ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今日までそして明日から

2011年03月29日 22時26分58秒 | 最近の出来事

日曜日の生誕祭に先立ち
町内の新聞回収の用意をした。
納戸から古新聞とチラシ、
そして読み終えた雑誌を
それぞれ種類別に分別するのだ。

doironはかつて環境関係の
仕事をしていたので分別にこだわる。
きっちりと仕分けして
結ぶ紐も紙紐を用いるようにしている。

日曜日の朝のひととき
新聞を積み上げているときに
ふと気づいた。
当然のことなのだが、
地震当日の朝刊と
あの、地震のあった翌日の朝刊は
まったく違っている。
連載記事はなくなり、
政治の”せ”の字もでていない。
以来今日まで新聞紙面は
特別編集が続き
一面は必ず地震・津波の関係か
もしくは原発の記事である。

あの日を境に
本当に世の中が大きく変わってしまった気がする。
通常、日々は緩やかに変わっていくものだ。
昨日と今日を比べたら
ほんとになにも変わっていないのが
日常だが
地震は一気に今日までとそして明日からを
大きく変えてしまった。

途切れた命も1万人を超えている。
残った命も日々極限の戦いを
強いられている。

そんな風に、”あの日”は
かの地に住む人々のすべてを
大きく変えてしまった。
緩やかに移ろうのではなく
激しく変化してしまった。

そんな地震と比べるのは
不謹慎と言われるかもしれないが
もう昨日の生誕祭のブログで
十分不謹慎であるので
あえて書くが、
サラリーマンにとって
人事異動もいきなり激しく人生を
揺さぶりかえてしまう、”あの日”なのである。

今日、人事異動の内示があった。
一年間つとめた秘書稼業から
いきなり激しく変化してしまった。

詳しくは書けないが、
あるひとつの部を任されてしまった。
着任に当たっては
これとこれとこれなど
懸案がたくさんあるので
耕してきてくださいと社長に言われ
「わかりました!」と
元気よく応えたものの
衝撃の人事異動である。
とりあえずは1年ワンクールを
がむしゃらにやってみますかね。
そして、一年後
doironの”あの日”は
充実した日々の始まりだったと
思えたらいいな。

被災地で、希望の火を灯そうと
必死になっている皆さんが、
希望の中で”あの日”を始まりと
普通に思える日々が
早く訪れることを祈りつつ
今日は筆を置くことにします。