時間が経つにつれ
災害の甚大さが明らかになってくる。
壊滅的被害を受けた地域も多く、
ニュースを見ながら
皮肉にも東北の地名に
明るくなっていく。
我が家でも、津波が来たときの
対応を話し合った。
我が家は、海から約2.5kmくらいの
内陸にある。
今回の震災では内陸5kmくらいまで
津波が押し寄せたとの報道があった。
直撃の場合は平地が続く大阪でも
それくらい内陸まで来ることは十分ありえる。
ただし、大阪湾という
内海の地形がどのように影響するかは
よくわからない。
でも被害は大きく想定しておくに
越したことはない。
現実的な話、高齢者4人を連れて
信太山などの高台にまで逃げるのは
無理だろう。
そこで、家から海に向かって
500mくらいのところに
5m程度海抜が上がる断層があるので
その断層で
いったん津波の勢いが
減殺されることを期待して
ご近所の鉄筋の家の二階に
逃げることにした。
もちろんスーちゃんは
親父が手を添えての移動である。
その間に、家の車椅子を持って
義父母の家に向かう。
そこにある車椅子も動員して
2台で最初はウイリーし
曲がり角は二輪ドリフトでスルー。
大急ぎでその家にピットインする。
それからおもむろに
4人を二階に押し上げるのだが
その間に、ミセスdoironは
グーちゃんを連れに行くのだ。
その間、約5分。
まあ、津波の到達時間までの
タイムラグを考えれば
まずは一次的な避難はいけるだろう。
問題はdoiron達が
仕事に行ってる間のときだ。
そのためにも、必要なのは
普段からの
ご近所の助け合い、
すなわち共助の体制作りだろう。
まもなく自治会の総会が開催される。
doiron家のみならず
独居の高齢者や高齢者のみの家、
赤ちゃんがいる家の情報など
みんなで共有できる体制を
作らねばならないだろう。
なにかと個人情報云々が
障害となって情報共有が
しにくいご時世ではあるけれど
ある意味、こんなに甚大な被害を
まざまざと見せ付けられた直後の
今だからこそ、そんな事を言ってる場合ではないと
理解してもらえるだろう。
まさに、その時である。
仕事でも、今一度
この災害を契機に
見直すところは見直し
取り組めるところは取り組むように
流れを持っていけたらと考えている
doironなのだ。
それにしても
津波は本当に恐ろしい。
何もかも流してしまう。
あれだけ大騒ぎしていた
菅さんの外国人献金問題、
小沢さんの造反劇も
文字通り水に流れてしまった。
前原さんも、今頃は
きっと歯噛みをしていることでしょうな。