ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ブラリ、オジチャリ12

2014年06月05日 21時38分22秒 | スポーツ全般

紀州街道は家から近く、
しかも平坦道であることから
ロングオジチャリには絶好のコースです。

もうかなりの回数を行き来して
ええ加減飽きてもよさそうなのですが、
行くたびに新しい発見があるのでやめられません。

それに、練習会にお邪魔することで、
早朝から強制的に動けるというのも、
魅力のひとつです。

今回も5月の最後の日曜日、
早朝からのロングランの練習会に
お邪魔してこぎこぎしてきました。

見慣れた大津川を下り、
忠岡で街道と合流し、
あとはひたすら南下していきます。

最近は写真を見ただけで、
どのあたりかわかるほど
この道とは馴染みになりました。

貝塚の脇浜では、粉河街道と分岐します。
道標の立っているその道がこれ。



貝塚市の王子で熊野街道と交差し、
熊取、犬鳴温泉を経て粉河寺へと続く道です。

昔はロードバイクでよく下ってきた道です。

調べてみると、
この粉河街道も
結構道標や道標地蔵が多くある道なので、
いつか歩いてみようかと思わせる街道です。

紀州街道からは他にも牛滝街道、水間街道、根来街道
にもつながっており、
この街道が海岸線に沿って続く
いかに重要な路線であったかということをうかがわせます。

その道の和歌山と加太方面への分岐にも
立派な道標が立っています。

これまで何度も紹介したのですが、
今回新たな発見がありました。

それは道標の上部に書かれてある
「南無阿弥陀仏」の文字でした。

独特の丸みを帯びた丸文字で書かれたその書体が、
最近熊野古道でよく見かける
「徳本上人」の名号碑に酷似していることに
気がついたのです。

そこで、よくよく眺めてみると、
なんとその横に、
これもまた独特の書体で
「徳本」と書かれてありました(写真の赤丸の中)。



そうです、徳本上人のサインが
刻まれてあったのでした。

またまた頭の中で、
点がいくつかつながりました。

前回見つけた「日限地蔵」と同じく、
遠く離れた熊野に続く道を流れる人々の思いが、
街道沿いの各所に
脈々と息づいていることを
あらためて実感させられたような感じです。

旧家の軒が日盛りの短い影を
道路に落としている中を
チリンチリンと進んで、
男里川に架かる菟砥橋のたもとのコンビニでUターン。

再び、二色浜のコンビニに到着したところで昼食にしました。

今日はこれ。



「ますのすし」はあればたいてい買います。
学生の頃、帰省のときに
特急「雷鳥」に揺られながら
北陸の景色を眺めつつ、よく食べたあの味は、
当時の思い出と重なって
特別な味のように思えるからです。

もう40年近くも前ですが・・・。

今年は度重なるオジチャリのおかげで
順調に日焼けをしました。
結局この日はトータル50キロをこぎ、
腕にはくっきりと時計の型がつき、
ベルトの穴のかたちまで日焼けをしました。



これで夏の準備はOKでしょう。

さあこい、大好きな夏。