その香りに出逢うってか気付く。
・地味な会社員が彼女に振られ、一人で沖縄へ旅に。そこで出会った風変わりな旅人達。
・同じ本屋で働く2人。好きな作家10人中7人が同じで・・
・カフェで働く同僚同士、それぞれお互いの恋に協力協定を結んでいたが・・
・20歳までに彼が欲しいと熱願する女子大生。こいつだけはやめとこうと思う遊び人風の先輩にいつしか・・
・幼稚園からの幼馴染の二人。やっと素直になって。

と、なかなかメルヘンなお話ばかりでした。ナイスなセリフとかは、やはり男性の口からが多い。

満足度80

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