ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

殺虫剤

2012年06月25日 23時01分34秒 | 生活

昨夜、体のかゆみに起こされた。
右の肩、右の二の腕
右足のひざ、右足のくるぶし
どれが一番かゆかったでしょうか。

そう、多分これを読んでる
あなたと同じ感覚だと思います。

正解は”くるぶし”

あまりの痒さに目覚めて
部屋の電気をつけてみると
壁に、お腹をはちきれんばかりに
膨らませた蚊が二匹止まっているではないか。
一方をたたけば、もう一方は
確実に逃げてしまう。
なんとか両手が届きそうな
位置関係だったので
狙いを定めて~

バンッ!

見事、二匹の蚊を同時に駆逐しましたが
壁に血の跡が残ってしまいました。
仕方ない、背に腹は代えられん。

まだいるだろうと
目を凝らしてみると
障子の桟に1匹
布団の端に1匹が止まってました。
4カ所の虫刺されであったことを
考えると
これで犯人、いや犯蚊はすべて逮捕だろう

シメシメ

慎重に布団にとまっている奴を

バンッ!

これもシーツに血しぶきが・・・

さすがに、障子の桟のやつは
叩くわけにいかないので
殺虫スプレーを

シュワー

これで、お陀仏だなと
思っていたら、なんと
素知らぬ顔をして
飛び去って行ってしまった。

つまり、その蚊は
我が家の殺虫剤には
免疫があったんじゃな。

近頃は、そんな蚊が増えてきたように思う。

昔は陶器の豚の中に
蚊取り線香を入れて
縁側で炊いていた。
それだけで、今のように
蚊にいっぱい食われたという
記憶がない。

そのうち、手押しポンプ式の
アースなるものが出現し、
シュコシュコとしておけば
効果絶大であった。
そんなアースも今はみることもない。

かように殺虫剤も
どんどん進化している。
いま、最高の殺虫剤はなんだろう?
って考えてみると
網戸に振り掛けておくと
蚊が近寄らなくなったり
ほとんどにおいもなく
コンセントにさしておくだけのモノなど
色々ありすぎて
選択に困ってしまうくらいだ。

手押しポンプでシュコシュコしていたのも
スプレーとなり
そのスプレーも
航空燃料にもなりそうなケロシンを
充填して、トリガー方式で
数メートル先までミストを飛ばす
ジェットスプレーが花盛りだ。

中には、部屋中に

ぷしゅっとひと吹きすると
24時間効果が見込まれるという。
そんな殺虫剤も登場している。

これだけ、殺虫剤が発達すると
もう、家の中で蚊に食われることなど
なさそうに思うのだが
ところがどっこい

やっぱり、食われ続けて
自慢の美脚に
おできのような赤い虫刺され跡を
つけて悩んでいる麗しい女性も多い。

これは、なぜなのか。

人が弱くなったから?
それもあるかも。
薬に頼りすぎて
油断しているから?
そうかもしれない。

でもでも、原因はやはり

「蚊が強くなった」ことだと思う。

今までは寝る前のスプレーひと吹きで
事足りてたのになあ

最近は、ほとんど効かなくなってきた
様に思う。

こういった事例は、MRSAなど
医療の最前線でも
起こっている。
まさかこんな身近なところにも
生物の薬物に対する耐性の
進化があるとはねえ。

蚊と人類のいたちごっこは
きっと果てしなく続くんだろうな。
終わるときが、
大げさに言えば
人類滅亡の時かもしれないなあんて
蚊に刺された後を
ポリポリしながら
考えていたdoironなのでした。