読む日々

テーマばらばらの読書日記

迷子のアリたち

2014-02-20 | 絵本
「迷子のアリたち」ジェニー・ヴァレンタイン作/田中亜希子訳



イギリスのヤングアダルト小説。

田舎町を家出してきた17歳のサムが、ロンドンでたどり着いたアパート。
そこには、若くてだらしのない母と暮らす10歳の女の子ボーや、世話好きのおばあちゃんイザベルがいた。


原題はアリのコロニーというらしい。
ちっぽけな存在も集団になると何事が成せる、そんな小説みたい。

最初は淡々としすぎていて、話しが見えずイライラ・・
でもラストに向かって物語はズンズン進み・・・・

最後ば号泣でした!!

押しつけではない助け合い、人とのかかわりで動いていく人生、親子の愛情、そして友情、
いろんな事が押しつけがましくなく語られています。

おすすめです!!


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息子11歳

2014-02-20 | 雑感
昨日は息子の誕生日でした。
私もそうなんだけど、息子も意外と誕生日ってあまりいいことがないみたい。

昨日もなんだかね、的な出来事が多々ありましたが、最後は2人で無事ケーキを食べました。



ボール型のキャンドルが素敵でしょ(笑)

そして本日、私は8年2ヶ月乗った車とサヨナラしました。


実家の父が新車を買ったので、今まで乗ってた。38000㎞しか走行してない車を譲り受けたんです。
次に欲しい車が見つかるまで、これで過ごそうと思います。

異国のおじさんを伴う

2014-02-17 | 
森 絵都「異国のおじさんを伴う」


くすりと笑える、でも少しシュールな感じの10編。面白い。


1藤巻さんの道
2夜の空隙を埋める
3クリスマスイブを三日後に控えた日曜の…
4クジラ見
5竜宮
6思い出ぴろり
7ラストシーン
8桂川里香子、危機一髪
9母の北上
10異国のおじさんを伴う

後のための覚え書き
1道の写真集を見た感想は皆違いその人の人生観が現れる。アシスタントの答えに興味を覚えたところから付き合い始め、感想の理由がある日わかる。
2イタリアのアパート。自分と隣のインド系の婦人の部屋だけ毎晩停電に。原因の工事現場に文句を言うぞと2人で歩き出す。
3クリスマス前のデパートの混沌
4新婚旅行でホエールウォッチング。
5フリーライターの悔恨
6自分の葬儀に懐かしい値へ旅する魂
7飛行機で隣り合わせた男性が映画を見始め…
8仕事に生きる女がかつて一度男に人生を狂わせられかけた顛末
9父が死に母の居場所がリビングから洋間、納戸へと北上した理由
10髭人形愛好家の集いで…


みんな、よかった。
満足度100

クワイナー一家シリーズ6・7

2014-02-13 | 絵本
「湖のほとりの小さな町」「二人の小さな家」


大草原の小さな家シリーズの「かあさん」ことキャロラインの子ども時代を描くシリーズのラスト。


「湖のほとりの小さな町」
イライシャおじさんからの提案で、ミルウォーキーのおじさんの家に下宿し9ケ月間大学へ通う事になったキャロライン。
人生の中で唯一の都会暮らしだったのかな。これはこれで楽しそうだし、おじさん、お金持ち。
おとうさんが亡くなったミシガン湖とも生で対面?できました。優秀な成績で卒業。

「二人の小さな家」
運よくコンコードの先生になれたキャロライン。苦労しながらも教師としての喜びでいっぱいの日々。
だけど、幼馴染のチャールズと再会して以来、彼が気になって仕方がない。
おかあさんの助言で自分の本当の気持ちと向き合えたキャロラインは結婚を決意します。



いやあ、一気読みでした。おもしろかった。
メイベルおばあちゃんとちょっと被るけど、もっと古い時代のお話。

ローラはアニメでしか知らない私。読もうかなあ・・。